西洋哲学史 の商品レビュー
古代ギリシアから20世紀までの西洋哲学がかなり解りやすく解説されており、かつ読み物として楽しめるそんな珍しい一冊でした。 何より注釈の付け方が素晴らしいです。章の終わりにまとめて注釈ページがあるのではなく、言葉や表現の後に括弧され、短く且つ適切で解りやすい注釈が付けられていて...
古代ギリシアから20世紀までの西洋哲学がかなり解りやすく解説されており、かつ読み物として楽しめるそんな珍しい一冊でした。 何より注釈の付け方が素晴らしいです。章の終わりにまとめて注釈ページがあるのではなく、言葉や表現の後に括弧され、短く且つ適切で解りやすい注釈が付けられていてとても理解し易かった。あとがきによると、どうやら著者ではなく翻訳者の工夫からだとの事で、哲学の本では稀な素晴らしい翻訳でした。 プロティノスやマルブランシュという未知の哲学者との出会いがありました。 もちろん翻訳を担当された先生の著書も読みたいと思います。
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原書名:Les grandes philosophies(Folscheid,Dominique, 1944-) 哲学の自己探求―古代ギリシア◆哲学とキリスト教―中世哲学◆領土拡大する理性―デカルトとデカルト以後◆理性批判の時代―十八世紀◆絶対と体系―十九世紀1◆哲学の外部―十九...
原書名:Les grandes philosophies(Folscheid,Dominique, 1944-) 哲学の自己探求―古代ギリシア◆哲学とキリスト教―中世哲学◆領土拡大する理性―デカルトとデカルト以後◆理性批判の時代―十八世紀◆絶対と体系―十九世紀1◆哲学の外部―十九世紀2◆諸学の危機と生命―十九世紀~二十世紀◆存在と現象―二十世紀 著者:ドミニク・フォルシェー(1944-) 訳者:川口茂雄(1976-)、長谷川琢哉(1975-)
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ギリシア・ローマ時代から現在まで西洋哲学の重要な哲学者を簡単に紹介する本。それぞれ哲学者が何を問題にし、どう考えたのかほとんど理解できないようになっている。すくなくとも私には。 ひとつは知識の問題。(ある程度哲学がわかっていないと読めない体裁になっている→だったら新書なんか作るな...
ギリシア・ローマ時代から現在まで西洋哲学の重要な哲学者を簡単に紹介する本。それぞれ哲学者が何を問題にし、どう考えたのかほとんど理解できないようになっている。すくなくとも私には。 ひとつは知識の問題。(ある程度哲学がわかっていないと読めない体裁になっている→だったら新書なんか作るなよ) もう一つは思想上の葛藤。(なんで存在を証明せなあかんのやあ、神の存在をどうやって証明するかかんがえなあかんのやあと思ってしまうので頭が理解しようとしてくれませんでした。
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