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ちょちょら の商品レビュー

3.8

97件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    33

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2013/02/13

留守居役という役職を初めて知りました。 主人公がなんとも心もとない人物なのでとにかく頑張れとドキドキハラハラしながら読み進めるうち、いつの間にか主人公を好きになっている感じです。 どうしても優秀な兄と比べられることが多い中で、腐ることなく兄を尊敬しなついているところが可愛いなと思...

留守居役という役職を初めて知りました。 主人公がなんとも心もとない人物なのでとにかく頑張れとドキドキハラハラしながら読み進めるうち、いつの間にか主人公を好きになっている感じです。 どうしても優秀な兄と比べられることが多い中で、腐ることなく兄を尊敬しなついているところが可愛いなと思いますが、両親すらも優秀な兄ではなく平々々凡々々な弟が生き残ってしまったことを嘆いている辺りがすごく悲しくて、しかも新之介自身もそれが仕方ないことだと納得していることがまた哀しくて、もう応援せずにいられないです。 最後は本当にほっとしました。 続編望む!

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2013/02/07

新米江戸留守居役の奮闘話。 肝心の留守居役の仕事を理解するのに前半、妙に時間が掛かってしまった。菓子が出てきてから面白くなってきたかな。間抜けそうで、実はデキる男という設定なのだろうけど、期待していた程には活かされてなかったような。シリーズ化を見込んで、小出しにするつもりなのだ...

新米江戸留守居役の奮闘話。 肝心の留守居役の仕事を理解するのに前半、妙に時間が掛かってしまった。菓子が出てきてから面白くなってきたかな。間抜けそうで、実はデキる男という設定なのだろうけど、期待していた程には活かされてなかったような。シリーズ化を見込んで、小出しにするつもりなのだろうか。でも、次を期待するほど主人公に惹き付けられなかったんだけど、、、。よっぽど脇役の岩崎の方が気になる。 「しゃばけ」はスゴく好きなんだけど、あやかしが出てこない著者の作品って、いまいち自分の好みに嵌まらないんだよね、、、。

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2012/10/24

ドラマ化した「しゃばげ」の人の本です。読んでる最中だけどすごくおもしろいから皆様にも手にとって頂けたらいいなぁ。

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2012/10/22

最初はなかなか読み進めなかったが、青戸屋が出てきた辺りから物語が動き出したようであっという間に読み切った。 続編がでたら読みたい

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2012/10/12

図書館でふらふら見ていたら読んだことのない畠中作品だったので早速借りた。 江戸時代の留守居役のお話。 優秀な兄の死によって冷飯食いだったはずの新之介は兄の跡を継いで江戸留守居役に。 いつも兄と比べて万事うまくこなせない自分が本当に同じ仕事をやっていけるのか? 前半は馴染みの無...

図書館でふらふら見ていたら読んだことのない畠中作品だったので早速借りた。 江戸時代の留守居役のお話。 優秀な兄の死によって冷飯食いだったはずの新之介は兄の跡を継いで江戸留守居役に。 いつも兄と比べて万事うまくこなせない自分が本当に同じ仕事をやっていけるのか? 前半は馴染みの無い留守居役の話などで読み進めるのに時間がかかったけれど、後半は「これからどうなる?」とワクワクしながら読んだ。 最後が続編を意識しているのか、終わり方が何となく曖昧だった。

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2012/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸留守居役って、作中にも説明されているけれど、一般的にイメージする留守居役と、そうじゃないのと、2種類あるんですね。 小藩の留守居役なんて、なるもんじゃありません。 読んだ第一印象は、「若様組とカブる」。 仲間のそれぞれを個性的にしようとしているのはわかるんだけど、そうするとグループとしての印象が別グループと同じようになってしまうのは残念。 『ワンピース』の敵役が、剣士とか力自慢とかを取り揃えた、どこか似た感じになるのと同じかな? ラストは主人公よりも岩崎の方が一枚上手で、タイトルの『ちょちょら』も岩崎の方が似合っているし、もしかしたら本当の主人公は岩崎だったのか?

Posted byブクログ

2012/08/06

図書館に予約していたのが漸くまわって来たと言うので、独り暮らしの部屋に帰ってきました(*・ω・)ノ 畠中さんらしい一冊でしたね。何よりも登場人物が。 若様組シリーズの舞台を江戸に移したような雰囲気でした。 主要メンバーの年齢層がバラバラなだけで、その設定さえ書かれていなければ...

図書館に予約していたのが漸くまわって来たと言うので、独り暮らしの部屋に帰ってきました(*・ω・)ノ 畠中さんらしい一冊でしたね。何よりも登場人物が。 若様組シリーズの舞台を江戸に移したような雰囲気でした。 主要メンバーの年齢層がバラバラなだけで、その設定さえ書かれていなければ、やり取りなどは若様組のそれです。 畠中さんの作品の肝は、美形の曲者と、裕福な協力者ですね。 時代ものでは畠中さんと宮部さんを好んで読みますが、宮部さんの作品は割合貧しさの中で生きる人々のあわれなどが書かれることが多いのに対し、畠中さんの作品では誰かしらリッチな後ろ盾がいて、話がとんとん拍子に進む気がします。 基本的にハッピーエンドでやわらかな作品を書かれますよね。 その中にコンプレックスや苦労なども書かれますが、優しさと言う救いがあります。 登場人物、専門用語や耳慣れない江戸の風習、職務などの説明を呑み込むのに若干苦労しつつ。 やはり若様組に続き、登場人物の把握が(苦笑) 若様組以上に仲間のキャラ付けを覚えるのが難しかったです。 ストーリー自体は、結構淡々としていましたね。伏線などがあまり無かったように思います。そして策を練るにも、現代人からすると、もっと効率的なやりようがあるのでは…と思ってしまうのでした。 税金と国でなんとかしろよと(笑) 終盤ひとつの仕掛け、みたいなものがありますが、そちらはすぐに真相がよめてしまいました。 五人を襲った犯人や、色々そのまま書かれなかった部分もあり、気になります。 あとは食べ物の描写をもっと細かく見たかったですね~。

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2012/07/29

しゃばけ同様、主人公はやはりコンプレックスの塊ではあるが人をひきつける魅力のあるタイプ。途中から登場人物が増えてわかり辛かった。最後はどうなかったのかな、、、

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2012/07/25

留守居役って、ぶっちゃけこれまで『悪役』の印象があったのよ。 それも小悪党。 ごめんね~ って謝っておくわ。 いろいろたいへんなんだぁ。 ■ ■ ■ ■ ■ ここんとこ、なんだか暗めなお話が多かった畠中さん。 久々に明るく読めてよかったよかった。

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2012/07/09

「江戸留守居役」だった兄が突然の自害、後に同じ役を継いだ平々凡々の弟、新之介… 「江戸留守居役」がどういう仕事かわからなかったので、この役がメインなのは面白かったが、タイトルはあまり関係ないし…装丁もだいぶイメージ違う感じ。 優秀な兄と比較しつつ(されつつ?)新之介なりに仕事をか...

「江戸留守居役」だった兄が突然の自害、後に同じ役を継いだ平々凡々の弟、新之介… 「江戸留守居役」がどういう仕事かわからなかったので、この役がメインなのは面白かったが、タイトルはあまり関係ないし…装丁もだいぶイメージ違う感じ。 優秀な兄と比較しつつ(されつつ?)新之介なりに仕事をかんばるが、岩崎殿が全部持って行くような。

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