ツレと貂々、うつの先生に会いに行く の商品レビュー

細川貂々,大野裕【著】

2011/10/09

この本を読んで、『ツレがうつになりまして』の映画も観てきました。

作者さんに共感する部分が多く、まるで自分のことのように感じてしまい、涙が止まりませんでした。

私のツレも、メンタル的に厳しい会社にいて、私もツレが精神的に参っていることに気づかず、ひどいことを言っていたので、映画の中のツレの病気が悪化したり、回復に向かう場面はとても人事ではありませんでした。

私のツレがうつにならないように気をつけます！

『鬱』の症状を知り、悪化させないための基礎知識が、この本にわかりやすく載っています。
ぜひ、読んで欲しい作品です。

2011/07/17

ツレうつのその後。
寛解から４年、改めて「うつって何だろう??」
精神科医で知られた大野裕先生に色々聞きながら、改めて「うつ病」について考える本です
うつ病の症状を訴える人々は年々増えている模様
「病気」なら「予防」って出来ないものか??

重そうなテーマですが、いつものてんさんの「ほんわかイラスト」で分かりやすく解説してくれていてスラスラ読めてしまいます

うつ病って専門家の方にもひとくくりに診断出来ないくらい多種多様の症状があるんですね
その人それぞれに症状があり、解決策はまたそれぞれ。

心の病気とされがちですが、そもそも「心」ってどこにあるの??　なりやすい性格がある訳でなく　身体全体のバランスを崩してしまう病気なんですね
大人だけでなく赤ちゃんでさえなるというのには驚きました

そもそも誰のための人生なのか
自分にとっては重大な悩み事も　他の角度から見ると結構楽しい事かもしれないよね
同じ物事でも　重く捉えてしまう人、その状況を楽しんじゃえ～って思う人　それぞれだもんね
どうせ同じ人生なら楽しく過ごした方がいいもんね

「何でも楽しめる考え方の癖」をつけるといいかもね～♪

ただ、自分にとっては軽い事でも　悩んでる人にとってはすっごく重大でものすごく傷付いてしまう事もあるので周りの対応ってのも日々学習しておかねばならないな～とも感じました。

人と同じものさしで自分をはかる必要はないと思う
自分には自分にあった生き方があって、人から見たらばかげているかもしれないけど、それはそれ。その人の人生はその人の物なのですから。

後ろ向きな考え方だって　それはそれで個性かもしれないし

「こんな人もいるよ」「こんな考え方もあるね」もっと柔軟に対応出来る人でありたいと思う。

2011/07/12

鬱って本当につらいです。当人でないとわかりません。分かっちゃいるけどできない、やれないんですよねぇ。

2011/05/25

これまでの「ツレうつ」シリーズとは少し違った感じ。
大野裕先生による解説が分かりやすいし、認知療法にもスポットがあたっていて、うつ病をどう受け入れていくべきかのヒントになりそう。
うつ病の人が身近にいる人にとってはかなりの良書だと思う。

2011/05/19

なんと、認知行動療法の大大大先生、大野先生にあの貂々さん＆ツレさんが話を聞きにいく、という企画である。これは面白かった。うつ病についての入門書としてのみならず、認知行動療法って何かめんどくさそう…なんて思う人にも敷居を下げてくれる一冊。貂々さんのマンガはほのぼのタッチで、しかし視点は客観的で冷静。当事者にも家族にも、専門職にもお役立ちなんじゃないかしらんと思った。

2011/05/14

「なぜ困った性格になるのか」に対する
回答が明確で、非常にわかりやすかった。
‘ツレうつ’シリーズの本は、患者視点で書かれているため、
読んでいて役立つ情報が多い。

2011/05/05

心の風邪ではなく、脳の疾患。
本書はとてもわかりやすくす～と読めた、大好きなシリーズだ。
無理しない、あまり頑張らないが重要ですね。

2011/04/21

「うつ」のことをかまえずにわかりやすく書いてあります。
「うつ」の周りの人に読んでもらいたい本です。