ツレと貂々、うつの先生に会いに行く の商品レビュー
うつ病を知らない人に読んでおいてほしい本。 うつ病は、原因は分からないけど、誰でもかかり得る病気だ。知っていて損はない。 貂々さんの軽妙な語りで、サーッと読めて概略がつかめる良書だと思う。 ここから先は、もう少し専門の本を読めばいい。
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無理をして頑張ってる自分が好き!というひとがうつにかかりやすいというのにちょっとどきり。産後うつ、更年期うつ、老化うつなど、だれでもかかる可能性はあるんですね。 マンガで解説してるので分かりやすかったです。
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ちょっと物足りない感じがするけど、病院に置いてある啓発用の本みたいな印象もあるけど、だから、自分で買うかと言われると「買う」とは言えないけど、一読してもいいんじゃないでしょうか。
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うつ病のしくみはよくわからない。でもどんな風に崩れていくかがなんとなくわかった気がする。 脳のバランスが崩れる→体に変調→人間(他人も自分も)とうまくやれなくなる→社会生活ができなくなる(病んでるようにみえる) というp24の図解は超分かりやすかった。 感情のコントロールができな...
うつ病のしくみはよくわからない。でもどんな風に崩れていくかがなんとなくわかった気がする。 脳のバランスが崩れる→体に変調→人間(他人も自分も)とうまくやれなくなる→社会生活ができなくなる(病んでるようにみえる) というp24の図解は超分かりやすかった。 感情のコントロールができなくなる、とかはよくわかる。 治療も、薬と休養と認知療法、というシンプルな三本柱がわかってたすかる。どうしても薬だけに頼っちゃうところがあるからねえ。 休養は大事よね。 こんなにかみくだいて、未来の見通しがわかるうつ病の本があったであろうか?いや、ない。
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どっかの下手な病院に通うよりも これを一冊読んだ方が断然役に立つ。 もっともっとこういった手に取りやすい本を通じて鬱病の理解が進むといいなあと感じた。
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ツレうつシリーズの中で、もっともわかりやすい。やっぱり精神科医の解説は、とても実になるなあと思った。 強いストレスに攻撃され続けると脳の情報処理に変化が起きて気がついたらうつ病に っていうのは、まさしく自分の場合だと思った。そうなのだ、大きな何かがあったのではなくずっと攻撃が続いたから 治療には、薬で脳のバランスをととのえ、休養して体のバランスをととのえ、認知療法で心のバランスを整えるとあります。 ちょっと疲れたら休みをとって、体のバランスを整えよう お酒は、控えたほうがいい。眠りの質が悪くなって、再発の原因となるから。 説明してもわかってもらえそうにない人にはうまく距離を撮り、わかって助けてくれそうな人には詳しく状況を説明する 鬱の時はつらいから、無意識に自分中心の考えになってしまう。 周り全体を見渡して自分の立ち位置を考えて判断することができなくなり、自分の気持ちや考えで行動するのが精いっぱいになり行動パターンや考え方が子供っぽくなってしまう。 これは、つらい・嫌いだという気持ちを抑えるにはエネルギーがいる。鬱の時は、エネルギーがへるので、自分の気持ちをコントロールできないだけだ。 今まで自分は楽しちゃいけないと思っていた 元通りになるようで、元通りの生き方はできないということ それ自体に無理があったのだから この本は、お勧めする
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「うつ病」と診断されたので、しばらく休みます…と、言った事務員に対して、会社と周りの人間は(困るっ!)と、思いながらもそれを認めざるを得なかった。 が、その病気を知らない人(私もそうだったが)にとっては、 (その症状なんて自己申告なんでしょ?なんとでも医師をごまかすことくらい出...
「うつ病」と診断されたので、しばらく休みます…と、言った事務員に対して、会社と周りの人間は(困るっ!)と、思いながらもそれを認めざるを得なかった。 が、その病気を知らない人(私もそうだったが)にとっては、 (その症状なんて自己申告なんでしょ?なんとでも医師をごまかすことくらい出来るよね。)と、本人に対して非難囂々であった事を覚えている。 しかし、てんさんの本を読んで、「うつ病」はれっきとした病気である事。 しかも、治療法も薬患者によって変えなきゃいけない、実に厄介な病である事が充分理解出来た。 心の病って、体の病同様、いやもしかしたらそれ以上に苦しいものなのかも。 精神的につらい事や苦しい事があっても、健康な人なら視界を遮る雨も、ワイパーでさっと一吹きして綺麗に戻せる。 でも、そのワイパーが壊れていたとしたら… いつまでもいつまでも心は晴れない。 車は走り続けているけれど、どの方向の向かっているのか? ここはどこなのか? 涙の様に雨は心に蓋をして、あ~、危ない! 見えないって怖い…!! やはり、休まなきゃ。 その当時は、疑ったりして悪いと思った。 車を止めて、ゆっくりワイパー修理をしてから、もう一度エンジンをかければいい。 目的地には遅かれ早かれ、どうせ着くのだから(^^♪
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今までいろいろなうつ病の本を読んできたけれども、基本的なことで書いてなかったことが書いてありました。 たとえば、うつ病患者が困った性格になるのは、「つらい・キライだという気持ちを抑えるのにはエネルギーがいる」→「うつのときはエネルギーが減るので自分の気持ちをコントロールできない」→「わがままに見えてしまう」という点など。他にも新型うつに対しても、表現方法が若い世代は違うからこそおこるだけで、辛さは変わらない、という点なども。 何気なく読んだんですが、これは身近な人にうつを理解してもらうために読んでもらうのに適していると思います。
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貂々さんとツレさん、編集者さんが 精神科医 大野先生にうつ病のことを 聞きに行くというコミックエッセイ。 うつ病になりやすい性格というのはなく 性格より うつにつながるのは その人の持っている「極端な考え方のクセ」の 方が大きいそうです。 良書だと思います!
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彼女が「ツレうつ」のコミックエッセーを出版したことで「うつ」に対する一般の理解は相当広まったのではないかと思う。 初めの2冊は早々に読んだ。 この本がシリーズ最新刊。 その間の本も読んでおきたい。
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