アライバル の商品レビュー
92歳の頃の父が、人生で恐らく一番最後に触れた本。リビングのテーブルに置いといたら、いつの間にか座り込んでじっと眺めていた。読み終えて「いい本だった。初めて見たよ。どうもありがとう」と言ったのが忘れられない。
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会話を表す吹き出しがない。 1900年代初頭の映画を見ているようセピア色。 想像力を掻き立てられる。 個人的にはおすすめ
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レトロな映画を観ているようです。セピア色の精緻な絵をマンガのコマのように重ねるだけで、物語が展開します。全く未知の世界での悪戦苦闘にハラハラ、いろんな人や生命体との交流にほっこり、ラストは希望に満ちていてよかった…。
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言葉と音を創る ってな事で、ショーン・タンの『ARRIVAL アライバル』 べじぃが読んでて、エッシャーみたいな感じもするって事で、エッシャー好きのおじさんとしては読んでみよって事で、図書館レンタル 確かにエッシャー節な所もあり、言葉は無いけど緻密な絵...
言葉と音を創る ってな事で、ショーン・タンの『ARRIVAL アライバル』 べじぃが読んでて、エッシャーみたいな感じもするって事で、エッシャー好きのおじさんとしては読んでみよって事で、図書館レンタル 確かにエッシャー節な所もあり、言葉は無いけど緻密な絵と訳の分からない物語が押し寄せてきて、自分なりの物語が進んでく。 聞こえない言葉が聞こえてきそう(聞こえない) 聴こえない音楽が聴こえてきそう(聴こえない) じゃが、脳内ではきこえるんよね 無声映画を観ているような感じかな。 ティム・バートンが監督したらオモロそうな映画になるじやろなぁ、って感じかな 2022年13冊目
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文字のない絵本。 絵の点数は非常に多く、セピア色の鉛筆画のようなタッチで丁寧に描き込まれている。 文字がないからといってさらっと読み終わるようなものではない。絵から情報や感情を丁寧に汲み取りながら読もうとすると結構時間がかかる。そしてそれだけの価値がある。 説明が一切ないので今何...
文字のない絵本。 絵の点数は非常に多く、セピア色の鉛筆画のようなタッチで丁寧に描き込まれている。 文字がないからといってさらっと読み終わるようなものではない。絵から情報や感情を丁寧に汲み取りながら読もうとすると結構時間がかかる。そしてそれだけの価値がある。 説明が一切ないので今何が起こっているのか不安に思いながら読むことになるが、主人公だって現状を把握できず、新たにたどり着いた土地で右も左もわからない状態になる。まさに主人公の不安を共有しながら読む感じがとてもよい。 最後は前向きな終わり方でよかった。 あと、みんな相棒ポケモンみたいのを連れているのがかわいい。
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一回読んだ。 けど、これは一回読んだ、だからどうって言えない。 何を言ってるのかわからないし、わからなくて当たり前だし、だからこそもう一度読もうと思う。
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これはすごい! 始めて読むショーン・タン。 文字なしの絵だけの表現ですが、絵本と言ったらいいのかマンガと言ったらいいのか…と思っていたら出版社からの内容紹介に「グラフィック・ノヴェル」とあり。なるほど。 家族と離れ、新たな土地へ移住する。 そこは、全く知らない土地。言葉も文化も...
これはすごい! 始めて読むショーン・タン。 文字なしの絵だけの表現ですが、絵本と言ったらいいのかマンガと言ったらいいのか…と思っていたら出版社からの内容紹介に「グラフィック・ノヴェル」とあり。なるほど。 家族と離れ、新たな土地へ移住する。 そこは、全く知らない土地。言葉も文化もまるで違う。 男はそこで、様々な人々と出会い、助けられながら奮闘する。 ここで出会った人々にもまた、それぞれこの新天地に来るに至った歴史があるのだ。 そして、男は妻と娘を呼び寄せる。 とても細やかな表現で、文字がなくとも、登場人物の心情がひしひしと伝わってきます。 ファンタジックでノスタルジックな世界観。
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セピア色の異世界、暗雲が忍び寄る都市から逃れる家族、人々、「シンドラーのリスト」のシーンも思いだす緊迫した場面も。移民の国の人々の記憶の世界を覗いたような絵本
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これは何でしょう? はじめて出会う感覚 オーストラリアの作者は、とても有名な方のようですが、私は全く知りませんでした。 カバーの裏から arrival 新たな土地に移民した者の成長していく過程。サイレント映画のように表現した究極の文字なし絵本! 文字のない分、絵を凝視しま...
これは何でしょう? はじめて出会う感覚 オーストラリアの作者は、とても有名な方のようですが、私は全く知りませんでした。 カバーの裏から arrival 新たな土地に移民した者の成長していく過程。サイレント映画のように表現した究極の文字なし絵本! 文字のない分、絵を凝視しました えっ、異世界?見知らぬ小動物、巨大な造形物 でもそこここにある笑顔、やすらぎ 移民の過酷さが深く描かれています 離れていた家族との再会、暮らし 重量感のある本に圧倒されました ≪ モノクロと セピアのページ 透明へ ≫
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文章が好き 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 ◯
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