「時間」の作法 の商品レビュー
自己啓発っぽいけど林さんの考えが前面に出てるからエッセイ枠で。 再読。 読んでると気分がせこせこしてくるから、林さんがおそらくそういう人なんだろう。時間を1秒たりとも無駄にしたくない、っていう。 ほぼ野菜のスープを鍋いっぱいに作って毎日それを食べる、というズボラな食生活の元とな...
自己啓発っぽいけど林さんの考えが前面に出てるからエッセイ枠で。 再読。 読んでると気分がせこせこしてくるから、林さんがおそらくそういう人なんだろう。時間を1秒たりとも無駄にしたくない、っていう。 ほぼ野菜のスープを鍋いっぱいに作って毎日それを食べる、というズボラな食生活の元となったのはこの本だった。 パスタにキャベツをもりもり入れるのも、この本を読んでおもしろそう、と感じたからだった。 そのことを思い出して、本の影響力に驚いた。 ホタテ缶やバルサミコ酢は入れてなかったけど、キャベツと塩と胡椒と油だけで美味しくなったから、良いレシピを仕入れられた。
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文学者というイメージと著者の風貌からコンピュータは無縁の,紙メモ術とかノート術とかそういった内容を勝手に想像していたが,著者は実は20年以上のパソコン使用歴があり早くからメモの電子化を実行していたというから驚きだった。 本書には昨今話題のライフハック本として読むこともできるが,...
文学者というイメージと著者の風貌からコンピュータは無縁の,紙メモ術とかノート術とかそういった内容を勝手に想像していたが,著者は実は20年以上のパソコン使用歴があり早くからメモの電子化を実行していたというから驚きだった。 本書には昨今話題のライフハック本として読むこともできるが,随所に散りばめられた時間短縮術はクラウドサービスを使うとか,ツールを使うとかいった技巧的なものではなくいたってシンプルであり,自分にはそれほど魅力的ではなかった。むしろ著者の「時間がもったいない」という視点がユニークであり面白い。例えば病気は最大の時間損失だとしている。これは著者が物書きを生業としていることから病気・入院イコール無収入となり,生活がかかっているかということもあるが,物書きでなくても大きな時間損失となることは他の職業の人についても言えることである。そして最大の時間損失をしないために,マスクを二重にするとか,飛行機は絶対乗らない,最悪のらなくてはならないときには毛布を頭からかぶって風邪の感染を防ぐとか,徹底的な対策を実行する。 「時間がもったいない」という思いが強ければ強いほど,普通我々が気づかないところにも時間の無駄を見出し,時間を節約できる。時間節約術にばかり目を向けるのではなく,原点に立ち返り何が時間の浪費につながっているか,今一度考え直したい。
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人生における時間に対する考え方をいまいちど再認識する本。 ただ、著者独自の観点が強い部分もあるとおもう。
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知的生産において、材料となるのは情報です。しかし、情報だけあればそれで十分かというとそうでもありません。それ以外に何が必要かというと、「時間」です。 情報を集める時間、考える時間、アイデアが発酵するまでの時間、実際に手を動かして何かを生み出す時間、そういったもろもろの時間がない...
知的生産において、材料となるのは情報です。しかし、情報だけあればそれで十分かというとそうでもありません。それ以外に何が必要かというと、「時間」です。 情報を集める時間、考える時間、アイデアが発酵するまでの時間、実際に手を動かして何かを生み出す時間、そういったもろもろの時間がないと作業を前に進めていくことはできません。 これは知的生産に限ったものではありませんが、共同作業・分担作業ではなく自分の頭を使って進めざるを得ない知的生産においては、「自分の時間の使い方」というのは制限要因になりえます。 本書は作家であり書誌学者でもある林望さんの「時間の使い方」を紹介した本です。内容的にはタイムマネジメントの手法ではなく、有用に時間を使うための知的生産術として読むことができそうです。
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リンボウ流の知的生産術。 いかにして「無駄な時間を省くのか」、あるいは「有用な時間を生産」するのか、が主要な視点。 A4用紙を使った「万能メモ」と、壁に何でも貼り付けていく「壁ファイル術」。 文章の書き方の心得。 読書の方法論。話し方。英会話の勉強法。「凝らない」という考...
リンボウ流の知的生産術。 いかにして「無駄な時間を省くのか」、あるいは「有用な時間を生産」するのか、が主要な視点。 A4用紙を使った「万能メモ」と、壁に何でも貼り付けていく「壁ファイル術」。 文章の書き方の心得。 読書の方法論。話し方。英会話の勉強法。「凝らない」という考え方。 時間の見える化へのアプローチと、無駄をなくす方法。 「人生」という枠組み、と健康であることの意味。 といった内容。 これを読んでいて思ったのだが、だいたいこういう達人はすぐに「法」とか「術」という名前を付ける。 印象的で、内容を即座に伝えるネーミングは、その物事の本質を掴んでいないとつけることができない。つまり、自分なりの方法論をいつも考えている人ほど、そういうネーミングは浮かんできやすいのではないか、とそんな考えが浮かんだ。 「物を書くのはプレゼンテーション」という部分は共感。ただ、その見せ方はにはいろいろあるし、絶対的に正しい方法論など存在しない。 なぜならば、何をプレゼンしているのかというと、書く人そのものの本質である。結局の所、提示する情報とその裏側にある発信者を伝えるというのが、物を書くことだ。 もちろん、自分が前に前に出てくる文章もあれば、よく目を懲らさないと見えてこない文章もある。 まあ、そんなことを考えた。
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以前から、思ったことをすぐ忘れている。思ったことすら忘れることにすら気づいていなかったこと、にやっと気づいた。思った瞬間に脳波みたいなものを使って、自動的にメモをとれる未来はいつ来るのだろうか。それほど、忘れることへの対策を立ててきた。忘れることの効能は言うまでもないのだが。 現...
以前から、思ったことをすぐ忘れている。思ったことすら忘れることにすら気づいていなかったこと、にやっと気づいた。思った瞬間に脳波みたいなものを使って、自動的にメモをとれる未来はいつ来るのだろうか。それほど、忘れることへの対策を立ててきた。忘れることの効能は言うまでもないのだが。 現代人の生活は、古代人と比べると、スピードが早く刺激が多いような気がする。それに、脳が対応していないのかもしれないなんて。 著者の時間の作法の根本は、生きている時間をどうしたいかだ。生きているにはなにか残したい、何かしら成果を残したい、残さなければならない、残すべきだ。という価値観の基においては生き急ぐように1分1秒一瞬を大切にして、無駄なく効率の良さを追求する。具体的な方法を写真を交えて解説してくれるのはありがたい。 時間は常に止まることなく、すべてにおいて同じ速度で進んでいる。体感的には、それぞれの感覚で違い、私の中でも時間は速度を変える。私たちの感覚は、そういう性質としてしか時間を捉えられないから、それぞれの時間の作法を持つことは、生きやすくするのにつながる。
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A4メモは実践してみたい。3つのキーワードをまずpcに打ち込み文章の骨格を作る。 相手が何を知りたいのかからメモを作成する=自分の書きたいことだけを書かない 洗濯乾燥は機械で。食洗機は自分で洗う。 相手の目を見て語りかけるように話す。回り道はなく、常に準備をする。
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エキセントリックな人だから、極論多い。 126ページ 茶はだらだら飲まずに1秒で飲むべし、とか 英語の勉強は海外でOJTとか あと風邪を引かないように、冬場は外出せず 買い物はネットで済ませ 外出の時も密閉されるエレベーターは使わず階段で移動 どうしても必要な時は 人のいない時...
エキセントリックな人だから、極論多い。 126ページ 茶はだらだら飲まずに1秒で飲むべし、とか 英語の勉強は海外でOJTとか あと風邪を引かないように、冬場は外出せず 買い物はネットで済ませ 外出の時も密閉されるエレベーターは使わず階段で移動 どうしても必要な時は 人のいない時間を見計らって深夜スーパーで買いものなど タバコは時間と人生の無駄、というのは同感 30、パソコンにメモ、ファイル冒頭に20131027とか日付入れるべし 61、A4の8つ折り用紙をメモ帳に などは使えそうなアイデア 自分の挫折の話なんかもアケスケに語る
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2013/5/2読了 作家の林望先生による時間活用の考え方。基本的には急いで急いで人生を突き進むという方向性だ。そのためにいかに効率よく日常生活を送るかについて考察されている。押し付けがましいハウツー物ではなく時間活用についての考え方の一つであるから受け入れ易く仕事へのモチベーシ...
2013/5/2読了 作家の林望先生による時間活用の考え方。基本的には急いで急いで人生を突き進むという方向性だ。そのためにいかに効率よく日常生活を送るかについて考察されている。押し付けがましいハウツー物ではなく時間活用についての考え方の一つであるから受け入れ易く仕事へのモチベーションも上げてくれる一冊である。
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※このレビューにはネタバレを含みます
作家であり学者でもある著者が40年以上取り組んできた時間との戦い。日々の生活、仕事、人生それぞれについて時間の作法を紹介している。 (メモ)~8章「人生という枠で時間を見る」より ・遠回りが近道になる。 ・チャンスはどんなものでも受け入れる。 ・急がば回るな。 【時間マネジメントの心構え】 「人は誰でも自分が思っている以上の事ができる。」 そうした上で、 「できる事はできる。できない事はできない。」
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