女子校育ち の商品レビュー

辛酸なめ子【著】

2011/05/29

女子校出身者で、各校のおおよそのイメージがわかる人には楽しめる本。ちなみに私の母校は努力型秀才タイプだそう。何となく納得。
これまで何度『女子校出身でしょ』と言われたことか。。

2011/05/27

家人が買ってきた本．それぞれの学校の雰囲気はよくとらえられていると思う．
けれども女子校生の実態となると，信じられないとは言わないが，なんだかなぁという話ばかり．
私も一応親なんですけど．．．

2011/05/24

「卒業したとたん、魔法は解けて全てはなかったことになりました（84頁）」が全てを表しているとおもった。

結局、彼女たちの自己表現は、「大人」たちの設定した範囲内でのことでしかないとしか読めなかった。

あと、校正が雑。
　何箇所か、括弧の後ろがなかったり、行替えがおかしい箇所があった。

2011/05/23

私は中・高・大と共学でしたが、母親が女子校育ち（高校のみ）。
だから女子校出身者には独特の雰囲気があることに気付いた頃から、それを母から感じるフシがあった。それと、もしも自分が女子校に通っていたらどうなっていたのだろうか…という興味もあったので読んでみたが、女子校ってのはこんなにディープなのかー。
ティーンエイジャーの時期に異性の視線を感じずに過ごしてきた事が、後の人生においては生き方に反映されてくる重みを感じた。そして、ティーンエイジャーの時期に異性の視線も意識して過ごした自分を顧みて、あぁ共学でよかった…（ｺﾗ）なんて事も思うのだった。

ただし女子校と言っても本書で書かれているのは主に首都圏の中高一貫校なので（しかも名門校ばかり）、一概にこれが女子校の実態とは言い切れない。それに、今現役で女子校に通っている女子は読まないほうがいい。だけど、女子校出身者に対して何らかの偏見を持っていることに気付いたら読んだ方がいいんじゃないかと。

2011/05/22

母校がたくさん出てきた！著者の女子校への愛情を感じる。女子中高(女子大とはまた違う）に通った人なら楽しめると思う。

2011/05/18

はい、女子校出身です。残念ながら出身校は系列の男子校と合併して校名も変わってしまい、今は存在しない上にお嬢様学校ではなかったのですが、ｶﾃｺﾞﾗｲｽﾞすれば「まったり系」だったと思います。自営業の家庭が多くみんなおっとりしてました。
ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝはもちろん女子同士で交換し、手を繋いで廊下を歩き、部活動もあまり上下関係は強くなく、顧問の先生が自由が丘ﾓﾝﾌﾞﾗﾝでケーキをご馳走してくれる…そんな校風でした。久しぶりに会っても10秒で10代に戻れる…竹内まりやの「Forever frends」みたい。
男性との距離のとり方や強がりなところなど、思い当たる節は数々ありました。でも楽しかったからいいじゃない？そう思います。女子校バンザイ！！！

2011/05/10

なかなか面白かった。

私も実際女子校育ちだが、地方の公立の女子校だから都心のこの女子校事情には驚きました。

色々と実によく分析してあって、うんうんと頷ける所もしばしば。

2011/05/09

オススメ度
女子校育ちの人→★５つ
その他の人→★２つ

中高一貫女子校の特色、女子校育ちの特徴、周りの環境などがすごくまとまっていて、
出身者としては強烈な『あるある！』感。

私と同じ中高出身者の人は一度読んでみたらいいと思う。
なぜ私たちがいろんな事が下手くそなのか。
その傾向と一般性がよくわかります。
残念ながら対策は書いていませんが…

しかしながらニッチなトコ狙った本だなぁ~(^^;

2011/05/07

個人的に名著。中学生受験して都内の女子校事情知ってたら絶対面白い。あるあるネタ満載。あと、アレってうちだけじゃないんだ！と。著者自身の主観的女子校と、インタビューによる客観視のバランスと、辛酸なめ子の斜めからの語り口が絶妙。

2011/05/23

女子校出身者の生きづらさがなめ子節で語られている。関東私立女子校にまつわる内緒話をされたような印象。女子校育ちにありがちなエピソードには概ねうなづけたものの、私の出身校はなんて平凡で平和な女子校だったのだろうと思った。