わたしの彼氏 の商品レビュー
面白くなかったわけではないけれど、ちょっと印象に残らなかった、かも。 もっと若いヒトが読むと違うのかしら。。。 でも近くに彼みたいなひとがいたら、私も好きになってみたいかも。
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ドタバタ痛快恋愛コメディ。 主人公の美男鮎太郎君を中央に姉3人と周りの女子たちに振り回される。少し風変わりなタッチの恋愛劇場。 自分とは正反対の彼の性格に、全員がなぜかしら惹かれていく。今でいう癒し系なのか。ただ生理的に嫌いな人はいるかも。小説の中だから許される魅力というか魔力...
ドタバタ痛快恋愛コメディ。 主人公の美男鮎太郎君を中央に姉3人と周りの女子たちに振り回される。少し風変わりなタッチの恋愛劇場。 自分とは正反対の彼の性格に、全員がなぜかしら惹かれていく。今でいう癒し系なのか。ただ生理的に嫌いな人はいるかも。小説の中だから許される魅力というか魔力。 同姓から見ても友達になってもいいが、女難に巻き込まれるのは勘弁してほしいと思う。 でも嫌いではない。登場人物はみな個性的で、特に男性たちの潔さには頭が下がる。 個人的にはテンテンの一途さに参ってしまった。 最後に、会話の中身がよく読み取れず、何回も読み返してしまった。当事者同士だから雰囲気で通じる。普段の自分たちもそんなものか。
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なんだかとりあえず主人公の鮎太朗にモヤモヤした気持ちのまま読み終わりました。笑 筋は通っているような、でもいやそれ違うだろ、みたいなツッコミもいれたくなるような。 終始、もやぁ、っとしたお話でした。 視点の入れ替わり方もこういうスタイルなのかどうかはわかりませんが、 ちょっと...
なんだかとりあえず主人公の鮎太朗にモヤモヤした気持ちのまま読み終わりました。笑 筋は通っているような、でもいやそれ違うだろ、みたいなツッコミもいれたくなるような。 終始、もやぁ、っとしたお話でした。 視点の入れ替わり方もこういうスタイルなのかどうかはわかりませんが、 ちょっとひっかかるような、でもこの小説だからこれでいいのか、とも納得してしまえるような そんな不思議な空気のお話です。 ただ、読了後の爽快感はないです。 もやぁ、っと始まって、もやぁ、っと終わる。 それがこの小説の醍醐味かもしれません。
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大学時代、家庭教師のバイトをしていたときに、教えていた中学生の男の子から「切ないって、どういう気持ちですか?」と質問されたことを思い出した。 小説は時代を表す、と改めて感じた。鮎太朗のような男の子は、バブリーな時代には主人公にはならなかっただろう。そもそも、こんなにも女の子から...
大学時代、家庭教師のバイトをしていたときに、教えていた中学生の男の子から「切ないって、どういう気持ちですか?」と質問されたことを思い出した。 小説は時代を表す、と改めて感じた。鮎太朗のような男の子は、バブリーな時代には主人公にはならなかっただろう。そもそも、こんなにも女の子からもてなかったのでは?派手さはなく、自己主張も少ないが、存在感があってみんなから好かれる鮎太朗。対照的に、鮎太朗の三人の姉を含め、登場する女性陣がみんなとてもパワフルで個性的だ。このアンバランスさがこの小説の魅力なのかな? どこがどう良かったとか、感動したとか言えないが、何となく鮎太朗が憎めず、かつ、鮎太朗に恋する女性陣が愛おしく思えるので、星4つ。
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鮎太郎みたいな男性って意外に多いかも。私の周りにもいたような… ちょっとラストが、残念な気がしました。
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なんだこれは、はじめての感覚。柔らかいのにとげとげしく病んでいる。鮎太郎に恋をしてしまうと、女の子はみんな病んでしまう。魔性の男。とっても不思議。 言い回しにすっかり魅了されてしまいました。
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1つのキャラクターにつき1つの設定で書いてる感じがやだ。 こいつはヤンデレ、こいつは貢がせる女って。 人間性が見えてこない。 描写もいい加減。 比喩がぼんやりしている。 うまい会話とかうまい表現ができちゃうからそれで成立しちゃうんだけど、 世界を切りとるのではなくいくつかの文章だ...
1つのキャラクターにつき1つの設定で書いてる感じがやだ。 こいつはヤンデレ、こいつは貢がせる女って。 人間性が見えてこない。 描写もいい加減。 比喩がぼんやりしている。 うまい会話とかうまい表現ができちゃうからそれで成立しちゃうんだけど、 世界を切りとるのではなくいくつかの文章だけでつくっちゃう感じが、 浅はかで苦手だ。
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吉田修一「横道世之介」のような雰囲気。 それにしても主人公・鮎太郎の女運の悪い事、悪い事。 三人の姉や恋人に始まる女達に、いい様に扱われ過ぎ。 とは言え、三姉妹の彼に対する愛情は何だか微笑ましい。 とことん苛めて、とことん愛す。なんだかんだで良い関係性の姉弟かも。 おにぎりの...
吉田修一「横道世之介」のような雰囲気。 それにしても主人公・鮎太郎の女運の悪い事、悪い事。 三人の姉や恋人に始まる女達に、いい様に扱われ過ぎ。 とは言え、三姉妹の彼に対する愛情は何だか微笑ましい。 とことん苛めて、とことん愛す。なんだかんだで良い関係性の姉弟かも。 おにぎりのタラコの粒を数えさせるという苦行は、地味に酷いと思ったけど。
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美味しい揚げものを少し食べ、それで満足すればいいのに、美味しいからと言ってどんどんと食べ続けると胸焼けをする。そんなちょっとクドくて、パンチが効いた恋愛。何かがズレていると、こんな恋になってしまうんでしょうねぇ。
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2011.09.15. 春頃、この本を持った女の子(たぶん大学生くらい)を電車でよく見かけました。青山さんは、いつぞやクウネルのインタビューを読んで好感を持ちました。でも、著作はあんまり肌に合わなくて、読んでなかったので。この小説は、彼氏とか恋愛というよりは、愛すべき鮎太郎とその...
2011.09.15. 春頃、この本を持った女の子(たぶん大学生くらい)を電車でよく見かけました。青山さんは、いつぞやクウネルのインタビューを読んで好感を持ちました。でも、著作はあんまり肌に合わなくて、読んでなかったので。この小説は、彼氏とか恋愛というよりは、愛すべき鮎太郎とその姉たちの物語、という感じです。
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