極北クレイマー(上) の商品レビュー
財政破綻にあえぐ地方都市の市民病院に赴任した非常勤外科医の活躍(?)のお話。 海堂ワールドでお馴染みの姫宮も派遣女医として登場。その才能の片鱗もみえてくるが、本上巻だけの出演のようだ。 (2011/4/12)
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海堂尊の『極北クレイマー』(上)を読んだ。 北海道の財政難にあえぐ都市の市民病院の問題に切り込んだ作品。 前半はかなり読みづらいけれど、「白鳥」の部下の「姫宮」が乗り込んできて からテンポアップ。 200ページちょっとなのでアッと言う間に読めちゃう。 そのまま下巻に突入。
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下巻でレビュー。上巻はそこそこ盛り上がったけど。 相変わらず登場人物の設定はユニーク。ただ、少し薄く感じた。
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海堂さんの一連のシリーズです 舞台は夕張市の破綻をモチーフにした作品 村上智彦先生もラストに登場(!) 今までの海堂シリーズのキャラも そこかしこに登場して楽しいです 村上先生とは2回ぐらい酒の席で話しを したことがありますが、その口調は決して 攻撃的ではありません 皮肉に...
海堂さんの一連のシリーズです 舞台は夕張市の破綻をモチーフにした作品 村上智彦先生もラストに登場(!) 今までの海堂シリーズのキャラも そこかしこに登場して楽しいです 村上先生とは2回ぐらい酒の席で話しを したことがありますが、その口調は決して 攻撃的ではありません 皮肉に満ちているだけです
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海堂尊作品。やっぱり読みやすい。 他作品の登場人物が出てきて楽しい。桜宮サーガが好きな人には垂涎ものではないだろうか。 ただ構図がどうも他作品と似てきてしまっている感があると思う。流されやすい主人公、保身に走る権力者、派手で口の達者なトリックスター。行われるのは権力、利権争いの...
海堂尊作品。やっぱり読みやすい。 他作品の登場人物が出てきて楽しい。桜宮サーガが好きな人には垂涎ものではないだろうか。 ただ構図がどうも他作品と似てきてしまっている感があると思う。流されやすい主人公、保身に走る権力者、派手で口の達者なトリックスター。行われるのは権力、利権争いの舌戦。中央と地方の争い。 これを味ととるか、飽きととるかは分かれるところじゃないだろうか。個人的にはちょっと飽きた。 サーガのキャラクターの動向が気になるので読んでしまう。そんな作品。
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※このレビューにはネタバレを含みます
財政破綻の危機にある北海道の極北市。 そこで赤字経営を続ける極北市民病院。 そんな病院に非常勤外科医として赴任する主人公 今中が見た地方病院の現状とは。 海堂尊氏が作り出す桜宮サーガの番外編的な位置づけの本作品。 極北市民病院の話は関連小説にも名前が登場するのは言わずもがなである。 (私が知る限りではジーンワルツの一部にて登場) 院長と事務長の対立、ずさんなカルテ管理、意欲のない看護師等、自治体から何の救済もない腐敗した地方病院を舞台として、海堂尊得意の濃い登場人物でシリアス&コミカルに仕上げている。 ロジカルモンスターの部下、姫宮がここでも活躍。 すっとぼけたキャラクターでやる気のない看護師達や食えない事務長を振り回す様子は、展開が何となく分かっていながらも面白い。 破綻寸前の地方病院、医療過誤による訴訟など、昨今目にする題材を盛り込んだ本作の今後の展開を期待しつつ、下巻に進む。
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文庫版で上下巻読了。 夕張をモデルに地方都市の財政破綻と地域医療の崩壊かメインテーマにした本作だが、他の海堂尊の作品に比べてやや消化不良な感じ。話中に出てくる事件というかイベントがいろいろあってどれもちょっとずつ過ぎるというか中途半端というかなんというか。特に最後がもう少し読みた...
文庫版で上下巻読了。 夕張をモデルに地方都市の財政破綻と地域医療の崩壊かメインテーマにした本作だが、他の海堂尊の作品に比べてやや消化不良な感じ。話中に出てくる事件というかイベントがいろいろあってどれもちょっとずつ過ぎるというか中途半端というかなんというか。特に最後がもう少し読みたい。 他の作品とリンクしているところが海堂尊のシリーズの面白いポイントだと思うし是非続編に期待。
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夕張市と産婦人科医の訴訟事件を題材にしたらしい。医者は大変だ。友人の研修医の話しを聞いているせいもあり、実際とそう離れてないみたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ジーン・ワルツ」の後に読んだので訴訟を起こされた先生への思い入れもひとしおでした。ジェネラル速見の暴れっぷりもちらりと見えたりしてにやにや。桜ノ宮サーガは北海道へ行っても健在です。
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チーム・バチスタの栄光で有名な海堂さんの作品。 数年前に出たものだが3月に晴れて単行本になった。 現代の医療問題を扱っていく・・・ しかし、なぜかそれ程ページ数がないにもかかわらず上下巻に分かれており、上巻は導入部分と行ったところ・・・ まだ下巻を読んでいないのでこれから...
チーム・バチスタの栄光で有名な海堂さんの作品。 数年前に出たものだが3月に晴れて単行本になった。 現代の医療問題を扱っていく・・・ しかし、なぜかそれ程ページ数がないにもかかわらず上下巻に分かれており、上巻は導入部分と行ったところ・・・ まだ下巻を読んでいないのでこれからに期待を込めて☆4つ
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