極北クレイマー(上) の商品レビュー
赤字続きの極北市民病院に赴任した外科医の今中。 その内部は悲惨なものだった。 ずさんな管理、内部の抗争も絶えず、ハチャメチャ。 そんな時、謎の女医 姫宮がやってきた。 2014.6.1
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これまでの田口先生が出てきたシリーズとはやや違う、地方の病院が舞台の本。今中先生のギャクにくすっと笑ってしまう。看護師や事務員のモチベーションの低さや、派閥の対立などがうまく描かれている。終盤には、姫宮氏の凄腕が披露され、単調だった市民病院に変化が訪れる。
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北海道の極北市民病院が舞台。主人公は極北大病院から派遣された非常勤医の今中。上巻ではリスクマネジメント委員会の委員長など田口先生のように医院長から様々な大役を押し付けられたり、姫宮の相手をさせられたりと大変そうだった。
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経営難な状況の極北病院に赴任してきた外科医・今中。荒んだ環境の中、あの厚労省・田口の部下 姫宮がやってくる。過去発生した妊婦死亡事故の調査委員会設立させて去っていく。さて下巻の展開は…
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今まで読んできた海堂さんの小説にたびたび出てきた極北市のお話です。 いちおう桜宮サーガシリーズのひとつなのかな? 姫宮が出てきたり、姫宮が上司(白鳥さん)の話をしたり、田口先生の名前がちょこっと出てきたりとかするとちょっと嬉しくなります。 今回の主人公今中先生はなんか田口先生と...
今まで読んできた海堂さんの小説にたびたび出てきた極北市のお話です。 いちおう桜宮サーガシリーズのひとつなのかな? 姫宮が出てきたり、姫宮が上司(白鳥さん)の話をしたり、田口先生の名前がちょこっと出てきたりとかするとちょっと嬉しくなります。 今回の主人公今中先生はなんか田口先生と通ずるものがあるというか、キャラがなんとなく似てます。 極北市民病院は、費用不足の赤字で医師不足、さらに医療事故(?)でいろいろ大変そうな感じです。 お医者さんっていうとお金持ちっていうイメージがあるけど、やっぱり地域とかにもよるんですね。 上巻の時点でもおもしろかったけど、まだまだ導入部っていう感じだったので、下巻に期待です。 あと、装丁がかわいくてお気に入りです!
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問題山積みな極北市民病院。非常勤として赴任した今中は病院、職員のありさまに愕然。後半、派遣でやってきた姫宮のペースに巻き込まれ院内が少し変化してきて活気付く感じ。院内改善を決意する今中どうなる下巻。今回の姫宮にはイライラしなくて良かった(笑)
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元ネタは産婦人科医の逮捕事件と夕張市の破綻とか あ、あと厚生労働省の天下り団体の事もかな 主人公の今中先生は田口先生と同様に厄介ごとを押し付けられやすい性質なのでしょうな(笑)
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相変わらず読みやすく一気読みする勢いです。姫宮の登場から退場まで短くイマイチ今回は地味に・・・すぐ下巻に読み進みます。
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タイトルを極北"クライマー"と勘違いしていましたが、正しくは極北クレイマーなのですね。舞台は桜宮市から一気に北上し、極北市民病院。現代の地域医療行政の問題点を具現化したかのような地方病院に赴任することになった今中外科医を待ち受けるのは、堕落した病気スタッフ。そ...
タイトルを極北"クライマー"と勘違いしていましたが、正しくは極北クレイマーなのですね。舞台は桜宮市から一気に北上し、極北市民病院。現代の地域医療行政の問題点を具現化したかのような地方病院に赴任することになった今中外科医を待ち受けるのは、堕落した病気スタッフ。そこへ颯爽と現れた姫宮医師の無双っぷりは気持ち良すぎて流石の一言。姫宮ブリザード恐るべし。この後、万を時して真打ち白鳥の登場はあるのか。楽しみにしながら、下巻へ。
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