ストーリーで体験を語れば人の心を動かせる の商品レビュー
「あなたは人前で喋るのが、本当に上手いですよね〜」 なんとなく便利でもあるこの一言でプレゼン能力の 有無を片付けてしまうのは非常に簡単です。 ですが、実際のところ、プレゼンが上手い人と いうのは、周到な準備を怠っていません。 この本を読むと実に納得がいくと思いますよ。 「...
「あなたは人前で喋るのが、本当に上手いですよね〜」 なんとなく便利でもあるこの一言でプレゼン能力の 有無を片付けてしまうのは非常に簡単です。 ですが、実際のところ、プレゼンが上手い人と いうのは、周到な準備を怠っていません。 この本を読むと実に納得がいくと思いますよ。 「頭では理解できても、感情が揺さぶられなければ、 心から納得はしません」 本書ではこの概念に基づき、相手の心をぐっと 掴む為には、ストーリーの力をうまく使いなさいと 主張しています。 で、それは生まれ持ったセンスとかではなく、手法と して身につければ誰でも実践できることである。 そのことをしっかりと教えてくれます。 例えば、本書内では「ジョイニング」と言われる 概念について詳細に紹介しています。 結局のところ、話が相手に響かない人って、 相手の立場に沿って喋っているのではなく、 自分が気持ちよ〜く喋っている。 プレゼンの構成が相手ありきになっていない。 ま、いわば、自己満足なんですよね。 その点が理論立って、よくわかります。 「よい事例を台無しにするディスカウント・ トークに気をつけよう」 は、面白いです。 「実際、こういう人、多いよなぁ・・・」 と、思いながら読みました。 本書全体を通じて思うところは、結局のところ、 プレゼンというものは、その人の人格が悲しい くらい浮き彫りになるってことですかね。 取り繕うことはできない、ってことです。 「最近、俺の話、つまらなくなってきてるかも。。」 と思っている方にお勧めですね。 普段の物事に対する捉え方一つから、 いろいろと思い返すところ、見えてきますよ。
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自分の体験をメモするノートが新鮮だった。相手の視点から物事を考察すること。言葉遣い。などひとりよがりの文面ではないか、話し言葉ではないか、再認識するには良い本。
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