生徒会の水際 の商品レビュー
スピンオフのスピンオフと鍵の努力と知弦さん萌え
さすがに苦しいネーミングになってきた外伝の第4弾。2編ある書き下ろし短編の1つが本編に関わる内容を大いに含んだ鍵の過去編として特筆されよう。1人で努力し続けた果てに訪れる限界を打破する展開に図らずも胸がアツくなる。 【フィギュア化する生徒会】 初出:ドラゴンマガジン2010...
さすがに苦しいネーミングになってきた外伝の第4弾。2編ある書き下ろし短編の1つが本編に関わる内容を大いに含んだ鍵の過去編として特筆されよう。1人で努力し続けた果てに訪れる限界を打破する展開に図らずも胸がアツくなる。 【フィギュア化する生徒会】 初出:ドラゴンマガジン2010年1月号 外伝の出だしとしては、まぁ、いつもの内容。会長フィギュア製作が議題なので当人の暴走が著しいものの、そのキレは少し鈍い気もする。しかもオチが結構投げやりというか投げっ放しというか。 【一年C組の現状】【秋峰家の事情】【僕らの私情】 全て初出:ドラゴンマガジン2010年7月号付録 全3話の中編。真冬ちゃんのクラスメイトの話なので、スピンオフのさらにスピンオフという位置づけか。ギャルゲ的もしくはラノベ的にあまりにも恵まれた環境に反して想いが成就しない少年の悲哀(?)が滲み出ているが、まぁ、要するにニブチンという微笑ましさである。ちょっぴり切ない設定を盛り込んだり、他のクラスメイト達がこぞって偏執ハイテンションだったりするところは本シリーズらしいが、本編からの距離があり過ぎるせいか読み手のノリはイマイチになるかも。しかし、3話目で俄然面白くなるし、期待通りの結末なので最終的には悪くない印象となろう。 【すぎさきメモリアル】 書き下ろし 生徒会に優良枠で入るまでの経緯を綴った鍵の過去編。いわゆるどん底からの奇跡的な成功物語ではあるのだが、強力なライバルとして登場する無愛想毒舌眼鏡っ娘同級生の存在が際立っている。『覚悟が足りない』と念願成就の険しさを示しつつ、1人で全てを背負うことの限界と、努力とは時に周りの協力を支えに成り立つことも同時に描かれている。 【盗聴知弦四変化】 書き下ろし 知弦さんが何故にコスプレ四変化祭と化しているのか?そして盗聴とは?等がこの話の肝になるのだが、これら全てが読み手を凄まじく悶えさせる理由によるものである。これは堪らんという知弦さんの心の声が聞こえてくる。本シリーズならではの(知弦さんの)言動の下世話さと想いの純情さが描かれた好エピソードと断言したい。
DSK
最初の議題…これはさすがにやられたら 放置して帰宅するにふさわしい状態です。 双子の片割れの、恐ろしいストーカークラスメイト達。 そしてびっくりな関係のクラスの2人。 そしてある意味リアル育成ゲーム状態の主人公! アルバイトで同級生のお嬢さんは ツンデレなのでしょうか、ツンだけ...
最初の議題…これはさすがにやられたら 放置して帰宅するにふさわしい状態です。 双子の片割れの、恐ろしいストーカークラスメイト達。 そしてびっくりな関係のクラスの2人。 そしてある意味リアル育成ゲーム状態の主人公! アルバイトで同級生のお嬢さんは ツンデレなのでしょうか、ツンだけでしょうか? という、謎が大量発生してしまっている状態です。 最後の話を読んで、ようやく表紙やら カラー絵の意味が分かりました。 が、ある意味着ていたものおんりー? 他の意外性も欲しいです。
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今回は新キャラクターが多数登場し、オリジナル・メンバーはあまり目立っていないような気がします。 第1話は、『ドラゴンマガジン』の付録フィギュアについての生徒会の戦略会議を描いています。 第2話は、真冬ちゃんの所属する1年C組の様子を描く。秋峰葉露(あきみね・はろ)と国立凛々(...
今回は新キャラクターが多数登場し、オリジナル・メンバーはあまり目立っていないような気がします。 第1話は、『ドラゴンマガジン』の付録フィギュアについての生徒会の戦略会議を描いています。 第2話は、真冬ちゃんの所属する1年C組の様子を描く。秋峰葉露(あきみね・はろ)と国立凛々(くにたち・りり)の従姉弟、巽千歳(たつみ・ちとせ)などの新キャラクターが登場します。 第3話は、1年生の時の杉崎のパラメータ変動を追いかける物語。林檎と飛鳥の間で苦しんだ事件の後、当時生徒会副会長だったアカちゃんとの出会いをきっかけにギャルゲーにめざめ、さらに学年トップの成績をめざす軌跡を描きます。こちらは、新キャラクター水無瀬流南(みなせ・るな)が登場します。また、巡が杉崎に心を奪われた事件についても明らかにされています。 第4話は、杉崎と二人きりの生徒会を前に、知弦さんが自分のキャラを見失ってしまう話です。
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漫才の台本みたいで笑えます。そんな中にも心温まる話などもあっておもしろいです。絵は萌えですがほのぼのとしたおススメシリーズ。メインストーリーでは名前しか出てきていない人物やクラスにも焦点があたる番外編集です。
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タイトル*生徒会の水際 碧陽学園生徒会黙示録4 作者*葵せきな 出版社*ファンタジア文庫 早押し問題です。 Qこの本のタイトルは? 正式名称で。 《ピンポンッ》「生徒会の水際 碧陽学園生徒会黙示録4」正解! 私立碧陽学園生徒会__そこは、美少女四人が集う楽園だが、世界はここだ...
タイトル*生徒会の水際 碧陽学園生徒会黙示録4 作者*葵せきな 出版社*ファンタジア文庫 早押し問題です。 Qこの本のタイトルは? 正式名称で。 《ピンポンッ》「生徒会の水際 碧陽学園生徒会黙示録4」正解! 私立碧陽学園生徒会__そこは、美少女四人が集う楽園だが、世界はここだけではなかった! 今まで出てこなかったけど、個性的な面々が揃う椎名真冬の1年C組。そして生徒会メンバー唯一の男性である杉崎鍵が、楽園のチケット「優良枠」を手にする前の1年F組。ここにきてまさかの新ヒロインも登場だが、きっと許されるはず。 Qなぜですか? 《ピンポンッ》なぜならこの本は「黙示録」だから! でもでも、表紙の知弦さん巫女服の話もちゃんとあるんだよッ。
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短編集というか、番外編というかの4巻目。 真冬のクラスメイトが遂にベールを脱ぐ・・・真冬本人をはるかに超える残念さだった!w 「すぎさきメモリアル」では杉崎が優良枠を手に入れる過程が明らかに。 ライバルとして登場した水無瀬さんが個人的には好みだったので、本編でも是非出してあげ...
短編集というか、番外編というかの4巻目。 真冬のクラスメイトが遂にベールを脱ぐ・・・真冬本人をはるかに超える残念さだった!w 「すぎさきメモリアル」では杉崎が優良枠を手に入れる過程が明らかに。 ライバルとして登場した水無瀬さんが個人的には好みだったので、本編でも是非出してあげてください。でも次回で本編は終わりだからもう出る余地ないかも・・・ あとはデレた知弦さんとかフィギュア化の話も面白い。 てか前々から気になってたけど、本編より短編にある数少ない生徒会内の話が一番面白いし、掛け合いもすごいってどういうことなの・・・
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みました. 議事録が本編だとするならば黙示録は外伝という扱いだよね. まぁ,そんなわけで今回の水際では真冬のクラスメイトたちが登場したり 杉崎に憧れてる後輩に焦点が当たったり 中目黒君が女の子と一緒にお出かけしたり 杉崎と生徒会役員じゃない女の子との話があったり まぁ,そういう感じでしたよ. まさかの新ヒロイン登場だけど黙示録側だから良いと そういうことで. なんつーか,面白いんだけど そろそろ中だるみと言うかなんというか. ぐぬぅ. なんていうか,惰性で読んでる感じがしないでもない. いや,面白いんだよ? 面白いんだけど,なんていうか, 読み始めの頃の新鮮さが無いと言うか…. うぅむ.
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初めて生徒会シリーズを買いました 短編でとっても面白かったです 最初のフィギュア騒動に始まり、真冬のクラスの下り。 そしてなんといっても杉崎メモリアルは最高でした あのクラス最高です
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以前、某人気漫画で言っていた。 「普段の日常を楽しく書けたら、それが最高の漫画だ」と。 思うに、このシリーズはそれに近いのではないかと思う。 この本はしばらく積読状態だったが、読み始めるとあっという間であった。 次回作も楽しみだ。
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C0193 すぎさきメモリアル、おそらく「ときめきメモリアル」のつもりなのでしょう。もうちょっと、原作をパロって欲しかったところです。黙示録では、もっと本編以外のキャラにスポットを当てて欲しいものです。
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