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グアテマラの弟 の商品レビュー

4.2

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    54

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    20

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2022/07/14

「わたしのマトカ」よりこっちの方が好きです。よりプライベートな面が垣間見えた気がします。それにしても弟もなかなか吹っ飛んだ人物ですね。グアマテラってこの本読むまで情勢や文化について全く知りませんでした。

Posted byブクログ

2022/06/20

高学歴(大学院まで出た)の弟が世界一周旅行に出掛けたきり日本に帰って来ない! どうやらグアテマラって国にいるらしい。 既に妻子持ち!? もう出だしから面白すぎて、あっという間に読み終えてしまった。その間は終始、ラテン音楽の軽快なメロディーが流れているようだった。 確かに衛生面は...

高学歴(大学院まで出た)の弟が世界一周旅行に出掛けたきり日本に帰って来ない! どうやらグアテマラって国にいるらしい。 既に妻子持ち!? もう出だしから面白すぎて、あっという間に読み終えてしまった。その間は終始、ラテン音楽の軽快なメロディーが流れているようだった。 確かに衛生面は微妙で、治安も微妙だけれども、笑顔の絶えないコミュニティに飛び込み、目一杯楽しむ筆者の姿が伝わってきた。異文化に敬意を払うことって、まさに筆者のような行動なんだろなあ。 そして読後のコーヒーがとても美味しく感じた。

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2022/05/29

面白かった! ただ、 ・片桐さんのファン ・アンティグア経験者 どちらかに該当しない限りキビシイのでは?と思って読んでいた。(大きなお世話でしょうが)

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2022/05/21

女優の片桐はいりさんがグアテマラに住む実弟との出来事を書いたエッセイ。 10年以上前の本なのに全く古さを感じさせない。 メキシコもいいけどグアテマラにも行きたくなった、そんな1冊。 コーヒーに砂糖をたっぷり入れる義妹が、それに顔をしかめるはいりさんに「人生はあまりにも苦いから...

女優の片桐はいりさんがグアテマラに住む実弟との出来事を書いたエッセイ。 10年以上前の本なのに全く古さを感じさせない。 メキシコもいいけどグアテマラにも行きたくなった、そんな1冊。 コーヒーに砂糖をたっぷり入れる義妹が、それに顔をしかめるはいりさんに「人生はあまりにも苦いから、せめてコーヒーだけは甘くするのよ」と一言。確かになぁ。

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2022/05/08

片桐はいりさんがこれほどまでの文筆家とは知らず、正直仰け反った。余りにも読ませる力があるのでフェルナンド小とのやりとりや、グアテマラに別れを告げる場面、亡き父親の思い出等思わず熱い涙がこぼれるほどだった。『そのたばこ、あたしのと交換しない?』酒とタバコを酌み交わす海外ナンパ術を披...

片桐はいりさんがこれほどまでの文筆家とは知らず、正直仰け反った。余りにも読ませる力があるのでフェルナンド小とのやりとりや、グアテマラに別れを告げる場面、亡き父親の思い出等思わず熱い涙がこぼれるほどだった。『そのたばこ、あたしのと交換しない?』酒とタバコを酌み交わす海外ナンパ術を披露するあたり、かなり外交的で肉食系でカッコイイ女。勝手に『かもめ食堂』の役柄のイメージのままで読み出したので良い意味で覆された。御本人の知的でアツくカッコイイ内面に触れつつ、グアテマラ旅行が出来る本。スゴい。

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2022/04/21

グアテマラについて知ろう と、私は今まで思わなかった やはりコーヒーの生産地のイメージが大きくて、 それ以上もそれ以下もなく、 大きな興味は抱いてもいなかったー でも、はいりさんが書くグアテマラは 色彩豊かで 人の温かみも感じて 家族のにぎやかさ、近所の人とのやりとり、市場...

グアテマラについて知ろう と、私は今まで思わなかった やはりコーヒーの生産地のイメージが大きくて、 それ以上もそれ以下もなく、 大きな興味は抱いてもいなかったー でも、はいりさんが書くグアテマラは 色彩豊かで 人の温かみも感じて 家族のにぎやかさ、近所の人とのやりとり、市場のいい意味でごちゃごちゃした感じ、民族衣装の鮮やかさ、火山や温泉地について、などなど グアテマラがどんどん私の中で立体的になっていった はいりさんのすごいと思うところは、 主観で体験談を書いていると思いきや 俯瞰して周りの人の様子まで捉えていること これは俳優のスキルなのかーー ますます魅力的な人だ

Posted byブクログ

2022/02/22

片桐はいりさんの飾らない人柄が文章ににじみ出ていて素敵だった。 時々の毒舌調もクスッと笑えるさじ加減なのだけど、一歩間違えたら劇薬だよなぁ…と思うとまた笑えてくる。 グアテマラといえばコーヒーのイメージだったが「すばらしくまずい」らしいので、どんなものか飲みたくなった。

Posted byブクログ

2022/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

けっこう前に読み終わっていたのだけど感想書き忘れていた。 やっぱり片桐はいりさんの本はすごく記憶に残る。流れないトイレの話、到着したとたんにガラスを割った話、どれも心にチクチクするけど何故だか微笑ましい。

Posted byブクログ

2021/12/17

片桐はいりさんがグアテマラに暮らす弟を訪ねて、現地へ向かい そこでの約半月の暮らしや文化などを描いた一冊。 片桐はいりさんのこの旅やエッセイシリーズは本当に面白い。 飾り気がなくて、変にカッコつけてない。 なのに温かくて、温泉に入っているような心地よさがある。 私は日本人とし...

片桐はいりさんがグアテマラに暮らす弟を訪ねて、現地へ向かい そこでの約半月の暮らしや文化などを描いた一冊。 片桐はいりさんのこの旅やエッセイシリーズは本当に面白い。 飾り気がなくて、変にカッコつけてない。 なのに温かくて、温泉に入っているような心地よさがある。 私は日本人として日本にずっと暮らし、自分でわかっていつつもどっぷりこの日本文化に浸りきっている。 世界は広く、周りに無理に合わせない。 自分の知らない世界を見せてくれるこの本にほっこりし、心癒されるのだ。

Posted byブクログ

2021/12/09

家族の話、という紹介に惹かれたけれど、8割グアテマラの話だった笑 それは変なところに期待しちゃった私が悪い。 前作に続き片桐さんの文才は、さすが。 面白かった。

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