世にも奇妙なマラソン大会 の商品レビュー
ウルトラマラソンを完走した会社の先輩が「今度は砂漠でも走るかな」と言っていたのを思い出し、目を引いた、彼も本好きだが読んだことあるかな?読んでみようと手に取る。 フルマラソンの経験もない筆者が、深夜ノリでサハラ砂漠マラソンを申込んで、走る話。その他短い話もいくつか。 楽しく読んだ...
ウルトラマラソンを完走した会社の先輩が「今度は砂漠でも走るかな」と言っていたのを思い出し、目を引いた、彼も本好きだが読んだことあるかな?読んでみようと手に取る。 フルマラソンの経験もない筆者が、深夜ノリでサハラ砂漠マラソンを申込んで、走る話。その他短い話もいくつか。 楽しく読んだ。私も旅人として彼の経験をうらやましくも思い、本を読むことで経験を共有してもらえ嬉しい。 他にも本著者の本を読んでみたいとググる。「ソマリランド」の人かこれは読んで面白かった覚えがある。また「納豆」の話もどこかで見たな。(雑誌の紹介文かな?)また他の本も読みたいと思う。 読んだ本の感想を毎回残していて、ふと最近始めたチャットGPTにこの本の感想文を作るようにお願いした。それらしき文が出てくるが、「サスペンスマラソン」の感想文になっていて、この本の読んでないな感丸出しの文章が出てきて笑った。著者名も入れて実行したらまた違った結果になったかな?
Posted by
コロナ禍で海外旅行に行けない中で本書を手に取り、海外に行ったときのような高揚感を味わうことができた。中東やイスラム圏に行ったときのような混沌感や独特の雰囲気を思い出すことができた。
Posted by
Posted by
旅行記にもいろいろあるが、西サハラというモロッコとの長年の係争状態にある地域で開催される、珍しいマラソン大会に出場した、確かにかなり奇妙なドキュメンタリー。フルマラソンなど経験したこともない著者が、いきなり挑戦したというのがかなり驚き。体力的にも実はかなり強いものをもともと持って...
旅行記にもいろいろあるが、西サハラというモロッコとの長年の係争状態にある地域で開催される、珍しいマラソン大会に出場した、確かにかなり奇妙なドキュメンタリー。フルマラソンなど経験したこともない著者が、いきなり挑戦したというのがかなり驚き。体力的にも実はかなり強いものをもともと持っている人ではないか、と思うが、それ以上に、ほかにも世界のいろいろな国や場所に出かけていって、様々な体験をしてきている行動力から、メンタル面でもきっと強いんだろうなと思う。タイトルになっているマラソンのドキュメント以外に、何篇かの話が掲載されている。最後の方に、いろいろな短い奇譚集が集められているが、ものすごく怖がりなので、2つ、3つ読んでしまって後悔。残りは読み飛ばした。怖い話は苦手なんです。
Posted by
作者は、元早大探検部で、世界のあちこちを旅しては小説を書くノンフィクション作家です。 マラソン素人にもかかわらず、サハラ砂漠で開催されたマラソン大会に参加する「世にも奇妙なマラソン大会」、不思議なおじさんとブルガリアで一夜を共にする「ブルガリアの岩と薔薇」、ブラックリストに載っ...
作者は、元早大探検部で、世界のあちこちを旅しては小説を書くノンフィクション作家です。 マラソン素人にもかかわらず、サハラ砂漠で開催されたマラソン大会に参加する「世にも奇妙なマラソン大会」、不思議なおじさんとブルガリアで一夜を共にする「ブルガリアの岩と薔薇」、ブラックリストに載ったインドへの入国を目指し、名前を変更するための奮闘を描いた「名前変更物語」、アジアアフリカの奇譚集の4編の短編集。 タイトルにもなっている世にも奇妙なマラソン大会ももちろん面白いですが、「名前変更物語」がオススメです。 何と言っても出だしが、 ”妻に土下座をしたのは四月一日の晩だった。「俺と離婚してくれないか」と言ったのである。” である。もう、これだけで面白くないですか。抱腹絶倒の連続なんですが、あまりこれまで考えてこなかった名前について考えさせられました。漢字、ふりがな、ローマ字と役所や銀行などで扱いが違っていることがわかってためになりました。(名前を変える人はほとんどいないと思いますので役には立ちませんけどね) 全編そうなんですが、面白そうな話に全力で体当たりで体験して、それを面白おかしく文章にしていて楽しいです。
Posted by
表題以外にも、いくつか短編あり。 相変わらず行き当たりばったり、めちゃくちゃだがおもしろい。 「名前変更」の話は、「そこまでやるか!」というかんじ。他人事だから面白いが・・・。著者もすごいがそこにつきあう身内(奥さん)が本当は一番すごい人かもしれない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
他の高野さんの著作と比べると少し見劣り。 タイトルになっているマラソン大会の話よりも、パスポート改名の話とか、バイセクシャルのおっさんの話とか、インドのペルシャ人の話とか、短編エッセイの方が面白かった。
Posted by
早稲田大学探検部出身のノンフィクション作家の高野秀行氏の作品を読了。探検部などというわけ分からない部活にはいっただけあって、生き方が大胆だ。大胆なゆえはあまり深く考えず面白そうと思い立ったらすぐ行動に移してしまう、よく言えば行動力悪く言えば無計画なひとなので、それゆえにいろいろ面...
早稲田大学探検部出身のノンフィクション作家の高野秀行氏の作品を読了。探検部などというわけ分からない部活にはいっただけあって、生き方が大胆だ。大胆なゆえはあまり深く考えず面白そうと思い立ったらすぐ行動に移してしまう、よく言えば行動力悪く言えば無計画なひとなので、それゆえにいろいろ面白いシチュエーションにぶつかってします。本書はそんあ数々の成功であり長良も後で後悔も少ししているできごとの回顧録だ。こんな生活大変だろうが憧れます。小説は読みたくないが時間つぶしに無事を読みたいときにはおすすめです。
Posted by
深夜のハイテンションでサハラマラソンの申し込みをしてしまった作者の体験談。勢いで走り出したら間違ってそうでも止めれなくなってむしろ楽しくなってくる感じがとてもよく理解できて、旅する人共通の気質だと思う。トラブルがあった方が面白いと考えてしまうんだよね… サハラマラソン以外の話も楽...
深夜のハイテンションでサハラマラソンの申し込みをしてしまった作者の体験談。勢いで走り出したら間違ってそうでも止めれなくなってむしろ楽しくなってくる感じがとてもよく理解できて、旅する人共通の気質だと思う。トラブルがあった方が面白いと考えてしまうんだよね… サハラマラソン以外の話も楽しく、世界を旅するのが好きな人にオススメ。
Posted by
タカノさんの冒険譚は、いつも楽しい。 興味本位で砂漠のマラソン大会に参加する事になったり、東欧で薔薇の香りのオヤジに言い寄られ怯えながら家に泊めてもらったり。 すごいことやってるのに脱力系。
Posted by