BOP 超巨大市場をどう攻略するか の商品レビュー
BOP層へのビジネスをガンガン推進する書籍。BOPを一括りにしてはいけない。冷蔵庫がなくても、バイクや携帯電話を持っている家庭も多いなど、先進国基準であれがないこれがないと決めつけてはいけないと改めて感じた。消費者と企業、国際機関やNGO、支援を受ける人々すべてがWIN-WIN関...
BOP層へのビジネスをガンガン推進する書籍。BOPを一括りにしてはいけない。冷蔵庫がなくても、バイクや携帯電話を持っている家庭も多いなど、先進国基準であれがないこれがないと決めつけてはいけないと改めて感じた。消費者と企業、国際機関やNGO、支援を受ける人々すべてがWIN-WIN関係でないといけない。今後のソーシャルビジネスに期待したい!
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農村部の人たちはおなかがすいたら、なっているものをたべる。で、携帯ももっているので、SNSとかする。バイクなんかも買う。携帯電話は3000円で買う。でも年収は30万程。月々800円。冷蔵庫よりも先にTVを買う。娯楽も。村みんなで娯楽。音響機器を買う。インドには40万村ある。インドネシアは1万以上の島々。シュナイダーエレクトリックはバッテリーのレンタル配達実行
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BOPはBase of the Pyramidで、世帯年収3000ドル以下の貧困層の事。貧困層とは言っても全世界で40億人を数え、バイク、携帯、家電を購買力も持ち合わせる、日本企業も今後マーケットとして取り組むべき階層ではあります。 BOP対応への工夫としては、シャンプー等の小袋への小分けの工夫などが有名ですが、それだけでなく、ケニアサファリコムのモバイルバンキングM-PESAのような、発展途上国に適した仕組みも紹介。 その他、1L to 10LやTable for twoのようなソーシャルビジネス、グラミン銀行をはじめとしたマイクロファイナンスの活用等も。
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久々にうわぁ!っていう刺激を受けた一冊でした。わかりやすくて、おもしろい。 一般的なビジネス理論がほとんど役に立たないBOP市場。ポテンシャルは40億人、その中で国ごと、地域ごと、世帯収入ごとに大きく異なる様相… それでも共通しているのは、最貧層の10億人を除いて、一般消費財から...
久々にうわぁ!っていう刺激を受けた一冊でした。わかりやすくて、おもしろい。 一般的なビジネス理論がほとんど役に立たないBOP市場。ポテンシャルは40億人、その中で国ごと、地域ごと、世帯収入ごとに大きく異なる様相… それでも共通しているのは、最貧層の10億人を除いて、一般消費財から電化製品という幅広いレンジで、購買意欲を十分に持っているということ。 前半はセグメント毎の市場分析、後半は開拓に求められるプロセスとスキルがまとまっていて、自分がこれから習得しておきたい力のイメージが明確になりました。
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BOPとは、Bottle Of Pyramidの略で、世界の中で所得が最下層である人達のことを言う。 本書では、海外マーケティングで遅れを取っている日本の大企業が、彼ら海外の低所得層に向けてビジネスを展開することができるのか、についての調査と考察が具体的に書かれている。 まず...
BOPとは、Bottle Of Pyramidの略で、世界の中で所得が最下層である人達のことを言う。 本書では、海外マーケティングで遅れを取っている日本の大企業が、彼ら海外の低所得層に向けてビジネスを展開することができるのか、についての調査と考察が具体的に書かれている。 まず第1章では、川で洗濯をするような層だってテレビや携帯電話を持ちうるという、日本の常識を打ち破ることを提示し、BOPへのビジネスは可能であることを示す。 第2章では、BOPの定義と、その細かい分類、そしてインドでの実際のBOP世帯への実地調査の結果が書かれている。 第3章では、ボーダフォンを始めとした世界の企業がBOPビジネスで成功している例を示している。 第4章と第5章では、実際にBOPビジネスを始めるにあたっての具体的な戦略論が書かれている。ここは企業の実務担当者および経営層にとってためになる章じゃないだろうか。 読んでの感想としては、「日本企業だって、海外で成功することはまだ可能だろう」というポジティブなものだった。日本企業についてネガティブなことも少なからず書かれているにも関わらず、だ(もちろんポジティブなことも書いてある)。 BOPビジネスで成功するには、要は現地のマーケットをしっかり知って、それに合わせた商品やサービスを提供しましようという、ビジネスにおいての原則原理でしかない。日本企業の製品は日本でしか売れないことで「ガラパゴス化」していると言われているが、要は各国のBOP層に対しても「ガラパゴス化」させていけばいいのである。今は日本や欧米で成功しているモデルしか成功体験がないけれども、新興国のマーケットをしっかり調査していけば、日本企業はアレンジする能力には長けていると思うので、十分に成功する可能性を秘めていると思う。 世界のマーケットの可能性と、日本企業の可能性について教えてくれる良書だった。
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BOP(Base Of Pieamid)超巨大市場をどう攻略するか 社会経済においてはBRICS(Brazil,Rosia,India,China)に加えて、 MINTS(Mexico,Indonesia,nigeria,Türkiye,Saudi Arabia) に注目が集まっているが、その他の国もBOP層についても韓国企業を初めとした企業が進出を始めている。 この本は、BOP層の人たちの暮らしを現地調査した野村総合研究所の方が書かれた本である。 1.最後の競争市場を逃すな - 1.BOPは人道支援の対象か - 2.BOP その真の姿 - 3.先進国とは全く異なる発展プロセスを辿る 2.企業はBOPをどのようにとらえるべきか - 1.BOPには様々な顔がある - 2.事業戦略のためのBOPセグメンテーション - 3.世界の縮図 インドBOP層の消費実態 - 4.仮説思考からの脱却 3.BOPへと動き始めている海外グローバル企業 - 1.ボーダフォン - 2.シャクティレディ - 3.シュナイダーエレクトリック - 4.テレノール - 5.プライシング - 6.出遅れた日本企業 4.どのように事業戦略をたてるか - 1.事業戦略を策定する従来の手法 - 2.従来手法の限界点 - 3.限界点を突破するBOP事業検討プロセス - 4.事業検討プロセス① - 5.事業検討プロセス② - 6.事業検討プロセス③ - 7.事業検討プロセス④ - 8.事業検討プロセス⑤ 5.BOPビジネスの実行とマネジメント - 1.BOP開拓をミッションとする専門部隊の設置 - 2.オペレーションを可能な限り現地スタッフに権限移譲 - 3.「企業存続投資」という判断軸の投入 6.BOPビジネスが日本の未来を変える - 1.ソーシャルビジネスをドライバーとする成長企業 - 2.「JAPAN」ブランドを活かせ BOPは以下の5つのセグメントに分けることができる。 1. 年収1000 - 2000ドル未満の世帯 2. 年収2000 - 4000ドル未満の世帯 @ 都会 3. 年収2000 - 40000ドル未満の世帯 @ 農村 4. 年収4000 - 10000ドル未満の世帯 @ 都会 5. 年収4000 - 10000ドル未満の世帯 @ 農村 消耗品である食料、水などについては高価なモノは買わないが、 携帯電話、PC、バイク等の豊かな日常への投資は行われるようだ。 この本で学んだことを基に、 海外(特にアフリカ大陸)から学ぶ機会を増やすための行動をしたい。 (例えばアフリカ、BOP関係のニュースに敏感になってみる等)
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最近よく耳にするBOPに関してまとめられた本。取材写真がリアルで印象深い。「きれいな飲み水に困っていても、彼らが先に欲しいのは、間違いなく携帯電話。」なるほど~。
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BOPとはなんぞや。 自分の途上国市場の認識が、いかに先進国で生まれ育ったフレームにとらわれてるのか分かる。 BOPターゲットの実情から、各企業のケース、それを応用するための理論へ、という読みやすい流れ◎
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8月に小林さんからお話を聞いたので、大学のゼミ発表のために購入。BOPビジネスに関する本はいろいろ読んできたが、間違いなく一番わかりやすかった。
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TOPPOINT 2011年4月号より。 著者は野村総研のコンサルタント。 BOPとはBase Of Pyaramid という1人当たり年間所得3000ドル未満の 人々をターゲットにした市場のことだとか。 そのBOPに属する人々は40億人もいて 今後は大きなビジネスチャンス...
TOPPOINT 2011年4月号より。 著者は野村総研のコンサルタント。 BOPとはBase Of Pyaramid という1人当たり年間所得3000ドル未満の 人々をターゲットにした市場のことだとか。 そのBOPに属する人々は40億人もいて 今後は大きなビジネスチャンスがあると。
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