ディスコ探偵水曜日(上) の商品レビュー
文句なしの舞城節。でも久しぶりだったのでついていくのちょっと息切れ。でもまあこんときは良かった。まだ全然良かった。
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相変わらずぶっ飛んだエログロナンセンス・メタ推理小説。これでいいのか芥川賞候補作家。愛してる。 作風としては九十九十九に近い。調子のいいときの村上龍が書くファンタジーな雰囲気が少し。中だるみは数カ所。水星Cが良いキャラすぎる。
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2年前に単行本【上】を読んだが、【下】を読む機会を逃し完結知らずのまんまだったから文庫本で再読。やっぱりディスコかっこいい♪ 梢かわいい♪ マイジョウ天才だぁ♪ 一瞬にしてマイジョウワールドに引き込まれ一気読み!! このまま【中】【下】に続けε=┌( ^^)┘
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相変わらずとりあえずぶっ飛んでる。 常識も法則も時空も倫理もなにもかも。 普通だったら推理も何もあったもんじゃないこんな無茶苦茶な話、途中で読みやめるのが普通なんだけど、それでも一息に読めてしまうのが、舞城さんの筆力なんでしょう。 これがあと二冊続くのかー
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全体のレビューは下巻で。 とりあえず雑感。 「九十九十九」がアクの強すぎる文体のため一時敬遠していたマイジョウワールド…だったが、印象が随分変わっていた。 あくまで個人的感想だけれども、長々としたモノローグが読みやすいテンポに整理してあった、ような。冒頭の一文からそう感じた。 ...
全体のレビューは下巻で。 とりあえず雑感。 「九十九十九」がアクの強すぎる文体のため一時敬遠していたマイジョウワールド…だったが、印象が随分変わっていた。 あくまで個人的感想だけれども、長々としたモノローグが読みやすいテンポに整理してあった、ような。冒頭の一文からそう感じた。 どうでもいいが一番印象に残った名前は垣内万々ジャンプ。 脇役に目がいってしまうのは悪いクセですね。
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ハードボイルド主人公の前に未来から来た少女が現れて新たなセカイの扉が開く 草食系ではなくおっさんってところがミソだ 80年代の伝奇コミックでたまにそういうのあったな・・・
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上中下巻の「上巻」 ≪あらすじ≫ 主人公のアメリカ人迷子探し専門探偵・ディスコ水曜日 は 織田建治に盗まれた6歳の幼女・山岸梢 を保護し 親の元へ返すが、すったもんだで東京で共に暮らすことに。 ある日、梢が急に17歳の少女に変身! 彼女曰く、【パイナップルトンネル】を通過して 未来から来た梢本人であるらしい。 そして、心身共に6歳と17歳を交互に繰り返す梢が6歳のとき 14歳の少女・島田桔梗の魂が移り住む。 彼女は連続魂泥棒事件『パンダラヴァー』の被害者だった。 桔梗により梢の意識の闇【黒い鳥の男】の存在を知り 梢の子宮から人間の指が4本産まれる。 桔梗の魂を戻すべくパンダラヴァー事件を調査するディスコは 17歳の梢より未来の啓示を受けた青年・星野真人 に 調査協力を頼むが、彼の先輩・水星Cの襲撃にあう。 そして桔梗が17歳の梢になる姿を目撃した人達に ディスコは事のいきさつを説明。 すると【パイナップルトンネル】つながりで パイナップルの形◎をしたパインハウスで名探偵が次々と殺害される 『パインハウス殺人事件』の存在を知る。 更に最近になってパインハウスには ”踊りたい”女の子の霊が出没するらしい。 その霊を”ディスコ”を呼んでいる6歳の梢だ思い至ったディスコは 水星Cを連れてパインハウスへ向かうことになる。 果たして『パインハウス殺人事件』は解決されるのか? そして梢の魂は?
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上巻とわかっていなかった方が楽しめたかも、という展開。 徐々に読むスピードが上がっていく楽しさがあり。
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子供探し専門探偵、ディスコ・ウェンズデイはある事件から梢という8歳の女の子を引き取ることになった。ある日、梢の体に異変が起きるようになった。突然体が17歳になり、自分は未来の梢だと言い始めたのだった。 全国で起こった、少女たちが昏睡状態に陥るパンダラヴァー事件。推理小説家の死か...
子供探し専門探偵、ディスコ・ウェンズデイはある事件から梢という8歳の女の子を引き取ることになった。ある日、梢の体に異変が起きるようになった。突然体が17歳になり、自分は未来の梢だと言い始めたのだった。 全国で起こった、少女たちが昏睡状態に陥るパンダラヴァー事件。推理小説家の死から続く名探偵連続殺人事件、そして梢の魂の行方が事態を加速させて行く。 舞城王太郎の本は初めて読んだのだが、非常に読みにくい。行替えがほとんどない、セリフの鍵カッコが連続して誰がしゃべってるかわからない、トリックもよくわからない。 それでも、解決したかと思いきや、何も解決できていませんでしたというラストの引き。 中巻以降に期待。
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いつか読もうと思っていたんですがタイムリーに文庫化(上・中・下とは 思わなかったけどw)されたのでこれチャンスと読み始めましたが... つ、疲れるーw。ミステリ的な入り口から、パラドックス満載なSFに 展開し、更にはもっとカオティックなもはや何だか分からない 世界にスピードを伴っ...
いつか読もうと思っていたんですがタイムリーに文庫化(上・中・下とは 思わなかったけどw)されたのでこれチャンスと読み始めましたが... つ、疲れるーw。ミステリ的な入り口から、パラドックス満載なSFに 展開し、更にはもっとカオティックなもはや何だか分からない 世界にスピードを伴って突入する、唯一無二の小説なんでしょうね。 何だか分からないけど、決して読むことが苦痛ではなく むしろ追いついていくのが大変というくらいの速度に 体力も気持ちも持っていかれます。まずはこの上巻の 終盤のカオス感と、中巻以降に対する期待感は半端じゃないです。 どこにどう着地しようとしてるのか、全く予想不能。 いやー、オモロイっす。 しかし...今作のタイトルの秀逸さと言ったら...。 ディスコと探偵とウェンズデイを組み合わせるセンス。 素晴らしすぎです。この時点で圧倒的な勝利でしょうw。
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