イラストのこと、キャラクターデザインのこと。 の商品レビュー

坂崎千春【著】

2022/09/19

ちーばくんが大好きなのですが、表紙になんともかわいいちーばくんが…！
おもわず手にとってしまいました

2024/02/04

キャラクターデザインをする機会があり、私がとくに記憶に残ってるキャラクターって誰だろうと思案したときに一番に浮かんだのがカクカクシカジカ。チーバくんやSuicaペンギンも同じ方がデザインしていたとは露知らず、一瞬で虜になり購入。内容は個人の案の固め方よりワークフローや展開の紹介が目立ち、求めていたものとは少し違ったけどキャラクターの裏話や彼女のていねいな仕事の向き合い方を知ることができて良い本でした。

2021/09/05

Suicaのペンギン、カクシカ、チーバくんなど、シンプルで素朴なデザインを手掛けるこの人が絵本作家だなんて知らなかった。
それはともかく、本書はイラストから受ける印象通り、文量も多くなくさっぱりとした文体で読みやすい。
変に気取らず淡々と事実を述べるだけだが、坂崎千春という一種のブランドを保っているように感じられ好印象だ。

キャラデザ依頼に対するスタンスの話がメイン。
描き方も少し載っていた。イラレのデジタル線だけかと思っていたけど、手描きでラフやトレスをし、PCに取り込んた後も手描きで微調整していたり、シンプルに見えて工数がかかっている。

彼女のキャラクターデザインには無二の魅力があるが、この本には「独力」というよりむしろ「協力」的な工程が書かれている。
広告代理店やアートディレクターなどスタッフに揉まれながら出来上がり、そして成長してゆくのだと。

キャラクター毎に依頼から納品までステップが書かれている割に、どれも製作期間が書かれていないのが惜しい。

得意を伸ばす、あとがきの言葉がとてもよかった。

2021/01/31

筆者がイラストを考えるときの流れや観点に触れられて面白かった。
チーバくん、カクカクシカジカ、Suicaのペンギン等々が同じデザイナーの方とは知らなかった。。

2017/10/25

チーバくんもSUICAのペンギンも可愛いけど、
完成するまでは大変。
その過程とデザインの技法がよくわかる。
デザイナーってスゴイ！と感心♪

2016/07/29

Suicaのペンギン、カクカク・シカジカ、クウネルくんのイラストレーターさんの本。

宝島社の『このミス』キャラクターのニャームズくんもこの人の作品なんだそう。

海外版ことりっぷのキャラクターもそうなんだって。

Suicaペンギン可愛くて好きなんだけれど、ラフ画で描かれた色の塗っていないペンギンは可愛くなかったｗ

2014/06/02

Suicaのペンギン、カクカクシカジカ、チーバくん、描いたのがみな同じ人だなんてビックリ。
それぞれのキャラクターがどうやって生み出されたのか、広告会社やメーカーの人とイラストレーターはこうして関わっているのか、と知らない業界を垣間見ることができて楽しい。
それにしても、この人芸術的なセンスや感覚はともかく、観察する力がすごい。人との会話や何気ない記憶のような外に向いた関心の強さだけでなく、自分にとって何が心地よいか、自身のこともよくわかっている。

2013/05/25

なぜSuicaのペンギンはこんなにかわいいのか？
シンプルで癒されるキャラクターのお話。
チーバくんも坂崎千春の作品だったんですね。

2013/03/13

うーん、たぶん美術をやっている人にはおもしろいと思う。
あとキャラクターがどうやって商品になっていくかがちょっと違った方向からわかる

2012/02/06

坂崎さんの色の使い方が好き。
くすんだピンクやグレーが効果的に使われている。
最後の方のあとがきのような文章を読んで、
足りない物探しより自分の持ち味を生かそうと再確認。