イラストのこと、キャラクターデザインのこと。 の商品レビュー

坂崎千春【著】

2011/11/09

CMでお馴染み「カクシカ」やsuicaのペンギンを生み出した坂崎千春さんの本。
子供の落書きのような絵のようでも、そこにはキャラクターとしての明確な意図を持って生み出されている、そんな坂崎さんの創作の姿勢が伺えました。

企業の人が持ち込むコンセプトに対して、キャラクターの線の太さやニアンス、表情のバランス、性格などを丁寧に創り上げていく。
その過程は、まさに生み出している、といったプロの仕事を見ることが出来て、とても刺激を受けました。

著者は以前はグラフィックデザインなどが上手に出来ず、コンプレックスを抱えていたそうです。
だけど、自分の好きなキャラクターデザインを突き詰めて成功することが出来た、と本書で語っていました。

「好きなこと、得意なことを結びつけると、自然と道が開ける」
という言葉が印象的な本でした。

2011/10/04

こちらも大好きなsuicaのペンギン描いてる坂崎ちはるさんの本。
コレ知らなかった。買いに行きます

2011/07/09

Suicaのペンギンで一躍有名になった坂崎千春さんのキャラクターデザインについての話をまとめたもの。

彼女の描くペンギンが大好き。
しかもエッセイもいい。

その坂崎さんがどのようにして、キュートなキャラクターたちを生み出してきたのかが分かる。素人にとっては膝を打つ話が多くて楽しかった。
当たり前のことだけれど、グッズを作ることも計算して考えないといけないなんてことも新鮮でした。

2011/07/05

スイカのペンギンや、カクカク・シカジカの生みの親、坂崎氏の各キャラクター誕生のいきさつやコンセプト、氏のデザインに対するこだわりなど、キャラクターをながめながら、フムフムと楽しみました。

2011/06/06

Suicaのペンギン、カクカクシカジカ、コスモ石油のALAちゃんなど、私たちがよく目にするキャラクターをデザインした坂崎千春さんが語る、長く愛されるキャラクターの作り方。身近にあるものから着想しデザインを見つけ出していく方法や、実際のキャラクター制作のプロセスを紹介。一つ一つの線、形、細かい表現方法へのこだわりが、あのかわいいデザインを生み出していることがわかります。

2011/04/20

Suicaやクウネル、カクカクシカジカなどのキャラクターを作ったイラストレーターさんの作ることに関しての本。テーマに合っていて長く愛されるキャラクター作りはシンプルな姿勢からできてるんだなぁ。すごくすっとした気持ちになりました。

2011/02/19

SUICAのペンギンや千葉国体のチーバ君をデザインした方の本。微妙に刻みの入った「ビビり線」を使って手書きの温かみを出す手法や、「面と線で考える」というやり方は面白い。

一貫しているのは、そのキャラクターがどこでどんなふうに使われ、誰が見るのかを強く意識し、その条件に適したキャラクターを生み出そうとする態度。「キャラクターを作るというより見つける」という言葉の意味がよくわかる。

2011/02/02

Suicaのペンギンやカクカク・シカジカ、クゥネル、千葉国体オフィシャルキャラクターちーばくんの生みの親である坂崎千春さんが、各キャラクタ−を生み出すまでと自信のキャラクタ−づくりについてを語っている本。
自分も仕事柄キャラクタ−ものを作成することがあるので、特に大好きなカクシカの作者さんがどんな風にカクシカを生み出したのかが知れてとてもためになりました。
削ることとこだわること。その両立はとても難しくて、つい過剰に盛り込みすぎてしまうけれど、一つの線にこだわって丁寧に作れば、シンプルな線でも力強い個性となる。そんなことを考えながら読みました。やぁすごいなぁ。尊敬するイラストレータさんの１人です。