工学部ヒラノ教授 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
工学部ヒラノ教授の優雅な生活といった感じ。民間ビジネスマンと比べると言い過ぎかもしれないが「気楽な家業ときたもんだー」。とはいえ教授商売を淡々と教えてくれた点は評価。
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現役の工学部教授が書いた工学部教授の実態。ご自身の体験をモデルにしたノンフィクション風小説、。 大学の先生って、こうなんでしょうとうい感じ。エンジニアだという気概をお持ちの学者さんが多いらしい。文系からすると、理系は理学も工学もいっしょくたにしがちですが、とっても違うらしい。...
現役の工学部教授が書いた工学部教授の実態。ご自身の体験をモデルにしたノンフィクション風小説、。 大学の先生って、こうなんでしょうとうい感じ。エンジニアだという気概をお持ちの学者さんが多いらしい。文系からすると、理系は理学も工学もいっしょくたにしがちですが、とっても違うらしい。 考えてみれば、物理とか数学ってつきつめると哲学に近くなっていくようなきもするし、生物学や天文学も哲学的な発想に近づいていくけれど、建築や機械ってそれとは違うなあと思う。まあ、文系だって人文科学と社会科学じゃえらく違うけれどね。
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大学教授ってこういうものなのか・・・。工学部だけど、共通するところもあるんだろうな〜とか思いながら読みました。おもしろかった。
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読まなくても良かった。面白くはないけど、何だけど、って思う。著者は、 エンジニアとそのコミュニティの慣例の優れている部分とそうでない部分を 誠実に記述していると思う。「役に立つ一次式」は、とても面白く、この著書も そうだろうと手を伸ばしたが、冒頭の批判が尾をひき複雑な気持...
読まなくても良かった。面白くはないけど、何だけど、って思う。著者は、 エンジニアとそのコミュニティの慣例の優れている部分とそうでない部分を 誠実に記述していると思う。「役に立つ一次式」は、とても面白く、この著書も そうだろうと手を伸ばしたが、冒頭の批判が尾をひき複雑な気持ちで読み進めた。 老害や不毛なしがらみに対しての不満は、中盤に記載されている世界競争を 勝ち抜く責任感に素因するのかなと思えた。簡易な動機で研究する姿勢は、 駄目だと改めて感じさせられたと思う。
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東大、筑波大、東工大、中央大の工学部を経験した、純粋エンジニアではない工学部教授による、工学部の実態。 私も工学部出身だが、「そうだよね」と腑に落ちるところと「そうだったんだ」と初めて知るところと様々あった。 特に最近の、大学院重視や独立行政法人化、予算削減のあたりには、危機...
東大、筑波大、東工大、中央大の工学部を経験した、純粋エンジニアではない工学部教授による、工学部の実態。 私も工学部出身だが、「そうだよね」と腑に落ちるところと「そうだったんだ」と初めて知るところと様々あった。 特に最近の、大学院重視や独立行政法人化、予算削減のあたりには、危機感を感じる。 (我が母校もいろいろ変わったけれど、原因はこれだったのか。) 文学部唯野教授を意識している文章表現もちらほら見え、ほほえましい。 工学部に無縁な方もぜひ一読を。
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大学教授の処遇がわかる。教授のポジションは数に限りがあり、運がよくないとなれず、研究予算を獲得するために様々な手を尽くさなければならない。
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各種書評に取り上げられている話題の本。確かにすいすい読めておもしろい。著者の力量に脱帽。特に、理学部&工学部出身で,現在,総合大学に勤務する私にとっては「そうそう、そうなのー!」と共感できる部分が多くて。 お気に入り箇所をいくつか引用。 P.53 文系一匹狼たちの頭の中...
各種書評に取り上げられている話題の本。確かにすいすい読めておもしろい。著者の力量に脱帽。特に、理学部&工学部出身で,現在,総合大学に勤務する私にとっては「そうそう、そうなのー!」と共感できる部分が多くて。 お気に入り箇所をいくつか引用。 P.53 文系一匹狼たちの頭の中は・・・ ○一匹狼は、東工大に対して忠誠心を抱いていないこと。 彼らは大学や学生のことより、自分のことが大事なのだ。 ○彼らは、必ずしも本音を述べているとは限らないこと。 相手を論破するためであれば、詭弁を弄することを厭わない。 ○議論はその場で首尾一貫していれば、それでいいと思っていること。 一ヶ月後に180度違うことを言っても、状況が変わったと言えばそれで済む。 ○彼らは数学ができる人に対して、劣等感(もしくは嫌悪感)を抱いていること。 彼らが理系人間を敬して遠ざけるのはこのためである。 P.97 工学部の教え7ヶ条 第1条 決められた時間に遅れないこと(納期を守ること) 第2条 一流の専門家になって、仲間たちの信頼を勝ち取るべき努力すること 第3条 専門以外のことには、軽々しく口出ししないこと 第4条 仲間から頼まれたことは、(特別な理由がない限り)断らないこと 第5条 他人の話は最後まで聞くこと 第6条 学生や仲間をけなさないこと 第7条 拙速を旨とすべきこと 心します。
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工学部の内輪話シリーズ第三弾.前著「すべて僕に任せて下さい」との重複も多い.表紙は東工大の本館.私は近寄りがたさを感じさせるこの建物がどうも好きになれない. 内容は,相変わらず.一流大学の工学部で過ごした研究者人生の自賛.
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ちょっと回りくどい言い方もあるけど、大学教授というポジションの姿を筆者の経験を元に書いた本。読んでいて今まで知らない面がいっぱい見れてよかった。
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あとがきにあるように、日本の世の中は文系人に牛耳られ、理系人を扱いやすい働き蜂にしか思ってないようだ。私自一応身理系人で「キーッ」と思うが、いろいろと締め付けがきつくなる中、それなりに生き生きと仕事(研究)をしている人が多いのは、好きなことを仕事にしている人が多いためだと思う。日...
あとがきにあるように、日本の世の中は文系人に牛耳られ、理系人を扱いやすい働き蜂にしか思ってないようだ。私自一応身理系人で「キーッ」と思うが、いろいろと締め付けがきつくなる中、それなりに生き生きと仕事(研究)をしている人が多いのは、好きなことを仕事にしている人が多いためだと思う。日々接する人のほぼ100%が理系人の私はそう感じる。(読書メーターにも掲載)
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