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遺伝子医療革命 の商品レビュー

4.6

22件のお客様レビュー

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2025/09/15

請求記号:QZ50-COL https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M012825 <福嶋佳菜子先生コメント> ゲノム医療の“近未来予想図”として約15年前に描かれた本書には、今や標準診療の一部となった遺伝...

請求記号:QZ50-COL https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M012825 <福嶋佳菜子先生コメント> ゲノム医療の“近未来予想図”として約15年前に描かれた本書には、今や標準診療の一部となった遺伝学的検査や遺伝/ゲノム診療の歩みが記されています。 遺伝情報が診療・政策・患者支援にどう生きているのか――【多様性と継承性の学問】である遺伝学の世界へ、関心のある方はもちろん、医療福祉の専門職を志す皆さんの教養書として、ぜひお手にとっていただければうれしいです。

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2024/02/09

遺伝子医療と言っても、単体遺伝子の疾患に関しては発見があるかもしれないが、複合的遺伝子要因かつそれ以外にも絡んでくる場合は、まだまだこれからといった感じの感想。ただ遺伝子検査による、治療の選択、服用する薬を個別にカスタマイズできることが可能になるのは、良いことである。遺伝子検査で...

遺伝子医療と言っても、単体遺伝子の疾患に関しては発見があるかもしれないが、複合的遺伝子要因かつそれ以外にも絡んでくる場合は、まだまだこれからといった感じの感想。ただ遺伝子検査による、治療の選択、服用する薬を個別にカスタマイズできることが可能になるのは、良いことである。遺伝子検査で今後起こりうる病気もわかるわけだが、そこで大事になるのが個人の選択権。 病気の予防や治療をほかのだれかにコントロールされるのではなく、自分でコントロールすること。 これが今後問われることになるのかなと思う。

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2023/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全10章。遺伝子検査によって病気のなりやすさを知ることが、私たちの人生にどのような影響があるのか。また、遺伝子のバリアントを知ることによってより個別化医療が進んでいくこと。概括すればそういった内容だが、具体例が示されることで一層好奇心が掻き立てられた。 これからの世界を生きていく中で、読んでおいて損のない良書だと思う。

Posted byブクログ

2016/09/08

私たちはまさに医療革命の前線にいる。「サイズの決まった既製服を押しつける画一的な医療」から、「遺伝子レベルでの個人の違いに合わせる医療」へと、大きく転換していく流れの先頭にー癌、心臓疾患、アルツハイマーなど、私たちを脅かすリスクについて事前に知ることができるとしたら、傍観者のまま...

私たちはまさに医療革命の前線にいる。「サイズの決まった既製服を押しつける画一的な医療」から、「遺伝子レベルでの個人の違いに合わせる医療」へと、大きく転換していく流れの先頭にー癌、心臓疾患、アルツハイマーなど、私たちを脅かすリスクについて事前に知ることができるとしたら、傍観者のままでいられるだろうか?個人個人の遺伝子を解析し、それぞれに適した治療や薬を処方する「パーソナルゲノム医療」時代は、もはや始まっている。国際ヒトゲノム・プロジェクトを率いたトップ・サイエンティストが、遺伝子医療の未来をユーモアたっぷりに解き明かす、希望にあふれたサイエンス書。

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2015/07/20

遺伝子の情報を医療に生かすという手法が現時点でどこまでも有効かについて論述。 最近は、いくつかの会社から遺伝子検査のキットが売り出されており、先週もgenelife社が手塚治虫遺伝子プロジェクトと銘打った企画の新聞一面広告を打った。記念として通常三万円也の検査を二万円にするとの事...

遺伝子の情報を医療に生かすという手法が現時点でどこまでも有効かについて論述。 最近は、いくつかの会社から遺伝子検査のキットが売り出されており、先週もgenelife社が手塚治虫遺伝子プロジェクトと銘打った企画の新聞一面広告を打った。記念として通常三万円也の検査を二万円にするとの事。購入を検討する中で本書を買っていたことを思い出した。 読みはじめたらジャストミートの内容。読了前にキットを申し込んでしまった(^-^; 本書で、このような民間の非医療系の検査を推奨しているわけではなく、むしろ現時点では否定的な意見を書かれているにもではある。筆者もそういった検査を身分を明かさず受けたようではあるし、現在発売されている何社かの検査項目リストを巻末に掲載している(アメリカで発売されているキットなので日本では役立たず情報である)にもかかわらずではある。 パーソナルな遺伝子情報は現在どんどん研究が進んでいる分野で、今後の活用が期待できるが現在ということでは、まだまだ研究不足で十分科学的な分析ができるレベルではないということのようである。 それでも、あえてその種の検査を受けてみたい(私のような人(^-^;向けに受検の心構えも書いていてくれるのである。 そのような情報を含め遺伝子医療現状値を知ることができる。 人間の遺伝子の総数は約二万個で想像された値より随分少ない。それにも関わらず多様な働きがいできるのは遺伝子の修飾などによりひとつの遺伝子がいろんな働きをするからだそうだ。全ゲノムが解読できた現在でも、そんな複雑な遺伝子の働きは依然謎のままである。 今後どんどん解明は進んでいくのであり、一番目が離せない分野であります。

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2015/03/30

題名の印象より、内容はある個人やその家族に起こった病気を事例中心で、読みやすい。 家族歴という、意外に簡単に作れるもので、自身の病気に対する対応策などを考えるきっかけにもなるなど身近な役立つ情報も多い。 遺伝子医療ということで、山中教授の成果にも触れられていたりする所も身近に感...

題名の印象より、内容はある個人やその家族に起こった病気を事例中心で、読みやすい。 家族歴という、意外に簡単に作れるもので、自身の病気に対する対応策などを考えるきっかけにもなるなど身近な役立つ情報も多い。 遺伝子医療ということで、山中教授の成果にも触れられていたりする所も身近に感じて読みやすい。

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2020/02/11

これからは個々人の持つ遺伝子情報に合わせた治療が当たり前のようになる。この本を読んでそう思った。最近米女優アンジェリーナ・ジョリーが、将来乳がんに罹患する確率が高い遺伝子を持っているという理由で乳房切除の手術を受けたことでも、遺伝子解析治療は注目を集めた。アンジェリーナ・ジョリー...

これからは個々人の持つ遺伝子情報に合わせた治療が当たり前のようになる。この本を読んでそう思った。最近米女優アンジェリーナ・ジョリーが、将来乳がんに罹患する確率が高い遺伝子を持っているという理由で乳房切除の手術を受けたことでも、遺伝子解析治療は注目を集めた。アンジェリーナ・ジョリーのような予防医療だけでなく、投薬や治療法のオプションの選択にも直接影響を与えることになるだろう。プライバシーの問題などが出てくると思われるが、楽観的かもしれないがいずれ克服されると考えている。多くの人が限られたプライバシー上の問題よりも健康や命を重要だと思うのではないかとも思っている。プライバシーの問題についても技術的改善や法的対策がたれることにもなるだろう。 著者は、ヒトゲノム解析プロジェクトのリーダーをしていたこの道の重鎮。書かれている内容は専門的なもののはずだが、非常にわかりやすい。ゲノム解析で当時ライバルとなったクレイグ・ベンターに対して皮肉と対抗心を交えた記述があるが、おおむね大所に立った立場からの考察で、この分野の最新科学動向の啓蒙書として非常に良質な本だと思う。遺伝子医療についての知識は将来非常に重要となることは間違いなく、おすすめ。 遺伝子治療の過程で、多く人の遺伝子情報をデータベースとして管理・解析するのは、個々の患者の医療だけでなく、公衆衛生上で大きな価値を生む可能性がある。ひとつは遺伝子情報とその影響について統計的な相関性を計測するという観点で、これまでにない有益な情報を得ることができる点である。もうひとつは、犯罪捜査などに使われる可能性である。どちらも違和感を覚える人がいる可能性は高いが、得られるメリットは大きく、遅かれ早かれ遺伝子情報がデータベースとして管理される方向に進むことになるのではと想定される。そう考えたとき、先回りをして、そのような時代において、技術や法制度、医療行政において何が大きく変わるのかについて考えを巡らせるべきだろう。 ---- とはいうものの、著者は、現時点ではまずは何より血縁の病歴を見るべきだと言う。特に癌や心疾患などの一般的な病については、現段階での遺伝子解析の結果よりも家族の病歴の方が相関性が高いものも多いという。 自分の父は、52歳の時に癌で亡くなった。平均よりもずいぶんと若い歳だ。亡くなるずっと前から癌を患っていたという。自分は吸わないタバコを父はずっと吸っていたので、その影響もあるだろうが、自分も父の遺伝子セットを引き継いでいることを考えると、癌の前駆細胞がすでに少なくとも体内のどこか生まれているのかもしれない。 また自分は、四十代というずいぶんと若い歳で白内障になったが、これも遺伝子が関わっているのかもしれない。もし白内障になりやすい体質であったとするなら、何かしらその進行を遅らせるための生活改善方法が将来的には明らかになったりするのかもしれない。 本書でも紹介されている通り、米国では民間の遺伝子解析サービスがすでに複数社から提供されている。実際にそれらのサービスを試した著者からしてみると専門家の目からはまだまだ不足しているところはあるものの、今後判定領域や判定精度は向上していくことが期待できるという。機会があれば自分もいずれ試してもいいかなと思う。 ところで、本書の中でもたびたび取り上げられているが、遺伝子研究の問題については優生学や生殖倫理の問題が出てくる。人種間の遺伝子の差がわずかであり、すべての人類はアフリカの一握りの集団から派生したもので、人種差よりも個人差の方が大きいという結果が出たことは、人類にとっても幸運であった。そうでない可能性もあったのだから。 この本は、白内障の手術で入院しているベッドの上で読んだ(後半は術後片目で)。病院の中で読むと、この本が示唆する世界がますます現実的であるように思えた。 原題は、”The Language of Life”。多くの人に読んでもらいたい本。 『病の皇帝「がん」に挑む』も隣接分野の本として合わせておすすめ。 http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4152093951 http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/415209396X

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2014/01/17

序章 もう、知らないではすまされない 1章 未来はとっくにはじまっている 2章 遺伝子のエラーがあなたに出るとき 3章 あなたの秘密を知るときがきた? 4章 癌はパーソナルな病気である 5章 人種と遺伝子 6章 感染症と遺伝子 7章 脳と遺伝子 8章 老化と遺伝子 9章 あなたの...

序章 もう、知らないではすまされない 1章 未来はとっくにはじまっている 2章 遺伝子のエラーがあなたに出るとき 3章 あなたの秘密を知るときがきた? 4章 癌はパーソナルな病気である 5章 人種と遺伝子 6章 感染症と遺伝子 7章 脳と遺伝子 8章 老化と遺伝子 9章 あなたの遺伝子にふさわしい薬をふさわしい量で 10章 一人ひとりが主役の未来へ

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2014/01/01

邦題の通り、まさに「革命」といっても過言ではないことが、医療の世界で起きている。従来の病気の分け方、治療の仕方、医者の役割を変え、個々の遺伝情報に合わせた予防と投薬がヘルスケアの中心となっていく。さらには、結婚・出産を始め、人の価値基準へ影響し、保険も変わる。長年、ヒトゲノムプロ...

邦題の通り、まさに「革命」といっても過言ではないことが、医療の世界で起きている。従来の病気の分け方、治療の仕方、医者の役割を変え、個々の遺伝情報に合わせた予防と投薬がヘルスケアの中心となっていく。さらには、結婚・出産を始め、人の価値基準へ影響し、保険も変わる。長年、ヒトゲノムプロジェクト代表を勤め、その解読に導いた最前線の著者による、非常にわかりやすい遺伝子医療の入門書。ゲノム解読が医療にもたらしている成果と課題について大枠と詳細を知ることができる。先の世界に心踊り、考えさせられながら一気に読めた。

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2013/05/24

知らない権利についても言及あり。遺伝子の話だけど、今のところ家族の病歴が予測因子として最強らしい。アンジェリーナジョリーの話とか、ちょっと行きすぎな気がするけど、家族の病歴知るあたりはよいかな。家族のコミュニケーションにもなるだろうし、病気に関する知見を啓蒙したら口コミで広がりそ...

知らない権利についても言及あり。遺伝子の話だけど、今のところ家族の病歴が予測因子として最強らしい。アンジェリーナジョリーの話とか、ちょっと行きすぎな気がするけど、家族の病歴知るあたりはよいかな。家族のコミュニケーションにもなるだろうし、病気に関する知見を啓蒙したら口コミで広がりそう。

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