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とある飛空士への恋歌(5) の商品レビュー

4.3

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

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2011/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キャラクターの掛け合い、成長に笑い、涙する。 もっとあのキャラを!というのは後から振り返れば思う部分もあるが、全体として話が綺麗にまとまっているので、こういう作品で良いのだと思う。 世界が優しくなればいいなと思わせる作品。ホロリきます。 改めて前作「とある飛空士への追憶」を読みなおしてみよう!^^

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2011/02/18

綺麗に締まった。 空戦の描写で盛り上がっていた全巻までとはちょっと違って、個々人の思いに焦点が当たっていたと思う。 泣けた(つー`)

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2011/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

待望の最終巻。 物語としての山場は前巻までだったようで、5巻ではあとがきと言うかあとがたりのような印象を受けた。本文の何割かはナナコの著書からの引用という形を取っているし、話も坦々と進んでいくので余計そう感じる。 凱旋式後はカルエルだけでなく、三人称の視点で寮生のその後がそれぞれ書かれていて、読んでいて後夜祭のようななんとも言えない気持ちになった。 物足りない感じもするが、この物語の締めとして良かったと思う。

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2011/02/10

 シリーズ最終巻。  悪評を書く気にはならない大きな満足感はあるが、満点とはいいたくない若干すっきりしないものが残った。全員が望んだとおりになんてならないし、ましてや恋愛は難しい。彼女はほんとうに幸せになれたのだろうか・・・  ところで、夜が明けようとする時刻、通勤電車の中で、ち...

 シリーズ最終巻。  悪評を書く気にはならない大きな満足感はあるが、満点とはいいたくない若干すっきりしないものが残った。全員が望んだとおりになんてならないし、ましてや恋愛は難しい。彼女はほんとうに幸せになれたのだろうか・・・  ところで、夜が明けようとする時刻、通勤電車の中で、ちょうどチハルがミツオの実家を訪れたシーンに差し掛かり、一瞬周囲の空気と作品が同期した気がした。慌てて口を押さえ欠伸をする真似をするが涙出過ぎ。たくさん描いてくれたエピローグのひとつに過ぎないのに何か好きなシーンでした。脇役に過ぎないかもしれない二人にちゃんと焦点をあててくれたのも嬉しかった。  それにしても、この世界の果ての風景としくみには驚いた。きちんと説明してくれとは言わないけど、このまま終わってしまうのかねぇ。

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2011/02/10

ライトノベルとおもって侮ってはいけません。 ちゃんと飛行機での戦闘について調べられています。 いわゆるライトノベルのノリとリアリティのギャップが 人気の原因かもしれません。 お話は王道ですが、個人的にこういうベタなの わりと好きだったりします。 なかなか熱いです。 そして続編で...

ライトノベルとおもって侮ってはいけません。 ちゃんと飛行機での戦闘について調べられています。 いわゆるライトノベルのノリとリアリティのギャップが 人気の原因かもしれません。 お話は王道ですが、個人的にこういうベタなの わりと好きだったりします。 なかなか熱いです。 そして続編である「恋歌」も世界間を同じくする新作。 作者曰く、イメージは「天空翔るロミオとジュリエット」。 アマゾンのページにはなぜか動画広告まであったりします。 「恋歌」の最終巻は、後日談的な印象でしたが、 なんともらしい終わり方で良かったです。 小難しい本も良いですが、わかりやすく楽しめる本も たまにはいかがですか?

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2011/02/10

読み終わったあと、登場人物に対する様々な思いが去来した。 そうさせてくれるのは、まず既刊で積み重ねてきた過程があればこそだし、この一冊の中でも徐々に成長していく少年たちを見ていたからだろう。 本作の結末は読んだだけでははっきりとはわからない。だが、少年たちが進んだ道は確かには...

読み終わったあと、登場人物に対する様々な思いが去来した。 そうさせてくれるのは、まず既刊で積み重ねてきた過程があればこそだし、この一冊の中でも徐々に成長していく少年たちを見ていたからだろう。 本作の結末は読んだだけでははっきりとはわからない。だが、少年たちが進んだ道は確かにはっきりと見えた。だからこそ、彼らの未来を想像できる“物語”としての価値を本作は生み出しているのではないだろうか。 1巻を読んだ時にも想像もつかなかった読後感を与えてくれた本作に感謝したい。

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2011/02/06

完結編。 個人的には最後まで書いてあってほしかったけど、余韻が残るこういう終わり方も嫌いではないです。 最後の方は結構泣けたなぁ・・・。

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2011/02/04

少年のほのかな願いが、世界を巻き込んだ「革命」へと変わる瞬間。なにかすごいものを目撃したような気になります。

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2011/05/02

緊迫する外交交渉。カルエルの成長とアリエルの秘めた想い。期待を裏切らない感動のエンディングでした。 外伝として、ナナコ・ハナサキ『空の果てのイスラ』、出ないかなぁ。

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2011/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3巻や4巻に見られる派手な戦闘シーンはないものの、終盤の演説シーンなど見所は多く非常に楽しめた。 最後の終り方ははっきりしたものは提示されず賛否両論あるかもしれないが、読者に想像させる隙間を作ったのは読後にいろいろと考える事が出来て自分にはよかった。 楽しみにしていたシリーズが終った時の虚無感というか消失感が半端ないのは、それだけ自分がこのシリーズを楽しんで読んでいたんだと実感する。 今後この’とある飛空士’シリーズが続くのか、はたまた違うシリーズが始まるのかは現時点では分からないが、この作者の次回作には大いに期待したい。

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