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Boy's Surface の商品レビュー

3.4

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2011/06/04

数学的な論理を折り混ぜて、独特の世界を構築した数学SFであり恋愛(?)小説。正直に言って一貫性があるのかないのかも分からず、どんな世界か理解し切るなんてまず無理ですが、なんとなく朧気なイメージだけが残り、この意味の分からなさを堪能する為に読んでいる感じです。そして唐突に出てくるし...

数学的な論理を折り混ぜて、独特の世界を構築した数学SFであり恋愛(?)小説。正直に言って一貫性があるのかないのかも分からず、どんな世界か理解し切るなんてまず無理ですが、なんとなく朧気なイメージだけが残り、この意味の分からなさを堪能する為に読んでいる感じです。そして唐突に出てくるしょうもない小ネタが出てくるとつい笑ってしまいました。気持ちに余裕のあるときに読むのをお勧めします。

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2012/01/19

4つもしくは5つから成る短編集。あちこちにトリックがあるように見えてただのブラフだったり、ネタバレされても難しい伏線だったりと、情報量が多い。 円城塔作品を読んでいると、創造された世界の傍観者として読み始めるのに、いつの間にか読者も作中に取り込まれてしまい、「本」の領域にすっかり...

4つもしくは5つから成る短編集。あちこちにトリックがあるように見えてただのブラフだったり、ネタバレされても難しい伏線だったりと、情報量が多い。 円城塔作品を読んでいると、創造された世界の傍観者として読み始めるのに、いつの間にか読者も作中に取り込まれてしまい、「本」の領域にすっかり包まれてしまったようになる。 ゴタク文学としての面白さがまずあるが、この「傍観者を取り込もうとする作品世界」が妙に癖になる。

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2011/06/16

どうにも良く分からないことを知的な口調でこねくり回してる恋愛?小説。 SREの上を行く意味わからなさ。 円城氏の手の中でまたもや踊らされた。 分からないなりに面白いんだけど、理解出来そう…と思った瞬間に笑いながら手をすり抜けて走り去ってしまわれて悔しい。 収録の短編ではYour ...

どうにも良く分からないことを知的な口調でこねくり回してる恋愛?小説。 SREの上を行く意味わからなさ。 円城氏の手の中でまたもや踊らされた。 分からないなりに面白いんだけど、理解出来そう…と思った瞬間に笑いながら手をすり抜けて走り去ってしまわれて悔しい。 収録の短編ではYour Heads OnlyとGernsback Intersectionが多少理解出来たようなそうでないような。 ★つけるなら3.5、というところだけど0.5がないので四捨五入。 あと、文庫のカバーが可愛い。“I Love you”にニヤリとした。

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2011/04/02

言語実験的な作品集。すらすら読めるようでいて、とても難解。ビジュアライズしながら読書することが出来ない。「あとがき」が秀逸。

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2011/02/13

SFです。。。 めっちゃ難解なのか、 論理的なんがか数理的なんだかを楽しめば良いのか。 恋愛小説って書いてあった。 いや、無理だって。。。 「SFって尼に難しいのあるよね」 が味わえたかなぁ。

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2011/02/06

読むのに体力のいる恋愛小説。作中で作者が恋愛小説と主張しているので、恋愛小説です。 あとがき(?)に、なんか解説らしきものもありますが、わかんない専門用語は是非ともググってみると、楽しいとおもいます。

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2011/01/20

うーん、ついていけない世界でした。ということで、評価不能。読んでみただけに終わってしまいました。再度読めば良いのかもしれませんが。

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2011/01/14

一度の通読ではまったく理解できず、読み返してようやくおぼろげながら筋が見えてきた。ただ、凡百の難解な小説とは明らかに異質の読書体験を与えてくれる。読後には、すっきりとした「わからなさ」の余韻に浸ることができた。 ジャンル:円城塔としてもいいくらい。 百一冊に一冊くらいは、こういう...

一度の通読ではまったく理解できず、読み返してようやくおぼろげながら筋が見えてきた。ただ、凡百の難解な小説とは明らかに異質の読書体験を与えてくれる。読後には、すっきりとした「わからなさ」の余韻に浸ることができた。 ジャンル:円城塔としてもいいくらい。 百一冊に一冊くらいは、こういう小説を読むのもいい。

Posted byブクログ