まっくらな中での対話 の商品レビュー
父の知人の娘さん(本書中、ミキティ)がこの本に出ているということで、 父から紹介してもらった本です。 暗闇の中に8人で入り、知覚障害者のスタッフがアテンドし 暗闇を案内していく、というドイツ発祥のエンターテイメントで 働くスタッフと茂木健一郎さんの対話の本です。 全く何も見えない...
父の知人の娘さん(本書中、ミキティ)がこの本に出ているということで、 父から紹介してもらった本です。 暗闇の中に8人で入り、知覚障害者のスタッフがアテンドし 暗闇を案内していく、というドイツ発祥のエンターテイメントで 働くスタッフと茂木健一郎さんの対話の本です。 全く何も見えないところで、 いつも当たり前のように使っていた視覚が使えなくなると、 なんの肩書きや外見も関係なくなり、 1時間のツアー後は、そのままの、ありのままの自分だけになっていて、 それぞれ大きな気づき、があるそうです。 いつも自分がどうしたいかより、他人からどう思われるか、 他人からどう思われるかが自分の追い求めることになってしまいがちです。 またもいろいろ考えさせられました! このエンターテイメント、近日中に行く予定です! 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」父と母と行きました! 最初は少し怖かったですが、全く何も見えない真っ暗なところで、木を触ったり橋を渡ったり、ジュース飲んだり、視覚以外の感覚で感じようとするといつもと違い音や手触り、足の裏に感じる石畳や砂の感覚などがしっかり感じられ、とても楽しかった。 終わるときには「えっ?もう?まだ暗闇にいたい」と思った。外見や肩書きやこうあるべきという概念が全て暗闇では解き放たれ、自分の核の部分そのままでいられた居心地の良さがあった。 盲目について、自分は怖いしもしなったら耐えられないと思っていたが、この体験で盲目の方々が私が思っていた辛い日々を送っているという一般的な考えを覆した。このエンターテイメントは季節毎に暗闇でする内容が違うというので、次の季節にもぜひ行きたい!
Posted by
実は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」自体の話はそんなになく、むしろ視覚障害者の世界経験の話が主かな。 視覚障害者の夢(寝てる時の)の話は興味深かった。 「ダイアログ」は障害者の理解イベントではなく、「見えない文化」の体験イベントとして捉えられている。「ろう文化」みたいに視覚障害...
実は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」自体の話はそんなになく、むしろ視覚障害者の世界経験の話が主かな。 視覚障害者の夢(寝てる時の)の話は興味深かった。 「ダイアログ」は障害者の理解イベントではなく、「見えない文化」の体験イベントとして捉えられている。「ろう文化」みたいに視覚障害=文化という考え方みたい。障害=個性論とも親和的(スタッフは障害=個性論の見解をとっている)。
Posted by
ダイアログ・イン・ザ・ダークは2年前に体験しました 今でも どんな体験をしたか よく憶えているので やはり普段とは違う部分の脳みそを使ったのかな ボクもこんど 危なくないところで目をつぶって歩いてみよう
Posted by
目をつむる。 耳が生活にあふれるたくさんの肌触りをひとつひとつ拾い始める。 ダイアロングインザダークを初めて体験したとき、共有できることの喜びを改めて感じることができた。 私たちはいろんなものを見過ぎているのかもしれない。 想像することが怖くなってきてしまっているのかもしれ...
目をつむる。 耳が生活にあふれるたくさんの肌触りをひとつひとつ拾い始める。 ダイアロングインザダークを初めて体験したとき、共有できることの喜びを改めて感じることができた。 私たちはいろんなものを見過ぎているのかもしれない。 想像することが怖くなってきてしまっているのかもしれない。 手のひらやこぼれてくる音、におい。 目をつむると見えてくるものがある。 それはとても心地いいと思った。 その人の立ち位置によって、言葉の定義がかわってくるのがおもしろい。
Posted by