妖怪アパートの幽雅な日常(5) の商品レビュー

香月日輪【著】

2011/05/18

本当に面白い。そして今回は文化祭、新しい教師、そして、「やさしさ」のお話。本当にユーシの気持ちがわかる。つらくも無い状況を一般的に見てつらいと決め付けられて、そして勝手に同情される。こんなに侮辱された気持ちになることは無いだろう。「やさしい」ことをすることが正しい。自分は間違っていないと思うことの残酷さ。見たいなお話。これ、児童書だったらしいけどそれにしても含蓄の有ることばばかり。

2011/06/12

新たなキャラが増えた。
伝えたいことははっきりと言葉になっている。
痛快さを楽しんで読み飛ばすのが楽しい。

2011/04/25

カリスマ教師、千晶登場～！素敵過ぎる！
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-672.html

2011/04/17

千晶先生最高。大人がカッコイイと子どもはぐれないんですよねぇ。それにしても…香月先生、お好きですね♪あー、空が青い

2011/04/14

夕士の成長物語だから仕方がないのかもしれないが、個人的にはもう少しファンタジー感というか、妖怪感（？）が欲しいかもｗ
まぁ、アパートにはうじゃうじゃ妖怪が居るんだろうけど、彼らはもう居て当然と言う感じなので、クリの母親みたいな、もうちょっとゲスト的なキャラが絡んで来ると面白いのに……。

で、キャラといえば千晶先生！
あんな先生がいたら素敵だけど、キャラとしてはありがちな感じも否めない(-"-;)
そもそもが子供向けのお話だから、そこは仕方が無いのかな？
青木先生のキャラも解りやすかったし、やはりそういう事か。

2011/04/15

主人公夕士の高校２年生の２学期終了まで。滝修行と文化祭の話。

≪あらすじ≫
１．新任教師登場
入院した担任のかわりに生徒指導の千晶先生（男）と
英語の非常勤講師として青木先生（女）登場

２．新入部員登場
夕士が所属する英会話クラブに転校生・山本小夏（女）登場

３．十五夜お月様見て跳ねる
アパートで住人と十五夜宴会

４．月の神の巫女は笑う
夕士が古本屋から不死の薬の雫をもらう

５．地獄への道は善意で舗装されている
シメるとこはシメるカッコいい千晶先生と対照的に
善人だが自分がルールで親切がカラ回りな青木先生

６．メッキの中身
イヤミで上から目線の小夏の性格は優秀な姉が原因だった

７．別の顔、好き？嫌い？
携帯でカンニングした生徒がいたことで千晶先生怒る
生徒総会を開き携帯の校内規制を話す中、青木先生を一刀両断

８．嵐の前の嵐
青木先生を慕う生徒が報復で千晶先生を刺す
千晶先生倒れるも、夕士が不死の薬の雫で助ける

９．大嵐吹き荒れて
生徒総会で不人気になった千晶先生が文化祭で熱唱して人気者になり
青木先生は詩篇愛好会の顧問となり彼女を慕う女子と共に異質な集団となる

巻末付録．スペシャル・バレンタイン・デー
クリが夕士の親友・長谷にチョコをプレゼントする

≪感想≫
サクっと読める良い話。
今の世の中こんな先生もいなければ、こんな生徒もいないよなぁと、
あくまでもフィクションであり理想な学校青春ものだった。

2011/03/23

2011.03.23

文庫になるのを待ってましたー！読むたびにるり子さんのご飯が羨ましいデス。怖いものは苦手だけど、この妖怪アパートには住んでみたいかも…

今回はもやもやがいっぱいでした。話の聞かない聖女(青木先生)や、ガチガチの鎧を纏った子(山本)に圧倒され、イライラ…(笑)なんとかまとまったのかなぁ～

長谷とクリの仲良しさが好き！良きパパです。(笑)

2011/02/24

うん、このシリーズ、やっぱりいい！何故、ボクが高校生の時になかったのか？あるハズがないのだが。いや、もしあったとしても、当時の肩肘張っていた高校生のガキには、この本の面白さを素直に認められなかったかもしれない。馬鹿にして、一笑にして終わり。そんな気がする。（まるでこの本の中の登場人物のようだ）
今はちょっと成長して、自分の子供に読ませたい本として、評価できるようになった。これも進歩なのかなあ。

2011/02/24

大好きなシリーズの第５弾。二人の新任教師、たしかに濃い！　それにしても、るり子さんの料理はいつも美味しそう。

2011/02/22

相変わらず、面白い。

対象は青少年あたりらしいが、多分その親の世代が読むべき
本ではなかろうかと思います。