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アゲハ の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

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2018/10/12

三十五歳の鑑識課員の麻希が、小一の娘と家事を担当する二十五歳で無職の連れ子の息子を誘拐され、同い年の元女性上司と共に爆弾テロを要求される。公安の元婚約者の現在が精悍で、八年前の強姦事件の真相も薄い下劣さよりも血が通った印象。過去のその後と現在が錯綜して進むごとにややこしかったけれ...

三十五歳の鑑識課員の麻希が、小一の娘と家事を担当する二十五歳で無職の連れ子の息子を誘拐され、同い年の元女性上司と共に爆弾テロを要求される。公安の元婚約者の現在が精悍で、八年前の強姦事件の真相も薄い下劣さよりも血が通った印象。過去のその後と現在が錯綜して進むごとにややこしかったけれどするすると読めた。

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2018/08/22

十三階シリーズに虜になり、順番逆だけど「ハラマキ」シリーズ突入。まあストーリや展開にかなり無理があり荒唐無稽な箇所も随分あるが、キャラクタ設定も良いしテンポが良いのでまた一気読みしました。しばらく本シリーズにはまりそうです。

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2018/06/28

鑑識課に勤める主人公は、ある日子供を誘拐される。 指示された場所には、同じく子供を誘拐された かつての上司と、その旦那。 一体どうしてなのか、子供達はどこへ行ったのか。 そもそも誘拐された息子の方は、二十歳を超えた男。 これを誘拐するとは、どういう事? でしたが 話が進むにつれ...

鑑識課に勤める主人公は、ある日子供を誘拐される。 指示された場所には、同じく子供を誘拐された かつての上司と、その旦那。 一体どうしてなのか、子供達はどこへ行ったのか。 そもそも誘拐された息子の方は、二十歳を超えた男。 これを誘拐するとは、どういう事? でしたが 話が進むにつれて、さらに混乱してきます。 誰が内通者で、誰が犯人なのか。 驚きというか、これは当然だろう、という選択の末、に 納得してしまいましたが。 誰を信用していいのか、誰が駄目なのか、も 手に汗握る感じですが、昔の事件についても 何故? が付きまといます。 全ては、最後に分かるわけですが。 だからあの時…という振り返りも。 どうでもいい、と思っているから、情報がない。 無関心なのは簡単で楽ですが、後が大変です。

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2018/06/05

警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日、子供を預かったという誘拐犯からの電話を受ける。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての上司、戸倉加奈子の姿があった。殺人現場に届く「アゲハ」からのメッセージの意味は?誘拐は、麻希と加奈子の運...

警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日、子供を預かったという誘拐犯からの電話を受ける。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての上司、戸倉加奈子の姿があった。殺人現場に届く「アゲハ」からのメッセージの意味は?誘拐は、麻希と加奈子の運命を変えた八年前の事件が関係しているのかー!?女性秘匿捜査官・原麻希が社会の闇に挑む、長編警察ミステリー。

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2017/08/03

評価は5 内容(BOOKデーターベース) 警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日、子供を預かったという誘拐犯からの電話を受ける。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての上司、戸倉加奈子の姿があった。殺人現場に届く「アゲハ」からの...

評価は5 内容(BOOKデーターベース) 警視庁鑑識課に勤める原麻希は、ある日、子供を預かったという誘拐犯からの電話を受ける。犯人の指示のもと、箱根の芦ノ湖畔へと向かった麻希だが、そこには同じく息子を誘拐されたかつての上司、戸倉加奈子の姿があった。殺人現場に届く「アゲハ」からのメッセージの意味は?誘拐は、麻希と加奈子の運命を変えた八年前の事件が関係しているのか―!?女性秘匿捜査官・原麻希が社会の闇に挑む、長編警察ミステリー。 アマゾンの評価は今ひとつ高くなかったが、私個人的にはシリーズ全部読破しよう!と思ったほど面白かった。 個人的には元恋人広田とのやりとりは話の中での清涼剤になっていると思う。 しかし…相変わらず最後まで犯人が分からずある意味楽しめた。義理の息子かと思ったわ。

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2017/06/27

警視庁 鑑識課に勤める原麻希(旧姓:佐藤)。 通称 ハラマキ。 「だから、私をフルネームで呼ばないで!」 ジョークもありますが、ストーリーはシリアスです。 2人の子供を誘拐された原は、指定された箱根に向かったが、そこにいたのは、やはり子供を誘拐されたかつての上司 戸倉加奈子...

警視庁 鑑識課に勤める原麻希(旧姓:佐藤)。 通称 ハラマキ。 「だから、私をフルネームで呼ばないで!」 ジョークもありますが、ストーリーはシリアスです。 2人の子供を誘拐された原は、指定された箱根に向かったが、そこにいたのは、やはり子供を誘拐されたかつての上司 戸倉加奈子。 物語は、嫌が応にも、8年前の事件へ。 二転三転する真実に翻弄される原。 裏切り者が、警察内部にも? 果たして、本当の真実とは、そして、「アゲハ」の正体とは。 ラストまで、息もつかせぬノンストップミステリー。 最後に、ホロリとさせます。 必読です。

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2017/03/09

主人公である原麻希には忘れられない未解決事件がある。 麻希はその事件で多くのものを失った。 理解ある上司も、いつも明るかった同僚も、長年付き合った恋人も。 麻希のもとへと子供たちを誘拐したという電話がはいる。 指定された場所には八年前の事件で心身ともに傷を負った上司・加奈子の姿...

主人公である原麻希には忘れられない未解決事件がある。 麻希はその事件で多くのものを失った。 理解ある上司も、いつも明るかった同僚も、長年付き合った恋人も。 麻希のもとへと子供たちを誘拐したという電話がはいる。 指定された場所には八年前の事件で心身ともに傷を負った上司・加奈子の姿があった。 共に誘拐犯からターゲットにされた理由は過去の未解決事件しかない。 麻希は進行形の事件に立ち向かいながら、何事もなかったかのように埋められた事件の真相をさぐり始める。 麻希というキャラクターにあまり魅力を感じることができなかった。 麻希と二人の子供たち。そして夫。 家庭が歪な形になってしまっている自覚はありながら、何もすることができない麻希。 信じていたものに裏切られ、いつの間にか道を外れていってしまった犯人。 起きてしまった不幸な出来事のすべてを他人のせいにすることはできない。 同じように、すべてを自分の責任だと思うのも間違っている。 極端な思想は、たとえ正義の名のもとであっても多くの人を不幸にすると思う。 シリーズを読み続けていけば、原麻希という人物を好きになることができるだろうか。 けっして緻密な物語ではないけれど、第2弾も読んでみようと思う。

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2016/11/11

結婚の改姓により、原麻希=「ハラマキ」という、女性にとってはちょっと引ける姓名になってしまった鑑識課の巡査部長が主人公。 名前からして、ユーモア小説かと思いきや、謎解きもあり、読みやすくスピード感もあり、意外と正当な警察ミステリー。 シリーズ化されている様なので、『音道貴子』や『...

結婚の改姓により、原麻希=「ハラマキ」という、女性にとってはちょっと引ける姓名になってしまった鑑識課の巡査部長が主人公。 名前からして、ユーモア小説かと思いきや、謎解きもあり、読みやすくスピード感もあり、意外と正当な警察ミステリー。 シリーズ化されている様なので、『音道貴子』や『姫川』のように、成長していくだろうか。 次回作も読んでみよう。

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2016/03/25

ハラマキという自分の名前にコンプレックス? 自分の結婚にすら絶望を感じていたのだが実は・・・ 良いカンジの話なのに救われない部分がある

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2015/05/04

面白かった!! 複雑に絡み合った事実だけど、ちゃんとついていけるように書かれていて、最後まで楽しめた。エピローグもよかった!

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