新世界より(上) の商品レビュー
貴志祐介さんはミステリー小説のイメージが強く、ファンタジーの方は読んだ事がなかったので少し不安だったが、安定して面白かったので良かった。中、下巻が楽しみである。
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最初の章が終わるまでは 色々な説明ばかりで凄く退屈だった 他の方が書かれている通り、 第一章が終わってから話がどんどん進むので耐えて読み進めてほしいです
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なんか変わった本はないかと言われたらこれを勧めます。 怖いけどすごく面白い本です。 こんな世界があったら…と想像しながら読むと本当に惹き込まれます。 アニメも見るくらいハマりました!!
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第29回日本SF大賞受賞作品。面白い。中巻、下巻とまだ続きがあるのが嬉しい。中盤から一気に物語が加速していって、読みやすさも相まってあっという間に読み終わった。
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アニメで視聴後に読みました。 アニメだと説明が足りなくてわからなかった部分が、こちらを読むことで設定が深いなと感じました。ここから中、下巻のスピード感のある内容に期待です。
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SF長編小説の上巻。千年後の日本が舞台で、人間が呪力を使えるようになった世界線。八丁標という結界の内側にある街の学校で、主人公たちは呪力の扱いを学んでいる。外界はこの世界独特の生物に溢れており、子供が結界の外側に行くことは許されていない。 ある時、学校行事の一環として外界に出た主...
SF長編小説の上巻。千年後の日本が舞台で、人間が呪力を使えるようになった世界線。八丁標という結界の内側にある街の学校で、主人公たちは呪力の扱いを学んでいる。外界はこの世界独特の生物に溢れており、子供が結界の外側に行くことは許されていない。 ある時、学校行事の一環として外界に出た主人公たちは、隠されていた世界の秘密の一端を知る。先史時代の世界はなぜ滅んだのか、呪力を使えるようになった経緯とは? 前評判通り序盤の生物の説明は退屈に感じたが、図書館に出会った所からは一気におもしろくなった。下等であるはずのバケネズミに対し、呪力が使えないことによるハラハラの演出は一気読みしたくなる。そこから覚の呪力が戻った時の万能感と頼りがいが、瞬のオマケでお調子者だったこれまでの覚のイメージを一気に塗り替えて好きになった。世界の秘密とかはぐれた他の子の様子、無事に帰れるのかなど、まだまだ気になる謎を残して中巻に続く。
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久々の大作への挑戦。 さぁ、どうなるかな? 読後。 風の谷のナウシカに少し似ているような…。 中・下までは私はいいかな。 すみません…。
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バケネズミたちの先史時代の有り様と子どもたちの未来世界の有り様の対比が現実の人の過去と未来の対比と重なって、そこに胡座をかいている現在の自分には息苦しさや内省のようなものを促される感じがした… そして、人というものの在り方、人の愚かさ、幼さが子どもたちと呪力の関係から感じられた…
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1000年後の日本を舞台として超能力を得た人類。そこで生きる少年少女たちの物語。彼らは平和な暮らしの中で、一つの転機によって今までの生活や伝統に違和感を持っていく。 私が読んだ感想としては続きが気になる作品だった。物語における世界観の規模は狭いが、その分設定が作り込まれているよう...
1000年後の日本を舞台として超能力を得た人類。そこで生きる少年少女たちの物語。彼らは平和な暮らしの中で、一つの転機によって今までの生活や伝統に違和感を持っていく。 私が読んだ感想としては続きが気になる作品だった。物語における世界観の規模は狭いが、その分設定が作り込まれているように感じた。所々に謎が散りばめられているため、答えを想像しながら読むことができた。
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最初は世界観と設定を把握するのに時間がかかった。現実にないものを連想する力が乏しいのも大いにあると思うけれど、それにしてもわかりづらく感じる箇所が多いように思えた。 ただ、中盤から話が不気味に進展し、そこからはグッと引き込まれた。それまでのわかりづらさもここでこの世界観にのめり込...
最初は世界観と設定を把握するのに時間がかかった。現実にないものを連想する力が乏しいのも大いにあると思うけれど、それにしてもわかりづらく感じる箇所が多いように思えた。 ただ、中盤から話が不気味に進展し、そこからはグッと引き込まれた。それまでのわかりづらさもここでこの世界観にのめり込ませるために必要な手法だったのかもしれない。序盤のゆるく穏やかで優しいけどそこはかとなく不気味な非日常な日常の化けの皮が一枚一枚剥がれ落ちていく感覚。
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