リアル公務員 の商品レビュー
地方公務員あるあるに共感することもあれば、「こんな風習が今でも残ってるってどんな田舎の役所なの?」と驚くことも多くて楽しく読めました。 何より共感できたのは、「公務員の仕事は空気のようだ」という例え。とても納得できました。住民には何をしているのか伝わりづらいけど、地域住民が生活し...
地方公務員あるあるに共感することもあれば、「こんな風習が今でも残ってるってどんな田舎の役所なの?」と驚くことも多くて楽しく読めました。 何より共感できたのは、「公務員の仕事は空気のようだ」という例え。とても納得できました。住民には何をしているのか伝わりづらいけど、地域住民が生活していくにはなくてはならないもの=目には見えないが無くては生きていけない空気。目に見えないとはいえ、そのことに公務員自身がもどかしさや住民の不満を感じている以上、住民に対して公務員は自分たちのやっていることをわかりやすく伝えていく努力をしていかなければ解消されることはないんだという気付きにもなりました。当たり前のことのようでも、公務員は自分たちの仕事がなかなか伝わらないもどかしさや虚しさの前につい諦めてしまいがちだと思います。それを打ち破るための努力の一例や、筆者の苦労エピソードが本書で紹介されているので地方公務員にとってかなり参考になるものだと思います。
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地方公務員として読んで共感できること、参考になることが多かった。 共感出来たこと ・失敗が許されないため過剰なマニュアルをつくる 目的意識が明確になっていないから臨機応変な対応ができず、過剰な予防策を引くのではないかと感じる ・事業の評価があいまい。仕様書を設計し契約を結ぶ...
地方公務員として読んで共感できること、参考になることが多かった。 共感出来たこと ・失敗が許されないため過剰なマニュアルをつくる 目的意識が明確になっていないから臨機応変な対応ができず、過剰な予防策を引くのではないかと感じる ・事業の評価があいまい。仕様書を設計し契約を結ぶまでに力をかけるのに、その後は・・・ 参考になったこと ・仕事を分かりやすく見せること 固いイメージのある役所の仕事を市民に分かりやすく伝える努力は必要であると思った。本書にもあったが公務員の仕事をうまく伝えることはできていない。説明責任以前の大前提で市民の方に役所の仕事をアピールするこが相互理解のためにも必要であると感じた。 ・長期視点での展開が苦手 目先の窓口対応には過剰に反応。景気の悪化等のじわじわ型のリスク対応が下手と本書には書かれている。課長級が長期計画やプランを作成して長期視点での計画はたてる。どこまで市民が身近に感じられる内容か。また、課長等も異動のため長期視点で計画を管理評価できる人がいない。 現状の組織体制では、係員への発言力が強い、自己主張をもった人がいないと現場レベルでは危機感を抱きにくい。 ・公務員という立場にとらわれない 現場感覚、住民視点当たり前のことだか意識したいと思った。関係機関と関わりで過剰に自分が公務員であることを意識してしまっていることも時にあるので気をつけたい。
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身内に公務員がいるので一般的な公務員あるあるが共感できるのではないかとライトな気持ちで読んだのだが、著者の考える公務員の在り方とその現実との剥離、いかに公共の場との意志疎通に齟齬がないように伝えていくべきか、など優れたビジネス書として読むことができた。 また著者がなぜ公務員になったのかが最初からぶれてなくて、ぶれそうになったときに初心に戻るという考え方は正しい。できるかできないかは別として、その正しさにいかに近づけていくか、初心に立ち戻ってできることを考えていくというスタンスは大事だなと感じた。
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将来自分が進む道として、まずは公務員がどんな仕事だろうという興味本位からこの本を読んでみた。 エッセイの部分では、今まで私の中で構築されていた「公務員像」を覆すような話が多く、とても参考になった。漫画の方もわかりやすく、読んでいてとても楽しかった。 ただ、この話は難しいな…よく...
将来自分が進む道として、まずは公務員がどんな仕事だろうという興味本位からこの本を読んでみた。 エッセイの部分では、今まで私の中で構築されていた「公務員像」を覆すような話が多く、とても参考になった。漫画の方もわかりやすく、読んでいてとても楽しかった。 ただ、この話は難しいな…よくわからない…といった部分も多くあったと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
現役の市役所職員が書いた本。公務員擁護や公務員批判につながらず、凄く客観的に書いていた。しかも、現役公務員の人が書いているけど、「俺たちこんだけ頑張ってます!ドヤァ」っていう押し付けがましさも全くない。 漫画も交えつつ、非常に読みやすい。 公務員(特に地方公務員)の日常や奇妙に思う点、「公務員は楽で高給取り」と言われる事について、筆者の思う公務員の本当の役割などについて書かれていた。 私も4月からは某所の公務員になるけど、自分の思いなどを忘れないようにしつつ、この本も参考にして色々頑張りたいと思った。
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現役公務員が本を出版するっていうのは副業にあたらんのか?とか思いつつも読んでみた。許可得て出版したのかな?どうなんでしょ? 警察とか消防など、公安系公務員について書いている本は数あれど、一般行政系公務員について書いてる本はあまり無いように思う。これは一般行政系の公務員について、マ...
現役公務員が本を出版するっていうのは副業にあたらんのか?とか思いつつも読んでみた。許可得て出版したのかな?どうなんでしょ? 警察とか消防など、公安系公務員について書いている本は数あれど、一般行政系公務員について書いてる本はあまり無いように思う。これは一般行政系の公務員について、マンガを織り交ぜてエピソードをつづったエッセイ本。現役公務員が書くことで、公務員のオカシな現実を紹介しつつ、筆者自身が周りから言われる公務員への偏見について、ペンの力を使って弁解しようとしているのが読み取れる。 私的にはこれを読んで自分の中の公務員のイメージとはそんなに違わなかったが、新しく分かったことも多々あり楽しく読めた。 「公務員って楽して高給取りなんでしょ?」とか「一般事務は基本的にデスクワークなんでしょ?」とか思ってる人は、是非読んでおくべき一冊です。進路の検討にもどうぞ。
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行政職の公務員の世界をマンガを交えて,わかりやすく描いている。公務員=安定しているから目指すという昨今,公務員という職業(本来は,公務員という職業は存在しないが・・・)をどのようなスタンスで目指せばよいのかを示唆している。
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http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2094
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公務員って批判されてるが実際はどうなんだろうと思い手にとってみた。 漫画とエッセイが半分ずつで読みやすかった。ただ、漫画の影響か、全体としてのほほんとした印象を受けた。
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