リアル公務員 の商品レビュー
リアル「地方」公務員、ですね。だいぶ噛み砕いてたけどもう少し専門(?業界?)用語を一般にも分かりやすくできたかも?
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公務員の世界と働き方について書かれた本。半分は文章で、半分はマンガという書き方なので、読みやすい。 筆者の町田智弥氏は、市役所に入庁後、県庁、省庁などに出向の経験があるそうだ。このプロフィールだけではどんな人物かは分からないが、本書の文章を読むと、バランス感覚のある、志のある公務...
公務員の世界と働き方について書かれた本。半分は文章で、半分はマンガという書き方なので、読みやすい。 筆者の町田智弥氏は、市役所に入庁後、県庁、省庁などに出向の経験があるそうだ。このプロフィールだけではどんな人物かは分からないが、本書の文章を読むと、バランス感覚のある、志のある公務員のように思った。 公務員の世界に疑問を感じるところもあるが、公務員としてやりがいも感じている。公務員の世界に浸かりながら、かつ染まりたくはない。そんな印象を受けた。 本書の全体としては、全ての役所には当てはまらないことも書いてあるし、書いて面白い内容を選んで書いているので、これが公務員の世界そのものとは思わない。しかし、公務員の世界がどんな雰囲気かはつかめる。その雰囲気を伝えるのにマンガを用いたのが良い。
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初っぱなからイエローストッピングくんとかいう強烈なキャラクターが登場するんだけど、笑いながらも妙に納得してしまうところが不思議! 著者は、市役所の職員でありながら、国や県への出向も経験しているため、公務員という職業だけでなく、国・県・市のそれぞれの特徴をよく理解しているなぁ、と...
初っぱなからイエローストッピングくんとかいう強烈なキャラクターが登場するんだけど、笑いながらも妙に納得してしまうところが不思議! 著者は、市役所の職員でありながら、国や県への出向も経験しているため、公務員という職業だけでなく、国・県・市のそれぞれの特徴をよく理解しているなぁ、という印象。 私も一市役所の職員ですが、国・県・市の役割の違いや公務員という職業の特異性、課題などわかりやすく理解することができました。まだまだ勉強すべきことがたくさんありますね。 公務員の生態がよく表現されている一冊!
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公務員の著者による公務員の実情を語った本。 役所の融通の効かなさなど頭に思い浮かべながら読むと一層面白い。
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現公務員さんの公務員のお仕事についての本。著者は公務員の中でも幅広い異動を繰り返したと述べているので実際はもう少しせまい仕事なのだとも思う。できるだけ客観的に書いているという著者の発言通り、公務員の仕事を美化せず、普段ぼくらが生活している時にイメージしている公務員について述べなが...
現公務員さんの公務員のお仕事についての本。著者は公務員の中でも幅広い異動を繰り返したと述べているので実際はもう少しせまい仕事なのだとも思う。できるだけ客観的に書いているという著者の発言通り、公務員の仕事を美化せず、普段ぼくらが生活している時にイメージしている公務員について述べながらその裏側を正しく説明しているようによんでいて感じた。 将来の仕事を探していくにあたって公務員という仕事に惹かれていたので読んだのだが、あまりに正直に書いてくれていたので興味が失せたというのが本音。それでも最後には公務員のやりがいを伝えてくれているので公務員に興味のある人は現実を少しでも知る意味でもよんでおくといいかも。マンガとエッセイで構成されているので非常に読みやすかった。
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本書は現役公務員が描いた「お役所の今」がわかるコミック&エッセイである。 何かとバッシングされる事の多い公務員ですが、著者としては本書を、「公務員を取り巻く世界を多くの人にわかりやすく伝えるため」と「公務員が自らの仕事を振り返るきっかけ」となるように書いたそうです。 本書を...
本書は現役公務員が描いた「お役所の今」がわかるコミック&エッセイである。 何かとバッシングされる事の多い公務員ですが、著者としては本書を、「公務員を取り巻く世界を多くの人にわかりやすく伝えるため」と「公務員が自らの仕事を振り返るきっかけ」となるように書いたそうです。 本書を読んで「僭越印」なるものがある事を初めて知りました。ハンコが五ミリ上にずれている事をいうそうですが、いかにも役所的なエピソードです。もっとも全ての役所にある訳ではないとは思います。あくまで著者の属する組織がそうゆう文化を持っているという事でしょう 書類を綴じる穴はミリ単位で指定とありますが、これも厳密に守られているのか疑問です。 この本を公務員の一般論としてとらえる事は危険ですが、問題提起としては参考となります。 そして、吉田係長(猫)は可愛い過ぎます。
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行政職員に転職する際の参考に読みました。 面接などで「公務員に必要な能力は何だと思いますか?」や「どのような職員になりたいですか?」という質問が必ず来ると思うけれど、その質問の答えを考える時には大変参考になると思う。 行政という仕事の役割からしても、役所という組織の性格からし...
行政職員に転職する際の参考に読みました。 面接などで「公務員に必要な能力は何だと思いますか?」や「どのような職員になりたいですか?」という質問が必ず来ると思うけれど、その質問の答えを考える時には大変参考になると思う。 行政という仕事の役割からしても、役所という組織の性格からしても、「オレが成果を出す!」という考えだけでは、この業界で成果を上げるのは難しいのだなと感じました。熱意のある人ほど、冷静に、上手に立ち回っていく必要があるよう。 ”大変ですよ” という事ばかり書かれているので、企業人からは「ただのヌルい愚痴」、学生からは「つまらん業界」と思われそう。 ただ、予備校や役所の案内などではオイシイ事しか書かれていない(当然ですが)ので、受験生にとってはこういう本があっても良いと思いますね。
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文章が硬いです。 市の広報誌にあるPR文のような、式典の祝辞のような…。 前向きに問題点を考え真面目に取り組もうという姿勢は伝わってくるのですが読み物としての魅力はないです。
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公務員の日常を描いたマンガとエッセイ。まずは「わかりやすく伝える」ことからはじめたい。という冒頭の一節の通り公務員の今を教えてくれる本。どうして公務員のいうことは難解なのか等色々なものが見えてくる本。
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コミックエッセイ。読みやすいし、わかり易いけど「そうなんだー」という感じ。 そこから何かを起こす心のざわめきは起こらず。
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