図説 地図とあらすじでわかる!風土記 の商品レビュー
図書館で借りた。 「風土記」とは、奈良時代に国司に命じて作成させた各地の郷土史的文書だ。今の言葉で言えば地方白書といったところだろう。「作った」という意味では、日本全国で作られたそうだが、はっきりと現存しているのは常陸・播磨・出雲・豊後・肥前の5ヶ国のみだそうだ。それに加えて、部...
図書館で借りた。 「風土記」とは、奈良時代に国司に命じて作成させた各地の郷土史的文書だ。今の言葉で言えば地方白書といったところだろう。「作った」という意味では、日本全国で作られたそうだが、はっきりと現存しているのは常陸・播磨・出雲・豊後・肥前の5ヶ国のみだそうだ。それに加えて、部分的に他地方の文書が残っているという。 本書の構成もそれに従い、最初に風土記全体について軽く述べられたあと、5ヶ国の風土記について詳しく記述され、追記的にその他の国の風土記について記されている。 いわゆる『記紀』に次ぐ、古代日本を知る重要な手掛かりとなる文書。多くは伝説であったりして現実的ではないが、非常に興味深い世界だ。
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「風土記」に何が記述されているの? どの国の風土記が残っているかというのは、歴史の授業なんかでやるわけですが、実際そこに何が書かれているのかということを知る機会というのは、普通ないのだと思う。 そして、いきなり原文にあたるというのも難しい。 本書は現存する風土記を章ごとに、また...
「風土記」に何が記述されているの? どの国の風土記が残っているかというのは、歴史の授業なんかでやるわけですが、実際そこに何が書かれているのかということを知る機会というのは、普通ないのだと思う。 そして、いきなり原文にあたるというのも難しい。 本書は現存する風土記を章ごとに、また逸文に1章もうけて風土記を概略している。 章の内容も中項目が2~4ページ程度で説明されているので読みやすい。 ただところどころ、あらすじのため、物足りない部分もある。 そういった点については原文を読んでみるとか、次につながるので、この本の役割は大きく果たされているように思った。 さくっと読めるので通勤などにおススメです。
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