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カフェかもめ亭 の商品レビュー

3.9

79件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2013/02/13

ねこしまさんのお話を読んで今は亡き愛犬の姿を思い出しました。 猫の国があるならば、わんこの国があったっておかしくないかもね。 あの威厳のあるわたしの愛犬は王様、いや、それはちょっと図々しいかもしれないから王様おつきの執事くらいだったかもしれないな。 と、ココロがほっこりするお話...

ねこしまさんのお話を読んで今は亡き愛犬の姿を思い出しました。 猫の国があるならば、わんこの国があったっておかしくないかもね。 あの威厳のあるわたしの愛犬は王様、いや、それはちょっと図々しいかもしれないから王様おつきの執事くらいだったかもしれないな。 と、ココロがほっこりするお話を集めたこの作品、最初はとっつきにくかったけど、それでもいっきに読みました。

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2013/02/01

ねこしまさんの話、なみだなみだ。 たそがれ堂を読んでからのこっち。同じ風早の街を舞台にカフェでのゆったりした思い出話。それぞれに不思議がたくさんつまってる。涙もつまってる。ほろほろ泣けました。

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2013/01/27

切なさで胸がふさがれる思いをしつつ一気に読み終わる。「ねこしまさんのお話」の最後にホッとする感じも、「かもめ亭奇談」の時の流れが不思議に重なって描き出される情景も、「クリスマスの国」のたまらない余韻も、大好き。泣かずにはいられない。なんか俺は大切のものをどこかに置き忘れてきてしま...

切なさで胸がふさがれる思いをしつつ一気に読み終わる。「ねこしまさんのお話」の最後にホッとする感じも、「かもめ亭奇談」の時の流れが不思議に重なって描き出される情景も、「クリスマスの国」のたまらない余韻も、大好き。泣かずにはいられない。なんか俺は大切のものをどこかに置き忘れてきてしまったのではないだろうか、という後悔の念が頭をかすめる。

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2013/01/07

コンビニ堂がとても好きなので、読んだけれど、書きっぷりが自分には少し苦手なパターン。ねこしまさんのお話はとてもよかったわ。

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2017/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

▼収録作品 「砂漠の花」 「万華鏡の庭」 「銀の鏡」 「水仙姫」 「グリーン先生の魔法」 「ねこしまさんのお話」 「かもめ亭奇談」 「番外編・クリスマスの国」 「ねこしまさんのお話」で涙腺決壊。猫の国が本当にあるなら、そこで皆どうか幸せに暮らしてほしい。 「銀の鏡」は少しホラーちっく。

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2012/10/19

とある港町にあるカフェ。 そこへ訪れる常連客が、自身が体験した話を語っていく、という形式でつづられる短編集。 それぞれの客の視点から語られる、少し不思議な物語。 妙に童話テイストだ・・・と思っていたら、一昔前に出版された(高学年向けの)児童文学というジャンルらしい。 納得。 ...

とある港町にあるカフェ。 そこへ訪れる常連客が、自身が体験した話を語っていく、という形式でつづられる短編集。 それぞれの客の視点から語られる、少し不思議な物語。 妙に童話テイストだ・・・と思っていたら、一昔前に出版された(高学年向けの)児童文学というジャンルらしい。 納得。 同じ街を舞台にしている姉妹作『コンビニたそがれ堂』シリーズなるものがあるらしく、買うほどでもないけどちょっと読んでみたい、くらいの気分にはさせられた。

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2012/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かもめ亭を訪れるお客さまが語るお話をつづった短編集。 自動ピアノの曲とともにドリンクを飲みながら語られたお話はどれも心温まるものばかりです。

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2012/09/25

“そのお客さまが、いつのまに店に入ってらしたのか、わからないんです。 気がついたら、そこに、ドアを背にして立っていらっしゃいました。霧にぬれたコートをたたんで腕にかけて、にこにこ笑ってらっしゃって。 一瞬、何ていったものかと思いました。 お客さまは、銀色の髪の、外国人のおばあさま...

“そのお客さまが、いつのまに店に入ってらしたのか、わからないんです。 気がついたら、そこに、ドアを背にして立っていらっしゃいました。霧にぬれたコートをたたんで腕にかけて、にこにこ笑ってらっしゃって。 一瞬、何ていったものかと思いました。 お客さまは、銀色の髪の、外国人のおばあさまだったのです。細いふちの眼鏡の向こうで、灰色の目が、おもしろそうに、きらきらと光っていました。”[P.189] かもめ亭に訪れる人々の、ほっこりする短編集。 どこか幻想じみていて懐かしい。 “足音が、近づく。僕の心臓の音は、速いペースで鳴った。隣にいる暁くんが息をのむのがわかる。背筋の毛が逆立って、胸の奥で、逃げたい、という思いが弾むのがわかった。 でも——その時僕は、小さかったあの日の、螢を部屋に放してくれたあの女の子のことを思った。さみしかったあの夜に、ひとりぼっちの夜に、お見舞いにきてくれた女の子。 今階段を下りてくるのは、あの子だった。 僕は——僕たちは、逃げなかった。 「こんばんは。いらっしゃいませ」 その子は、優雅な響きの、日本語でいった。小鳥みたいに首をかしげて、笑った。 まるで僕らがここにくるのがわかっていた、というように。それでいいの、当たり前よというような、でも、とてもとても、嬉しそうな笑顔で。”[P.270]

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2015/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「コンビニたそがれ堂」と同じくやさしい作品。 「鏡の話」はちょっと、かなしくなっちゃうけれど。 「よこしまさん」がいいなぁ。 最後のアニメーターのおじさんは あのコンビニに行ったんだぁ、とちょっと羨ましい。 たそがれ堂と同じく、 行ってみたいカフェ。 ゆっくりコーヒー飲みたくなるなぁ。 イヌ派かネコ派かと聞かれると迷わずイヌ派の私。 ネコ派の人ならもっと楽しめそう。

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2012/08/16

カフェかもめ亭を訪れる人の、それぞれのお話。最後の番外編、クリスマスの国が好き。 2012/8/15

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