プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考 の商品レビュー
常識を疑え系な話とポジティブシンキングは色んな人が換骨奪胎して書いている。 だから一冊読めばよしとするか、何冊も読んで自分に合う書きかたの本を見つけるか。 実践してなんぼの本は、読むことそのものに正否はない気が。
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「おもしろがる」というより、本書の中のワードで言うと 「境界条件」をとっぱらって考えよう。という意味で捉えました。 もっとライトな感じに「おもしろがる」スタンスを、提示するのかな?と思ったけども、 結構スタンダードに、よく言われるようなことが示されて、 読むこと自体になかなか「お...
「おもしろがる」というより、本書の中のワードで言うと 「境界条件」をとっぱらって考えよう。という意味で捉えました。 もっとライトな感じに「おもしろがる」スタンスを、提示するのかな?と思ったけども、 結構スタンダードに、よく言われるようなことが示されて、 読むこと自体になかなか「おもしろがる」ことが出来なかったなぁ、と正直思いました。
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可能性は一つではない。 まず出来るという。理由・手段は後から 主語を変える。 別の業界のフレームワークを考える ゼロベースで考える。 値上げ⇒このやり方ならできる。 事象をbizにあてはめる。 world cup⇒国対国
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常に前向きに捉え、変革を起こすための考え方を指南してくれる著。境界条件の設定、N=1、ポジとネガなど、いくつかのキーワードを心がけておくとよい。
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思考する際に境界条件を外すというのは非常に重要なことだと思った。論理的ブレインストーミングのようなイメージか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何事にも面白がる思考が大切であるということ。 仕事に取り組む人のキャラクターは 思いつき君,堅実君,人まね君,面白がる君という4つの要素に分解できる。誰しもがkの4つのキャラを持っている。 極々当たり前のことなんだけど,(先般読んだモチベーション3.0にも共通しているが)何に対しても興味をもって面白がって取り組むことって大切だよね。 感情的になることによって物事の大切な部分を見ていない危険性がある,プロボカティブシンキングの根底にあるのは好奇心に後押しされた,論理的思考能力なのである。 思いつき君はいいアイデアを出すのだが,一貫性や論理性に欠ける。 堅実君は理論的に正しいことを言うが,斬新な発想や変革には不向きである。日本人に多いのはこのタイプではなかろうか。 人まね君は表面的な真似が多いので,成功しても失敗しても実は本質がわかっていないことがある。 明るく高揚感をもって行うのと,閉塞感をもって下を向いてやるのでは明らかに成果も違うし,本人の満足度や成長も異なる。 面白がる君は人がやっていない点を何故かを考えたり,マイノリティの行動に着目したりして,とことん(無意識に設定してしまっていることが多い)境界条件を排除していく。議論するだけならただ! XXXはできるというところから判断し,理由を後から考えるマインドセット!普段から「できる」と考える習慣があると,自分自身が相当な難局に直面した時にも心の余裕が違う。面白がる君の真骨頂は困ったときである。容易に他人を頼るのではなく,チームを活用して,何度も試行錯誤することを嫌がらない。最初に目指すものとそれを実現する方向性についてしっかりした構図をもっているからである。 HOWを5回くらい繰り返すと思い付きではなく,具体化される。
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なんでも、「出来る、なぜならば〜だから」と言う境界条件を取っ払った考え方を学べる。なかなか参考になりました。
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まずタイプを4つに分けている。思いつき君、堅実君、ヒトマネ君、面白がる君。昔の成長世代の場合、前者3つの思考の持ち主でもやっていけた。しかし、日本が突入せている人口減少時代は、全世界的に見ても右肩上がりの成長経済を描けないことが分かっている、そんな中、面白がる君の思考法が必要だと...
まずタイプを4つに分けている。思いつき君、堅実君、ヒトマネ君、面白がる君。昔の成長世代の場合、前者3つの思考の持ち主でもやっていけた。しかし、日本が突入せている人口減少時代は、全世界的に見ても右肩上がりの成長経済を描けないことが分かっている、そんな中、面白がる君の思考法が必要だと言う。 その思考法や必要性、違いが分かります。 来年は私もこのプロヴォカティブシンキングを目標に一年乗り切ります。
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現役コンサルタントの発想法の著書で、問題解決の手法としての発想法を提示している1冊です。 タイトルにある「プロヴォカティブ」(provocative) とはあまり聞き慣れないことばですが、挑発的な、刺激的な、などの意味を持った英単語です。本書にもあるように、あまりよいイメージの言...
現役コンサルタントの発想法の著書で、問題解決の手法としての発想法を提示している1冊です。 タイトルにある「プロヴォカティブ」(provocative) とはあまり聞き慣れないことばですが、挑発的な、刺激的な、などの意味を持った英単語です。本書にもあるように、あまりよいイメージの言葉ではないがあえて使っている部分があります。副題の「面白がる」も、これ単独では誤解されてしまいそうですが、おもしろいことだけを恣意的に取り上げて発想することをよしとするわけではなく、あくまでも論理的に、かつ前向きにという考え方です。 「とがった発想で、常識ではなく理論で攻める」というのがプロヴォカティブ・シンキングの骨子にあたるのではないかといえます。 発想の方法を擬人化して、本書の目標であるプロヴォカティブ・シンキングを【面白がる君】、そのほかの典型的なパターンを【思いつき君】【堅実君】【ヒトマネ君】と分類しています。 自分がこれまで作って来たアイデアは、【思いつき君】のそれに近いかもしれません。アイデアの数は出せるのですが、その土台にある思想がなく、ただ新しいことをやりたいというだけで一貫性のないアイデアを思いつくままに展開していたといえます。 (もちろん、コピーライターの発想法やブレインストーミングの場などでは、とにかく思いつく限りのことを言葉にしていくというプロセスが必要で重要だということはあり、【思いつき君】の方法が一概に否定されるべきものではないと思いますが。) どんな問題も「実現できる」と考え、常識の枠を取り払い、具体的な高い理想を掲げて、その理想の実現のために論理で詰めていく。そしてこの過程を【面白がる】。 もちろん簡単ではありません。本書にはその苦労はとりたてて書かれていませんが、前例や常識にとらわれた自分の発想をリセットする作業や、課題の実現に向けて論理的に考え抜く作業が要求されるため、【思いつき君】の発想レベルではとうていたどり着かないでしょう。方法だけではなく、心構えの部分から切り替えていく必要がありそうです。 とはいえ、与えられた課題をできないと考えるのではなく、「実現可能だ、そのためにはどうすればいいか」という立場から考えるように変えていくのは、プロヴォカティブ・シンキングの第一歩として大事なことですし、比較的実行しやすいのではないかと思いました。 今の勤め先はITベンチャー企業なのですが、今期(来年6月までの1年間)の売り上げ目標が前期の3~4割増しの数字に設定されました。今期の目標は自分としては無理かなと正直感じていたのですが、社長は「できる」と考えているようですし、専務はさらに2割増しの売り上げを目標にすると明言しています。 そして実際、その数字の達成に向けて全社が動いており、できると思うかどうかで、行動も成果も変わってくるのだと実感させられています。自分も考え方を変えて、何でもできると思って(言葉の上だけではなく、自分の本質的な部分でできると感じるようにする)積極的に取り組むことで、成果を上げていきたいと考えています。
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「可能性を信じ、可能性を広げる」思考法=『プロヴォカティブ・シンキング』を紹介しています。 定石や常識、全ての前提条件や境界条件をクリアーして、あらゆる可能性を試してみようという思考法です。 私たちはアイデアを生み出す際、意識的・無意識的に関わらず、様々な境界条件を設定してし...
「可能性を信じ、可能性を広げる」思考法=『プロヴォカティブ・シンキング』を紹介しています。 定石や常識、全ての前提条件や境界条件をクリアーして、あらゆる可能性を試してみようという思考法です。 私たちはアイデアを生み出す際、意識的・無意識的に関わらず、様々な境界条件を設定してしまっています。 それにより、高い目標が達成できなかったり、達成する可能性が低くなってしまっています。 読者は4人の登場人物のうちの誰かにきっと当てはまるでしょう。 参考になる部分が多く、読む価値のある本です。
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