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万能鑑定士Qの事件簿(7) の商品レビュー

3.7

113件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2021/01/09

金がただの合金に変わる謎を追うのがメインストーリーだが、それとは別の謎解きもサブストーリーとして含まれている。本シリーズに出てくる知識は個別ではただの雑学だが、それらを組み合わせてここまでのストーリーに仕上げてあるのは本当に素晴らしい。

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2020/12/18

7作目です。 今回、莉子さんはファッション雑誌編集部に潜入しています。 小さなミスも許さない女編集長城ヶ崎の元で、その知識をいかんなく発揮し、ついには第一秘書までのぼりつめます。 実は、女編集長の悪事を暴くことが目的で~~。 金の逆錬金術、小説のパクリ疑惑、金庫の中身強奪と、事件...

7作目です。 今回、莉子さんはファッション雑誌編集部に潜入しています。 小さなミスも許さない女編集長城ヶ崎の元で、その知識をいかんなく発揮し、ついには第一秘書までのぼりつめます。 実は、女編集長の悪事を暴くことが目的で~~。 金の逆錬金術、小説のパクリ疑惑、金庫の中身強奪と、事件はてんこ盛り。 最終的には元の鑑定士に戻るので、ご安心を。 今回、小笠原君の活躍は無いに等しい。

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2020/08/25

金の延べ棒が変化?伏線がいろいろあって、金の延べ棒の話に至るまで楽しかった。出版社の壮絶な空気。。私には働けそうもないな(笑)夢のある人たちって素晴らしい。

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2020/05/14

力を抜いた状態で読めます。 莉子が出版社に潜入捜査で入り込みます。 読んでから3ヵ月経ってレビューを書こうとしていますが、細かい内容をあまり覚えていない。 リラックスして読んだからでしょう。 このシリーズは、みなそんな感じられです。

Posted byブクログ

2020/02/28

なんで?なんで?と、これまでとは異なるストーリー展開に、いつもより引き込まれてしまった。そして逆錬金術とは…

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2019/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鑑定ってよりトリック破りだね~香水評論家のダメダメ小説の盗作を見破った莉子はWeb雑誌に乗り込んだが、帰りに身柄を押さえたのはマルサだった。社主で編集長の女性が第二秘書を求めていたのだ。脱税している相手に金の地金を売り込むブローカーがいるが、金の地金は剥がれて質量だけが金と同じ紛い物だったのだが、被害を訴えられないのは脱税しているからだ。社主はなかなか尻尾を掴ませないが、年の暮れに不動産王から借りた5億のペンダントを入れたGPS付きの手提げ金庫が、第一秘書が目を離した隙に消えた。課長が念のためと二代借りていたのを利用した,すり替えだったのだ。犯人の男性社員は支払った給与額と受け取った給与額が違うと訴えている。功績が認められた莉子は第一秘書となり、ウォーターフロントの倉庫に社主と同行する~あと、5冊だろうか。軽くていいので、少なくても、もう一冊は読みましょう

Posted byブクログ

2018/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回も莉子の知識と機転が光る話だった。コミックスで読んで内容は知っていたから、犯人はわかっていたんだけど、想像よりあっさり描かれていた感じ。個人的に好きな莉子のおっとりした天然な部分が控えめだった気がした。

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2018/10/12

今回はマルサから依頼されての潜入捜査。宝石泥棒にはがっかりだったけど、大きな詐欺が告発できた上に、罪には問われたけどきっと気持ちは救われたであろう城ケ崎社長と新天地で元気に活動し始めるイザベルの社員達にが思い浮かんでうれしくなった。盗作騒ぎではスカッとしたな。

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2018/06/12

純金が無価値の合金に変わってしまう“逆錬金術”の謎を追って、凛田莉子は有名ファッション誌のカリスマ女編集長に接近する。小説の盗作騒ぎから5億円のペンダント紛失まで、数々の事件を解決に導いた莉子の行く手に、最大の謎が出現した。沖縄・波照間島で育った無垢で天真爛漫な少女が知性を身に付...

純金が無価値の合金に変わってしまう“逆錬金術”の謎を追って、凛田莉子は有名ファッション誌のカリスマ女編集長に接近する。小説の盗作騒ぎから5億円のペンダント紛失まで、数々の事件を解決に導いた莉子の行く手に、最大の謎が出現した。沖縄・波照間島で育った無垢で天真爛漫な少女が知性を身に付け、いまやマルサにも解き明かせない秘密の真相解明に挑む。

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2018/01/14

読書録「万能鑑定士Qの事件簿7」3 著者 松岡圭祐 出版 角川文庫 p73より引用 “「手は加えてるんだぞ。まず登場人物の名 前を一括変換する。それから一般名詞を同義 語に一斉変換するソフトを使うんだ。ありゃ 便利だよ。『言語』を『言葉』、『本屋』を 『書店』、『田んぼ』を『...

読書録「万能鑑定士Qの事件簿7」3 著者 松岡圭祐 出版 角川文庫 p73より引用 “「手は加えてるんだぞ。まず登場人物の名 前を一括変換する。それから一般名詞を同義 語に一斉変換するソフトを使うんだ。ありゃ 便利だよ。『言語』を『言葉』、『本屋』を 『書店』、『田んぼ』を『田園』という具合 にさ。これで原稿はかなり印象が変わる。後 は確認がてら語尾をちょっといじって、接続 後の『だが』を『しかし』に変えたりして、 一時間かそこらで出来あがりだ」” 目次から抜粋引用 “クリスマスイヴ  奇妙な文芸  マルサの男  不動産王  金の延べ棒”  多方面に対する膨大な知識を駆使する美人 鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。  大きな部数を発行する女性誌、それを支え る意識の高い女性が締め切り間近の電子出版 の修正に追われていた…。  上記の引用は、盗作作家のやり方の言い分。 デジタルデータで原稿をやり取り出来るよう になったらなったで、便利になった分、他の 問題が起こっているようです。小説になるく らいですから、現実にも沢山このような事例 があるのかもしれませんね。  表向きはきらびやかで、大きな顔をしてい る人でも、本当のところは、誰かが受け取る はずのモノを掠め盗っているだけなのかも知 れないなと、今回の話では思わされました。 ーーーーー

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