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秘密のスイーツ の商品レビュー

3.8

26件のお客様レビュー

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2025/10/30

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/iwjs0027opc/BB01994125 西図書館2階・開架  913.6/H-48

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2023/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

偶然に、時を隔てた戦時中の少女・雪子と繋がった主人公の理沙。神社の石柱の穴を通じて理沙から渡される『ポッキー』や『小枝』といった現代のお菓子に「あんなにおいしいもの初めて」と涙して感激する雪子。切実な食糧難のなか、雪子やその周りの子どもたちにとって、それはまるで神様からの贈りもののようでした。人から「ありがとう」と言われることの喜びを知り、自ら焼き菓子を焼き、せっせと雪子に届ける理沙。理沙は雪子との交流がきっかけで学校に通うようになり友だちもできます。やがて、はげしい空襲を生き残って年老いた雪子と理沙が現代で再び繋がって・・・。ラストの理沙の台詞「わかんない。友だちからもらったから」にじんとしました。やっぱり、あの交流はいつまでも二人だけの秘密なんですね

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2020/07/12

不登校の小学生 理沙と戦時下を生きる雪子。 理沙がお母さんへの反抗で、神社で見つけた穴に携帯を隠したことで物語は動き始める。 文明が全く異なる時代を越えて友情で結ばれる二人。 とても心が温まる作品でした♪

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2018/03/19

林真理子氏の作品を読んでみたいと思い、直感で選んだ。 ありがちなテーマなんだけど、この方の味が凄く出てる気がした。 主人公が小六にしては大人びてる(物言いだけ)感じだけど、ひねくれてるのかと思うとすごく素直で優しかったり。 自分が恵まれすぎてるから贅沢になってるってことに、あっさ...

林真理子氏の作品を読んでみたいと思い、直感で選んだ。 ありがちなテーマなんだけど、この方の味が凄く出てる気がした。 主人公が小六にしては大人びてる(物言いだけ)感じだけど、ひねくれてるのかと思うとすごく素直で優しかったり。 自分が恵まれすぎてるから贅沢になってるってことに、あっさり気づくところがいい。 押しつけがましくなく、淡々と進んでいくところは、この方のサッパリした性格によるところかな、と。

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2016/02/02

不登校の小学生理沙が、隠した携帯で、戦時中の雪子が、タイムトンネルで結ばれる。 お菓子が大好きで太り気味の理沙が、チョコレートの付いたお菓子と戦時中のおやつとしてトウモロコシの粉とかフスマ(麦の皮)が入っている蒸しパンとの交換で、どちらも衝撃の強さに驚愕するのである。 理沙は、内...

不登校の小学生理沙が、隠した携帯で、戦時中の雪子が、タイムトンネルで結ばれる。 お菓子が大好きで太り気味の理沙が、チョコレートの付いたお菓子と戦時中のおやつとしてトウモロコシの粉とかフスマ(麦の皮)が入っている蒸しパンとの交換で、どちらも衝撃の強さに驚愕するのである。 理沙は、内緒にしている為にお菓子代を工面するのに困って来る。 どうすればいいのか、、、、 からかわれた事を、否定してくれた友人2人と、手作りクッキーを作成することにする。 その友人の祖父の妹が、タイムトンネルで、出会った少女雪子と、知る。 お菓子を食する事の出来なかった雪子の夢。 又理沙が登校拒否からの脱出。 お菓子で年齢差のある2人が心を分かち合う。 中学生になって、クッキーを手伝ってくれた沢田君との関係を最後の短い文章で、ほのかな恋心を抱いて終わっているのも、凄く快さが残る。 図書館では、大人の本の分類であるが、これは児童図書に分類すべき本であると思う。 大人でさえ戦争の知らない人が、ほとんどになってしまっているが、、、、大人も子供も読んでほしい1冊である。

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2015/11/27

不登校だった少女が、戦時中の女の子とコンタクトを取れるようになる。それから彼女の生き方が少しづつ好転していく… 読みやすく、主人公の女の子がどんどん輝いていく様がとても好きだった

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2014/04/29

さくっと読了。 母子家庭、不登校、タイムスリップ、戦争、感謝、友達など、重かったりする事情もさらりと折り込みながら、少女が成長する姿が心地良かった。

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2012/09/07

(No.12-66) 児童書です。少女の成長物語。 『小学6年生の理沙は、前の学校で不登校だった。少し前に両親が離婚したためお母さんと二人暮らしだったが、5年生の頃からどんどん太ってしまい、そのことをからかわれ意地悪されて学校に行く気がしなくなったから。環境を変えれば学校に行く...

(No.12-66) 児童書です。少女の成長物語。 『小学6年生の理沙は、前の学校で不登校だった。少し前に両親が離婚したためお母さんと二人暮らしだったが、5年生の頃からどんどん太ってしまい、そのことをからかわれ意地悪されて学校に行く気がしなくなったから。環境を変えれば学校に行くのではないかと、お母さんは田舎の実家に帰る事を決めた。 新しい学校に登校したとたんデブと言われ、やっぱり学校に行かない理沙。おじいちゃん、おばあちゃんは優しいけど少しうざい。お母さんと喧嘩した理沙は家を飛び出した。寂れているので気に入っていた神社に隠れた理沙は、偶然小さな穴を見つける。その穴は昭和19年と繋がっていた・・・。』 私は林真理子さんの小説はほとんど読んだことがありませんでした。源氏物語が好きなので「六条御息所 源氏がたり」は読みましたが、現代ものは好みから外れてるかなって感じだったので・・・。 林さんが書いた児童書があると知り、ちょっと驚いて興味がわきました。私が読んだのはハードカバー版ですが、より表紙が子供向きの版もありました。 児童書ですが、さすがいつも大人向きのものを書いている林さん。大人の言動が自然です。 子供の言動に困惑しつつ何とかしたいと思って頑張っているお母さんは、そこらにいそうなリアル感が漂っています。 主人公の理沙は、本人は気付いていないけれどこれは過食症でしょう。両親の離婚なんか関係ないと思っているけれど、やっぱり関係はある感じ。そういうところの書き方がとても上手い! 時間を飛び越える話は今までたくさん書かれています。私はその理屈なんかはどうだっていいので、ここで全然追求してないところはOK。その穴がとても小さいことは、このストーリーでは重要です。ケータイが入るほどの小ささというのがミソ!直接会えない相手と、話が出来ちゃうんだから。 その小さな穴を通して、相手に一生懸命お菓子を届ける理沙です。おそらく初めて誰かのための行動を、自発的に行ったのでしょう。限られたお小遣いを使い何とかたくさん届けたいと頑張り、不登校なんかしてる場合じゃありません。 学校から渡されたプリントに書いてあった「祈りの日」。小学校でも中学校でもみんなが黙祷する日のことを知ってからの理沙のあせりに、私もどきどきしました。 読後感がとても良かったです。林真理子さん初めての児童書らしいのですが、これからも書いてもらいたいと思いました。

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2012/03/29

長女が「面白いよ」と言ったので読んだ本。 現代の女の子が、神社の石灯籠?の中に携帯を忘れて… その向こうの戦時中の女の子と交信するというお話。 面白い。

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2012/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で何気なく手に取った本。 でも、期待以上に素敵な物語。 久しぶりに泣けた。 理沙はデブでいじめられっこで、母親や祖父母にも当たり散らして、同じクラスにいたらけっこうイライラさせられそうな小学生の女の子。 でも、ひょんなことから戦時下を生きる雪子と友達になり、食べ物の大切さ・当たり前にモノがある現代のありがたさに気づいていく。 「今どきポッキーくらいでこんなに感謝されることがあるだろうか。この雪子のために、もっともっとお菓子を渡したい。」 「雪子はきっと喜ぶだろうな」 雪子のために…という気持ちが持てるようになって以来、学校にも行き、友達もでき、家族にも優しくなれた理沙は本当に変わった。 最後の手紙には涙涙。。 林真理子らしくない作品で、小学生・中学生にぜひ読んで欲しい作品。 私みたいな大人が読んでもホロッとくる。 お菓子が媒介になってるのが、またいい。 ポッキー食べたい。

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