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その英語、ネイティブはハラハラします の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2016/12/23

 もう何冊目になるか分からない、日本人が使うヘンな英語を正すシリーズ。内容は一連の同著者の著作同様、意図せず失礼になったり、変な意味になったりといった英語を紹介する。今回は冠詞とカタカナ英語でまとめた章がそれぞれある。  それはともかく、内容には関係ないが、「ネイティブはハラハラ...

 もう何冊目になるか分からない、日本人が使うヘンな英語を正すシリーズ。内容は一連の同著者の著作同様、意図せず失礼になったり、変な意味になったりといった英語を紹介する。今回は冠詞とカタカナ英語でまとめた章がそれぞれある。  それはともかく、内容には関係ないが、「ネイティブはハラハラします」というタイトルは、なんか分かる気がする。ネイティブと話してて、あの緊張した表情、すごい分かる。たどたどしい英語しゃべってスミマセン、という感じになる。  使いたい、使えると思った表現をいくつかメモする。brushの用法、We only have time to brush over the budget in this meeting.(p.26)のように「問題などに軽く触れる」という意味がある、というのは知らなかった。「君の運は尽きたね」でrun outを使ったり、Just my luck.は「ついてないな」という意味で使ったり(p.40)というのは、おれにはできなかった。「日本には四季があります」(p.63)の英作文は、なんか大学入試みたいだ。言いたいことは、Japan has four seasons.ということではなく、 Japanese focus a lot on the seasons.ということ、というのは、確かによく考えないと分からない。worryのaboutを抜かして他動詞にしてしまう(p.72)というミスは中高生くらいがやりそうだ。ちょうど3学期から現在完了を教えるが、「実は I have... という言い方自体が、ネイティブにとっては、なんとなく威張っているように感じられることがある」(p.104)、という感覚は、日本人には難しい。わざわざ完了形を使わずに、例えば I went to Paris. の方がいい(p.105)というのが新鮮だった。You did good.はヘンだけど、You did really/very/pretty/extremely good.ならいい(pp.106-7)、というのもあんまり学校では教えられない。「嫌い」というのを ~ aren't my favorite. (p.110)というのも、おれの表現になかったので、覚えたい。take off「離陸する」の1対1対応で覚えてしまうけど、それ以外に「逃げる」、「見捨てる」の意味で使う(p.116)というのは、言われてみれば新鮮。He took off on his wife and children.(p.116)のように、onを使う、というのも勉強になる。あとは語彙の問題で、「ボディーチェック」はfriskを使って、I was frisked at the airport. (p.181)、「アメリカンドッグ」が corn dog (p.184)というのが面白かった。(16/12/23)

Posted byブクログ

2013/01/08

誤解される表現には注意せよという内容は分かるけど、 あんまり気をつけすぎると、しゃべれなくなりそう。 ノンネイティブとしてしゃべるぷんにはさらっと読み飛ばすくらいでよいかと。 むだな記述も多い。 ただ、セクハラ、パワハラに取られかねない表現には気をつけろというのは、重要かも。

Posted byブクログ

2012/08/30

reform our kitchenではなく、remodelを使用しないと、日本語の「リフォーム」の意味にはならず。気をつけます。

Posted byブクログ

2011/01/16

日頃、何気なく使ってしまいそうなフレーズに、こんな意味があるのかということを教えてくれる書籍。英語公用語化が叫ばれているなかで、正確な日本語と、正確な英語、どちらも大切です。

Posted byブクログ