やさしいセカイのつくりかた(1) の商品レビュー

竹葉久美子(著者)

2018/03/18

【あらすじ】
9歳にしてアメリカの大学院で研究している天才学者・朝永悠。ある日、彼の研究は、資金難から打ち切られてしまう。失意のまま帰国した悠を待っていたのは、非常勤の「女子高講師」のポスト。悠と二人の女子生徒が織りなす、ドキドキ女子高生物語。

【感想】

2014/06/29

いまはなきジェネシス掲載。研究者志望の若者がとある事情で女子校講師をすることに。世界の先端を目指そうとする者と，周囲と一緒にありたいという者と，両者の交差がまた面白い。

2012/04/07

13歳でアメリカの大学に飛び級入学し科学者になった主人公、朝永悠。しかし資金不足から研究プロジェクトが打ち切りになってしまい、それなら一人でもやってやると院を辞めて日本に帰って来たものの、途方に暮れていたところで中学時代の恩師に頼まれて女子校の臨時講師をやる話。
若い教師が問題のある生徒を受け持つって展開は王道ですが、面白い。
子供の頃の自分と同じ匂いがするけど才能を隠そうとする葵。
外見は軽いけど純情で傷付きやすいハルカ。
この二人との関係が主軸となっています。
難しい本に興奮する葵が可愛い。

2012/02/15

女の子がかわいいのでよかったですね．中身はなんだろう，ラブコメになるのだろうか？一応．珍しい感じのラブコメかもしれない．主人公の周りの女の子たちに注目しよう．

2011/05/03

女子高に飛び級の新任教師が来て、でもそこには色々と問題のある生徒がいて──と、よくある内容。
でも女の子の心理面の動きとかを丁寧に書いてあるのでけっこう楽しめる。先生ちゃんとカッコいいところあるしね。
しかし、それよりなにより、絵がかわいい。それだけでも十分。かわいい女子高生は正義だ。

2011/02/06

少女マンガ、ですな。帯にあるようなギフテッドの話はまだほんの少し。今後活かした話になるのかどうかもちょっとわからない流れ。
とはいえストーリーは無駄なく感情豊かで面白い。もっと続きを読みたいと思える。

2011/01/28

何よりも絵が好き。顔も身体の描き方も好みどストライク。表情の描き方、顔だけじゃなくポーズの表現も好き。
自分好みのキャラクターではないのだけど、ハルカで描かれる様々な造形は特に好き。主役級でよく描かれるキャラクターの中で感情面のバリエーションが一番多いので当然といえば当然。
ただ人と人のボディコンタクトのある絵がちょっと実在感にかける気もするかな？
自分の引出しからだと、絵的には高河ゆんとか星野リリィとかあたりの影響に見えるけど、特にそういう事もないのかな。物理娘がトリニティの妹にみえてしまって…

話は、物理娘の家庭をどう動かすかに懸かってるのかなあ。主人公の男子を狂言回しに終わらせない展開もありうるけどさて、どうもってくのかしら。
なんにせよ先が楽しみ。

2011/01/27

本屋さんで見かけて表紙の絵柄が好みの感じで購入したのですが、なんともゆったりした感じだけど少し深い部分もあって、ほんわか楽しめる一冊でした。なんか甘酸っぱいよ！先生は19歳で天才の設定だと言うのにwこれからも応援したいシリーズです。