バチカン奇跡調査官 黒の学院 の商品レビュー
バチカンを舞台にした、奇跡調査官のお話。 キリスト教、それもカソリック(本の中でそう表記されている)のお話で、専門的なことがたくさん書いてありました。 まぁでもなかなか面白かったです。
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天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』――世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生...
天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』――世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し――。天才神父コンビの事件簿、開幕! (裏表紙紹介文より) *** 「大聖堂」を読み終わり、TVでは「天使と悪魔」を観て、今回この「バチカン奇跡調査官」を読みまして、なんだかキリスト教に浸かった数週間でした。 ラストの方で明かされた真実には思わず ちょw と言いたくなりました。 まさかそんな方へ進むとは…。 キリスト教と●●●が絡んだ小説は色々あるみたいですが、私は免疫がなかったので驚きました; 私にとってはあまり馴染みのない世界(キリスト教)だったので、共感や感情移入はしずらかったですが、設定とかは面白いなぁと思いました。 【ここから辛口】 しかし、セバスチャンやマリオの件については見事にスルーして終わったなぁ、という印象。 別に説明に不足があるわけではないですが、少なくともセバスチャンは彼視点の描写もあったのだから、もう少し描き加えてくれても良かったのでは…?と思います。 それから、文章があまりしっくりこなかったです。 なんだか下手な翻訳ものを読んでいるような…(汗) ここらへんが気になったので★3つになりました。 設定は好きなので、続きを読むか迷い中です。
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科学者と信仰って、両立難しそうだなぁ~と思っていたけど、そんなことはないんですかね~ 表紙買いでしたが、かなり楽しめて、続きにもすぐに手が伸びてしまった 天才コンビ、的な帯だったけど、この巻では「ロベルトってなんかしたっけ~??」と感じてしまった。。。平賀のターンだったのかな
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色々と狙われている感満載でした。 多分そんな事を思っているひとはわりといらっしゃると思う。 綺麗な顔立ちをしたちょっと変人だけれど頭が抜群にキレる日本人神父と、彼に振り回されつつ面倒みているような感じの暗号解読の達人の神父が二人で奇跡を調査する話です。 今回はそれにギムナジウム...
色々と狙われている感満載でした。 多分そんな事を思っているひとはわりといらっしゃると思う。 綺麗な顔立ちをしたちょっと変人だけれど頭が抜群にキレる日本人神父と、彼に振り回されつつ面倒みているような感じの暗号解読の達人の神父が二人で奇跡を調査する話です。 今回はそれにギムナジウムで起きた殺人事件や某ある人間が関わってきて…。といった感じで。 取り敢えず男二人組の神父とかなんか相棒ちっくなのとか、あと男子学校のギムナジウムが舞台なのでそういうのに引っ掛かる方は読んでみたら楽しいんじゃないかと思います。 最近文庫が出ましたが、文庫の表紙絵はトリブラのあの方だよ! 単行本の扉カラーも同じあの方だよ!相変わらずふつくしいイラストです。 結構なんか、凄く単純というかこじつけっぽいのもありましたが面白かったです。 でもなんかちょっとほんのちょっとだけ物足りない。 しかし基督教と×××(ネタバレになる為隠し)は相性いいんでしょうか。 どこかで見た組み合わせです(笑)
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セントロザリオ学院の場面は、ちょっと『トーマの心臓』を思い出した。 キリスト教はよくわからないけれど、なかなかおもしろかった、 続きも読みたい。
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文庫にしては破格のボリュームの中に凝縮された謎。 ミステリーとホラーの間を行く知的小説! 建築様式・歴史・神学・科学・・・・・。 外部記憶に頼らなきゃ解読不能!再読必須!! 文庫にしてはまずボリュームが多い! だから登場人物が多い! 読んだ端から忘れてしまう!! ノートとかに書...
文庫にしては破格のボリュームの中に凝縮された謎。 ミステリーとホラーの間を行く知的小説! 建築様式・歴史・神学・科学・・・・・。 外部記憶に頼らなきゃ解読不能!再読必須!! 文庫にしてはまずボリュームが多い! だから登場人物が多い! 読んだ端から忘れてしまう!! ノートとかに書き留めておいた方が良かったな・・・; しかし登場人物の多い中で主人公の平賀とロベルトの二人のキャラはしっかり組みたてられていて、難解な話を読みやすくしてくれる存在。 しかしこれだけのボリュームなのに、まだ『ページが足りないのでは? 』と思った個所がある。 連続殺人事件発生当初には有ったはずの動機、後半になるにつれて動機が不明瞭で有り、解明もしなくなる点。 たまに出てくる転入生・セバスチャンの心の変容を語る視点。 警備員・ジェームズの視点もあるが、彼はきっかけとなる物を目撃しているので必要だと思う。 セバスチャンは主役二人にある鍵を渡す役割を担っているが、それは変容する前の彼なら面白かったと思うが、変容した後だと、他の名もなき生徒でも誰でもよかったのではないかと思う。 後者の方が『セバスチャンはあんな子だったのに』という悲哀は強く出ていると思うが・・・・・; 何はともあれ、 小説を読むだけでなく、中に出てくる歴史やバチカンという国など、少し調べてみようかと思わせる一冊でした。
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衝動買いの1冊。 バチカン、奇跡調査・・・なんて言葉につられてしまいました。 読み終わってから「ホラー文庫」と気付くほど、ホラー度はかなり低い。 ロベルトと平賀のコンビがいい感じ。 ロベルトによる『聖書』の疑問と、『悪魔の聖書』解説部分は、ちょっと躓きになりそうな世界です。 でもなんで、ヒトラー/ナチスものが続いてしまったんだろう…。たまたまなのか、ネタにする本が増えてきているのか・・・ちょっと意図していなかっただけに悩ましいです。
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バチカン、奇跡調査官、エクソシスト、etc. 馴染がない事だけに、興味深く面白い。 信じる者は 救われる…のか? ホラー文庫だけど、ホラー感は薄い。ので、読めた。
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表紙買いした一冊。この人、こういう舞台の小説の挿絵、よく書いてる印象があります。トリニティ・ブラッドとか。 おもしろいです。がちょっと説明口調に疲れてしまう。キリスト教とか、聖書のこともよくわからないので、それを知ってればもうちょっと面白く感じたのかな……。 次を読んでみたいと...
表紙買いした一冊。この人、こういう舞台の小説の挿絵、よく書いてる印象があります。トリニティ・ブラッドとか。 おもしろいです。がちょっと説明口調に疲れてしまう。キリスト教とか、聖書のこともよくわからないので、それを知ってればもうちょっと面白く感じたのかな……。 次を読んでみたいとは思うので、ロベルトの表紙を目印に探しに行ってきます。 ほかの人のレビュー見たら、表紙買いしてる人が結構いる(笑)
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ホラー文庫から出てるにも関わらず、内容はミステリーでした(笑) 乱歩の黒蜥蜴もホラー文庫だったし、このレーベルは改名するべきじゃなかろうか…。 内容はよく書かれてると思います。下調べ大変だったんじゃなかろうか。凄い知識量です。 ナチスやゲシュタポの解釈が面白いなと思いました。 ヒトラー生存説は沢山あるけれど、こういうのもありだなーと思いました。まぁ実際にツェッペリン級の飛行船を飛ばしたら、いくら夜中で灯りをつけてなくてもバレバレだと思いますが(笑)
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