首都感染 の商品レビュー
パンデミックが実際に東京で起こったら!? を描いた作品です。首都を守るため政府が下した判断に唖然とします…。 【熊本大学】ペンネーム:ミジンコ花子
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大都市での環境クライシスに詳しい高嶋さんらしい小説…。 これまでは、ときどき作中に必要のないエピソードが盛り込まれ、 ところどころで、興醒めになってしまうこともありましたが…、 本作は、結構なボリュームはありましたが…、 最初から、よいテンションのまま…一気に読破でき...
大都市での環境クライシスに詳しい高嶋さんらしい小説…。 これまでは、ときどき作中に必要のないエピソードが盛り込まれ、 ところどころで、興醒めになってしまうこともありましたが…、 本作は、結構なボリュームはありましたが…、 最初から、よいテンションのまま…一気に読破できました。 テーマのパンデミックは…、自然災害とは異なり…、 どぅしても、現実感のないリアルホラーなので…、 自分のイマジネーションが追いついていないのが…f(^_^;)
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世界保健機関WHOでメディカル・オフィサーとして活動していた、内科医、瀬戸崎優司がその経験を生かして強毒性の新型インフルエンザ対策に取り組んでいく。方法は東京都を封鎖してインフルエンザを他に広げないというもの。想定外の感染力・その全身を蝕んでいく症状・致死率、その治療薬やワクチン...
世界保健機関WHOでメディカル・オフィサーとして活動していた、内科医、瀬戸崎優司がその経験を生かして強毒性の新型インフルエンザ対策に取り組んでいく。方法は東京都を封鎖してインフルエンザを他に広げないというもの。想定外の感染力・その全身を蝕んでいく症状・致死率、その治療薬やワクチンができるまでに全世界で多くの死者がでたが、日本は一地域に封じ込め、奇跡的に死者が少なかった。
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久しぶりに一気読み。面白かったというか身につまされるというか。 確かに新型インフルは思っていたほどではなかったけれど強毒性であればこれくらいのことは起こりかねなんだろうな。 ホントに風邪くらいで抗生剤はもとより、インフルエンザでもタミフルを予防的にほいほい使ってるし、リレンザも...
久しぶりに一気読み。面白かったというか身につまされるというか。 確かに新型インフルは思っていたほどではなかったけれど強毒性であればこれくらいのことは起こりかねなんだろうな。 ホントに風邪くらいで抗生剤はもとより、インフルエンザでもタミフルを予防的にほいほい使ってるし、リレンザも新しいイナビル、ラピアクタもすぐに使っちゃうし。 耐性ついて当たり前だなぁと思う時がある。 医療人でさえも間違った知識を持ってる人もいるくらいなんだし一般の人にとってはこの閣僚たちと同じようなものだろうし、ちょっと考えるきっかけになる本という意味ですすめたいね。 厚さはあるけどサクサク読めるし。 ラストだけがあっという間すぎたけど実際終息するときにはこんなものなのかな。
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ミッドナイトイーグル以来、読み続けている高嶋哲夫。 今回も期待を裏切らなかった。 テーマは、少し使い古されているかも知れない新型インフルエンザの爆発的感染。日本が、その対応で先進的な対応をしていくというのは、現実的にはあり得ないような気がするが、その中心で活躍する一人がいれば変わ...
ミッドナイトイーグル以来、読み続けている高嶋哲夫。 今回も期待を裏切らなかった。 テーマは、少し使い古されているかも知れない新型インフルエンザの爆発的感染。日本が、その対応で先進的な対応をしていくというのは、現実的にはあり得ないような気がするが、その中心で活躍する一人がいれば変わるのかも知れないと、思わせる力がある。 川端裕人のエピデミックも面白かったが、より深刻な事態を想定している。 世界に広がる事態の中で、日本がその対応の中心に置かれるのは少々ご都合主義的な感があるが、そういうことを差し引いても楽しめて、朝の出勤時に読み始めて、帰宅後に読んだ残りは、10ページあまりでしかない。そんな引き込まれ方で読了した。
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シュミレーションの様に進むストーリー日本は元WHOのメディカルオフィサーによって危機を乗り越えて行くという設定。 実際に発生したらこの様な状況になると希望が持てそうな内容でとても興味深いく面白い。 しかし、実際に日本が鎖国のような体制に入って3ヶ月も持つのだろうか もっともっと悲...
シュミレーションの様に進むストーリー日本は元WHOのメディカルオフィサーによって危機を乗り越えて行くという設定。 実際に発生したらこの様な状況になると希望が持てそうな内容でとても興味深いく面白い。 しかし、実際に日本が鎖国のような体制に入って3ヶ月も持つのだろうか もっともっと悲惨な事が起こるのではないかと、綺麗ごとのようなこの設定の様には進まないとの気持ちも有りながら。きっと日本人の気質ならじっと耐えるこの様な状況にも耐えられるのではないかと言う期待を持って読み終わった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鳥インフルエンザのパンデミックが発生。高嶋哲夫氏、本領発揮の近未来パニック小説。一度読み始めると止められず一気読みです。これから起こるであろうパンデミックにどう備えるのか、真剣に考えさせられました。食糧や日用品を備蓄しなければ。
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中国から致死率60%の強毒性新型インフルエンザがやってきて・・・ ここまで悲惨なものではなくても、ありそうで怖い話。 読んでいて、今の日本に、ここまで迅速に決断し、行動できるお偉方なんてどれだけいるのかしら・・・と溜息が出た。
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パニックムービー好きの私としては、高嶋氏の本はいつもワクワク。しかもなぜか好きなウイルスものとくれば、飛びつかないわけがない。。。 非常に「リアル」な一方で、何というか「ヒーロイック」すぎな感もある。こうなれば理想だが、封じ込めなどこんな風にはいかないだろうとは想像に固くない。...
パニックムービー好きの私としては、高嶋氏の本はいつもワクワク。しかもなぜか好きなウイルスものとくれば、飛びつかないわけがない。。。 非常に「リアル」な一方で、何というか「ヒーロイック」すぎな感もある。こうなれば理想だが、封じ込めなどこんな風にはいかないだろうとは想像に固くない。こんな決断ができる首相やこんな決断を促せる専門家、そんなものがいればすばらしいとも思える。 ただ、最近、自分自身が前半面白いと感じ、飛ばして読むストーリーで思うのだが、途中でふと冷静になり、この落ち、落とし込みはどうするんだろうと心配になる。 そういう意味ではこの本は、最後の一ひねりもあったのでよかったのだが・・・う〜ん、何となく、何となく、まだまだいけたのでは!?と思ってしまう読後感だったことはいなめない。
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去年は大きく報道されてマスクなどが品薄になった新型インフルエンザ。 その新型インフルエンザが強毒性で感染力が強かったらどうなるのか。 しかもその感染源は中国。その国の特殊性によって、初期の体制が遅れてしまい、その時期がワールドカップで世界中の人が訪れていたら…。 起こることは最悪...
去年は大きく報道されてマスクなどが品薄になった新型インフルエンザ。 その新型インフルエンザが強毒性で感染力が強かったらどうなるのか。 しかもその感染源は中国。その国の特殊性によって、初期の体制が遅れてしまい、その時期がワールドカップで世界中の人が訪れていたら…。 起こることは最悪の場合かもしれないけど、リスク管理、しかも国という単位においては想定すべき一つのパターンかもしれない。 その時、どういう対応を取るべきなのか。 考えさせながら読んだクライシスノベルです。
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