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首都感染 の商品レビュー

4.1

40件のお客様レビュー

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2013/04/27

世界規模のパンデミックによる東京封鎖。ひとつの物語のなかでドラマ性がいくつもあって面白かった、おすすめです。

Posted byブクログ

2013/04/21

新型インフルエンザを取り扱った小説です。全部で500ページくらいありますが、一気に読みました。いま中国で鳥インフルエンザの問題が上がっていますが強毒性だとこんなに恐ろしいものなのかというくらい恐ろしいシナリオです。 日本の政治力はそんなにないから、これ以上に最悪なシナリオになると...

新型インフルエンザを取り扱った小説です。全部で500ページくらいありますが、一気に読みました。いま中国で鳥インフルエンザの問題が上がっていますが強毒性だとこんなに恐ろしいものなのかというくらい恐ろしいシナリオです。 日本の政治力はそんなにないから、これ以上に最悪なシナリオになると予想されますが、この手の病気はどうにもならないというのが怖いですね。これ読んだら、うがいと手洗いする人が増えるかも。

Posted byブクログ

2013/02/17

 世界中がワールドカップで盛り上がる中、その開催国である中国の村で、謎の感染症が発生した。致死率がものすごく高く、すでに全滅した村もいくつかあるという。しかしこんなタイミングで発表することはできないと、中国政府が隠し続けた結果、世界中から集まったサポーターの帰国と共に、ウイルスは...

 世界中がワールドカップで盛り上がる中、その開催国である中国の村で、謎の感染症が発生した。致死率がものすごく高く、すでに全滅した村もいくつかあるという。しかしこんなタイミングで発表することはできないと、中国政府が隠し続けた結果、世界中から集まったサポーターの帰国と共に、ウイルスは全世界に飛び散っていった。そして、日本もその例外ではなかったのである。  かなりの分厚さだったが、一気読みした。パンデミックものは今までも何冊か読んでいるが、ここまで感染の恐ろしさや、防ぐことの難しさを感じさせられた作品はなかったと思う。主人公は元WHOのメディカル・オフィサーで現在は内科医。そして実は総理大臣の息子。元妻は今でもWHOで働いているという設定。近々パンデミックが起こることをしっかり予想し、現在勤務している病院でもかなりの対策をたてて備えてきた。そしてパンデミック発生のまだ風の噂、デマかもしれないぐらいの程度の段階から、「そこまでやるか!?」という程の徹底ぶりで事にあたるのだが、それでもやはり完全に防ぎきることはできず、他国に比べれば奇跡的な数字ではあるにせよ、たくさんの感染者と死亡者を出してしまう。総理に直接発言することができる立場にこれだけ優秀な人がいたとしても、総理がこれだけ統括力と決断力があったとしてもこれだとすると、現実に起こったとしたら・・・(^^;。独裁制でもない限り、そんな決定は絶対通らないであろう首都圏封鎖や、他国のものよりもかなり優秀なワクチンや抗インフルエンザを開発できたのがいずれも主人公の周りの人間だったというのはやはりフィクションだなぁと思ったが、他はかなりリアルで恐ろしさと展開に読む手が止まらなかった。

Posted byブクログ

2013/01/20

致死率60%の強毒性のインフルエンザ。空港封鎖、感染が広がる首都を犠牲に、立て続けに襲いかかる危機から日本を守る。実際はこんな迅速な政治決断やスーパーマンは日本ではあり得ないが、緊張感をずっと保ちながら読ませてくれる。

Posted byブクログ

2012/09/08

小説として面白かったし、多少の誇張はあるとしても実際にいつ起こってもおかしくない設定に、もし本当に強力なウイルスによるパンデミックが発生したら・・・と考えさせられました。

Posted byブクログ

2012/08/17

新型インフルエンザのパンデミック。この未曾有の危機に空港封鎖と都心封鎖を決断した日本政府。現政権では考えられない実行力に胸のすく思いで読んだ。現実に起こり得ることなので今後の危機管理の参考になると思う。しかし、今の日本で同様の事が起これば、対応が後手後手となり、日本人は全滅だろう...

新型インフルエンザのパンデミック。この未曾有の危機に空港封鎖と都心封鎖を決断した日本政府。現政権では考えられない実行力に胸のすく思いで読んだ。現実に起こり得ることなので今後の危機管理の参考になると思う。しかし、今の日本で同様の事が起これば、対応が後手後手となり、日本人は全滅だろうなと思った。

Posted byブクログ

2012/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高嶋哲夫の小説です。 一昨年から去年にかけて、大騒ぎになった新型インフルエンザ(H1N1型)よりも強力な、 H5N1型の新型インフルエンザが発生し、パンデミックを起こし世界に大流行していまう・・・。 日本はその新型インフルエンザにどう立ち向かうのか・・・。 ”M8”などと同じようにシミュレーション的に進行していく小説です。 どうも私は高嶋哲夫の小説との相性が良すぎるようで、”M8”同様、 実際に起こる事のような気がして仕方がありません。 小説の中で、巨大地震同様、新型インフルエンザ(しかもタミフルもリレンザも 効かない上に、従来のワクチンでも対応できない)は必ず生まれてくると訴えています。 確かに最近、”結核”や”はしか”が流行っているという報道を目にすると、 ウイルスや細菌も常に進化し続けているのは間違いないと感じてしまいます。 う~ん、首都直下型地震にウイルス、脅威がたくさんありすぎです・・・。 それとも小説の世界に嵌り過ぎ?

Posted byブクログ

2012/02/04

世界が羨望を向ける日本。 アクロバティックな決断をする総理大臣。 そして、元WHOの主人公。 ヒーローが命を救う話か。

Posted byブクログ

2011/12/01

通勤時間に重たいけど頑張って読みました。読み始めると止まらない・・・ 前回は地震前にM8を読み、今回はインフルエンザがはやり始めの時に読んで・・・タイミングが良すぎます。 手洗いとうがいは絶対するぞ!!

Posted byブクログ

2011/11/05

いつもの感じで面白かった。 改めてマスクはちゃんとしようと思った。 けど長い…分厚い… カバンが重かった。

Posted byブクログ