雪屋のロッスさん の商品レビュー
短い短いお話たち。 ほのぼのとして、でも痛いものや皮肉なものもあり。 童話のようなのに、本当にありそうな気がしてくるお話。 表紙のイラストがすごくかわいくて好き。
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ホロッとくる話、心温まるお話、せつないお話、ほのぼのする話… 職業というテーマで統一されているけれど、それぞれいろんな味が楽しめます。 童話のような、懐かしい感じもする、不思議な世界。
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最初に読んだいしいしんじの本。 短編集で読みやすく、それでいて、彼の世界観がぎっしり詰まっているので、いしいしんじ初心者にオススメ。
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とても不思議なお話し集。第一話のタクシー運転手がフィンランド人で、フィンランドならさもありなんなストーリーだったのでにんまりとしてしまいました。 ぼんやり読むと訳が解らなくなる作品ばかりでしたので、集中できるときにしか読めなかったです。難解だったのかなあ?
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この本には生きていて儘ならないことに遭ってきた人ばかり出てきます。不器用な生き方をしている登場人物たちが愛しく感じる一冊。
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一流の仕事をしている人たちの姿を描いたノンフィクション。 なわけはなく、フィクションなんだけど、 仕事ってなんだろうなと考えさせられる。 どんな仕事でも、誇りをもって、何かのために自分を捧げる姿勢があればいい仕事はできるのだと思う。 自分も、誰かのために一生懸命になれるような...
一流の仕事をしている人たちの姿を描いたノンフィクション。 なわけはなく、フィクションなんだけど、 仕事ってなんだろうなと考えさせられる。 どんな仕事でも、誇りをもって、何かのために自分を捧げる姿勢があればいい仕事はできるのだと思う。 自分も、誰かのために一生懸命になれるような仕事ができたらいいなぁと感じる。 「巡査になって五年目の石田さんは顔が鳥です。」 とか 「青木青兵は生ゴミ担当のポリバケツです。」 とか、いきなり始まるといしいさんらしいなぁと思って、思わず笑ってしまう。 はじめの『なぞタクシーのヤリ・ヘンムレン』でつかまれ、 『調律師のるみ子さん』で完全に惹き込まれてしまった。 どの話も、題名を見ただけで、どんな話だったか思い出せてしまうくらい単純な話で、でも思い出せてしまうってことは、それだけそれぞれが印象深い話ってことで、そのことがすごいと思う。 ところどころ、どうしようもなく切ない悲劇が織り込まれてて、それがいしいさんの味なんだなぁと思う。 この前読んだ、『胸の中にて鳴る音あり』と対になってるような気がして、 続けて読むとおもしろいと思った。
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「不思議」な短編30+1篇。 やわらかいお話とか、切ないお話とか、何やら示唆に富んでいるようなそうでもないようなお話とか。「棺桶セールスマンのスミッツ氏」が好き。
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いろんな職業の人々がでてきます。それぞれが、自分との約束事をもっています。それを果たす物語です。私も、職業とともに、約束事をもてたらな、と思いました。
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職業人のショートストーリー。○○屋の○○さんにまつわる物語。 短いことばがスっと胸に飛びこんできてサっとハートをなでてゆく。
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いろんな職業の人達を描く超短編。 数ページに、ぎゅっと”物語”が入ってます。 メルヘンのようにホンワカ、 シビアな現実でもニヤリ、 ファンタジーなのにチクリ。 どの話も余韻を味わえるいいお話です。
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