雪屋のロッスさん の商品レビュー
何的老〇〇。雪屋のロッスさん。「??の〇〇さん」で綴る、ちょっとした余韻を残す超短編。「あとがきにかえて 編集者の関口君」の最後の言葉で、とてもほっとした。
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調理師、大泥棒、風呂屋、象使い、果物屋、棟梁、王子と神様、雪屋…。いろんな職業の主人公が出てくるふしぎがつまった31の物語集です。 私は短編集って苦手だけど、ここまでいろんな物語を考えついちゃういしいしんじを尊敬します 私は ・風呂屋の島田夫妻 ・床屋の国吉さん ・雪屋のロッス...
調理師、大泥棒、風呂屋、象使い、果物屋、棟梁、王子と神様、雪屋…。いろんな職業の主人公が出てくるふしぎがつまった31の物語集です。 私は短編集って苦手だけど、ここまでいろんな物語を考えついちゃういしいしんじを尊敬します 私は ・風呂屋の島田夫妻 ・床屋の国吉さん ・雪屋のロッスさん ・似顔絵描きのローばあさん が好きです。 2011年02月19日
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最初の話が期待はずれでしばらくそのままにしてしまっていましたが、読みはじめたらとまらなくなりました。文中、いきなり文体が変わるのがかなり気になりますが、風景描写に一貫しているので作者のこだわりなのでしょう。 それにしても、すばらしい妄想の力!
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いしいしんじさんの書く物語って、優しい童話のようでいて、 すっと背筋をひやりとさせるようなところもあったりして、 でもやわらかくて。とらえどころがない。飄々としてる。 彼の目にはこの世界がどう映っているのだろう。
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いしいしんじの小説で最初に読んだのがこの作品だったら、印象もだいぶ違ったと思う。 棺桶セールスマンのスミッツさん 見張り番のミトゥ どれも切ないです。 ただやっぱり、ちょっと頭のいい人の書いた本って感じもするかも。。。
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いしいさんのおはなしはひなたのにおいがする。 どこか寓話を思わせる短編が30篇(+1)。この「+1」を読み終えて、本を閉じ、表紙をそっとなでさすると、とてもやさしい心持ちになった。
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青木青兵は生ゴミ担当のポリバケツです。とか、そんな文章を書かれたらどきどきせずにはいられない。 いろんな人の役割、とりかえしのつかない失敗とか、後悔とか、それでもそこからちゃんとしようとしている。 紙の本はいいですね。
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丁寧でささやかなものがたりたち。 誇り、みたいなもの。 素朴さとあたたかさと謙虚さと。 いいなぁ。 世界に浸る。
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この本は、一度図書館で借りて読んで、どうしても手元に置きたくて、改めて自分で買いました。短いものは1ページ足らずの、ショートショートや短編小説なのですが、どれもじんわりと感慨深いストーリーです。
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<雪屋さん、警察官、道路・・・31種類のお仕事に関する短編集> 著:いしいしんじ 物語作家、現代の宮沢賢治(と勝手に思っている)、いしいしんじの短編集。 独特の絵本的な世界に、性、暴力などの激しさ、アイロニーを加えた大人の寓話を紡ぎだすのが彼の小説。 今回の話もほ...
<雪屋さん、警察官、道路・・・31種類のお仕事に関する短編集> 著:いしいしんじ 物語作家、現代の宮沢賢治(と勝手に思っている)、いしいしんじの短編集。 独特の絵本的な世界に、性、暴力などの激しさ、アイロニーを加えた大人の寓話を紡ぎだすのが彼の小説。 今回の話もほっこりさせていただきました。 表題作以外には、棺おけセールスマン、見張り番、玩具作りのお話がオススメ。 最近涙腺弱くなってきたな・・・
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