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デシート の商品レビュー

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21件のお客様レビュー

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    10

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2022/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めて読む作家さんの作品。 序盤から出てくる登場人物や人物・情景の 細かい描写等々、情報量の多さで迷子に なりそうでしたが中盤からのスピーディーな 物語の展開にあっという間に読破。 女性に優しくスマートで頭もよく根性もあり、 人脈もありまくりな主人公に嫉妬しつつも 財閥のドンに挑んでいく姿は読んでいて こんなやつおるかいっ!と思いながらも 素直にカッコよかった。 本のタイトル通り「欺瞞」渦巻く ストーリー展開でもっと卑怯な手で欺き、 卑劣な犯行を財閥のドンが部下に命令したり してもっとドロドロとした展開に なるかと思っていたのですが、主人公の方が 一枚上手だったってことですかね・・・ 最後まで謎だったのは主人公の お姉さんの死。本当に自殺だったのかな? もしかして次回作への伏線? 個人的にはこの作品自体「東京」が 舞台だったので次回作は同じ主人公で 「大阪」が舞台の本だったらいいな。

Posted byブクログ

2018/09/15

最初は展開がゆっくりで、細やかな説明を読んでいたのだけど、読みすすんでいくうちに段々と裏社会に立ち向かっていく主人公が次々と財閥の会長を手玉にとって、最後には謎だった部分がなるほどなぁって思わせられて、意外性もありよかったです。

Posted byブクログ

2016/04/12

面白い、面白くない云々以前に、文章が稚拙すぎて、、、呆然。この文章、誰か編集段階で推敲しなかったの?と首を傾げていたら、出版元の幻冬舎ルネッサンスって自費出版の会社なんですね。納得。しかしながら、文章の不味さはともかく、トリックの酷さにも呆然。一体、どこの世界のお話のつもりなんで...

面白い、面白くない云々以前に、文章が稚拙すぎて、、、呆然。この文章、誰か編集段階で推敲しなかったの?と首を傾げていたら、出版元の幻冬舎ルネッサンスって自費出版の会社なんですね。納得。しかしながら、文章の不味さはともかく、トリックの酷さにも呆然。一体、どこの世界のお話のつもりなんでしょうか?というレベル。その割に、このサイトやアマゾンのレビュー評価がやたらと良いのは何故に??見事に釣られちゃったじゃないですか!!(怒) まぁ、同じ幻冬舎出身の○田○介さんの作品が売れてしまう今どきの世の中ですから、この摩訶不思議な高評価もあり得るのかも。内容自体薄いので、苦労しながらもたかだか2時間強で読み終わりましたが、私的には無駄になったその時間を返せと本を放り投げたくなるものでした。あ、図書館本なので、実際はそんな乱暴なことはしなかったですが。

Posted byブクログ

2020/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人と場所がたくさん出てきます。ひとつひとつに意味があるのかなと思ったけど、そうではなかったみたい。うーん。私には合わなかったみたいです。

Posted byブクログ

2014/10/26

全然予想外というか、見当もつかなかった。このラストはかなりいいです。 見どころも結構あったので楽しめました。 誠一とあの人物の駆け引きにもドキドキします。 魅力溢れるミステリーってこういうことではないでしょうか。

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2014/04/25

話にガッツリ引き込まれたうえ結末に鮮烈なものを感じました。 登場人物の個性と心情が手に取るように分かる描写も良かったです。 とにかく面白かった。

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2013/11/01

広げた風呂敷の仕舞いかたがお見事。 何かが起こったとき最後まで助けようとしてくれる人がいるって素敵なんだと考えさせられました。 最後にすべてが繋がるところが圧巻。 本当に面白いミステリーです。

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2013/05/29

緻密に計算された展開が見事。情景や人物像がすーっと伝わってくるから本当にわかりやすい。しかし、結末を読むことはできなかった。主人公の誠一はいいやつだね。

Posted byブクログ

2013/04/11

出だしから興味を惹かれる展開がいい。 毅然とした誠一の態度がなんとも清々しい。 そのうえ骨格がしっかりしているから ストーリーにブレがないといったところ。 ハラハラドキドキのサスペンスで、最後まで目が離せなかった。 ミステリー度としてもクオリティーが高いため、 ありきたりな言い方...

出だしから興味を惹かれる展開がいい。 毅然とした誠一の態度がなんとも清々しい。 そのうえ骨格がしっかりしているから ストーリーにブレがないといったところ。 ハラハラドキドキのサスペンスで、最後まで目が離せなかった。 ミステリー度としてもクオリティーが高いため、 ありきたりな言い方だが、結末には驚かされた。 これは本当に面白い。

Posted byブクログ

2013/04/03

あまりに面白かったので、1日で読んでしまいました。 プロットが非常に素晴らしく、骨組みがしっかりしている。 よくこんな話を思いつくなぁ、と感心したほどです。 ヒロインの窓華が殺人を目撃したことを 知った主人公・誠一は彼女のため 危険な相手を敵に回します。 犯人は福永財閥の会長であ...

あまりに面白かったので、1日で読んでしまいました。 プロットが非常に素晴らしく、骨組みがしっかりしている。 よくこんな話を思いつくなぁ、と感心したほどです。 ヒロインの窓華が殺人を目撃したことを 知った主人公・誠一は彼女のため 危険な相手を敵に回します。 犯人は福永財閥の会長である福永栄三の息子。 福永栄三なら、自分の息子を守るため 目撃者を始末する可能性が高いと誠一は考え、 どうにかして、彼女を守ろうとするんです。 しかし、窓華は記憶喪失に…。 この物語は上質な恋愛ミステリと言えるかもしれません。 それでいて、ハードボイルドな文体のため、 カッコ良さを感じます。 この作者、本当に頭が良すぎですね。 誠一が事件の真相を見抜けたのは 窓華の秘密に気づいたのも一つの要因だけど 福永栄三の言った何気ない言葉を 聞き逃さなかったからでもあるんです。 好きな女のため、命懸けの行動に出る誠一。 どうにかして、誠一を排除したいと思う福永栄三。 このデシートは本当にオススメです。 今まで読んだことのないタイプのミステリを 読んでみたいという方には特にオススメです。 独創性と絶対に予測できない結末という点に 異論を持つ人はいないでしょう。

Posted byブクログ