まさかジープで来るとは の商品レビュー
又吉氏が話題になっているので読んでみた。 なるほど。 俳句や短歌ではなく、詩でもなく。 このような表現があったのね。 新鮮でした。
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面白かった。 俳句って言われると理解不能なんだけど一言で微妙に破壊力があって笑わせてもらいました(笑) 途中のエッセイはせきしろさんのすぐ死にたくなる感が好きでした。 お気に入り又吉 「その皮だと相当大きな餃子になる」 「初対面の人の気がしないと言われても困る」 「昔話みたいな大...
面白かった。 俳句って言われると理解不能なんだけど一言で微妙に破壊力があって笑わせてもらいました(笑) 途中のエッセイはせきしろさんのすぐ死にたくなる感が好きでした。 お気に入り又吉 「その皮だと相当大きな餃子になる」 「初対面の人の気がしないと言われても困る」 「昔話みたいな大盛りで来た」 「どのように褒めていたのかもっと詳しく」 お気に入りせきしろ 「わりと歩み寄ったつもりだった」 「泣いてないが迷子だろう」 「その日はバーベキューだと断られる」 「小さな墓から目を逸す」 2016/12/02 再読
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下手な短編小説より私にとってよっぽど文学的に見えるエッセイ。 第二巻です。借り物です。文庫を買うか悩む。前作に引き続き、自由律俳句とエッセイと写真で構成されている。一つ一つの言葉と、その裏にある背景と、その寂寥感がたまらない。癖になります。 そしてやっぱり、俳句はせきしろさ...
下手な短編小説より私にとってよっぽど文学的に見えるエッセイ。 第二巻です。借り物です。文庫を買うか悩む。前作に引き続き、自由律俳句とエッセイと写真で構成されている。一つ一つの言葉と、その裏にある背景と、その寂寥感がたまらない。癖になります。 そしてやっぱり、俳句はせきしろさんが、エッセイは又吉さんが、たまらなく好き。又吉の、カーテンを買う話なんか、何度も噛み締めながら読みたくなる。 どうしよう。
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「イントロはよかった」 そう、ほんとにそう。 でも、否定的なことは口にしない。 自分の世界が絶対じゃない。 でも、なぜゆえに。 消せない想いは自分の中に。 そんな切ない気持ちが自由旋律に乗って いろんな角度からやたら乱立させているようで 少し交わったり、また離れたりしながら...
「イントロはよかった」 そう、ほんとにそう。 でも、否定的なことは口にしない。 自分の世界が絶対じゃない。 でも、なぜゆえに。 消せない想いは自分の中に。 そんな切ない気持ちが自由旋律に乗って いろんな角度からやたら乱立させているようで 少し交わったり、また離れたりしながら せきしろさんと又吉くん、2人それぞれの 切なさと可笑しみと。 自由律俳句と散文。 たった数ページの中で見事に展開していく 映画のような余韻と枠を離れたところに 続きの世界を感じる又吉文学。 __ 全ての信号に引っ掛かりながら早く逢いたい。__ 又吉くんは恋の匂い。せきしろさんは別れの匂い。
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図書館。 以前読んだ又吉の文章が好きで借りてみた。 (現代詩のコーナーに置いてあった) どことなく哀しくて、でも笑える。 せきしろ、の方はあまりぴんとこなかったので斜め読み。
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すっかりハマってしまった自由律俳句。前作は情景描写に舌を巻いたけれど、今回のは何故か、詠んでいるときの顔を思い浮かべてしまうような、感情表現のように思えた。又吉氏の屈折した感情が何ともいえない味を出しているような気がする。前作同様の短文も載っていて面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
911 自由律俳句 芸人・又吉直樹と文筆家・せきしろ 共著 タイトルからして、ぐぐっと引き寄せられてしまった。 1行に凝縮された 日常。 そこに 注目?そんな言葉(言い方)で!・・・という面白さ。 ありありと浮かぶ情景に クスリと笑ってしまう。
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ぼくには自由律俳句や自然律俳句、一行詩などの厳格な区別はわかりませんが、結局、多くの人の心が動かされた作品が世に出て残っていくのだと思っています。 本書はあくまで自由律俳句ということですが、そういう区分はどうでもよく、自分の心がうごき、その情景が一瞬で頭に浮かぶ作品を見つける感...
ぼくには自由律俳句や自然律俳句、一行詩などの厳格な区別はわかりませんが、結局、多くの人の心が動かされた作品が世に出て残っていくのだと思っています。 本書はあくまで自由律俳句ということですが、そういう区分はどうでもよく、自分の心がうごき、その情景が一瞬で頭に浮かぶ作品を見つける感覚でした。 あるあるでもありますが、単なるあるあるとは少し違って、哀愁漂う雰囲気は爆笑するにはもの足りず、しかし面白いという新たな世界を垣間見た感触でした。
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お笑い芸人ピース又吉と、文筆家せきしろの自由律俳句と散文が載っている。 長々と感想を書くような本ではないから、1番気に入った自由律俳句を載せることで感想に代えたい。 「いたぞ力士が」
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自由律俳句集。ピースの又吉とせきしろという文筆家の人が書いている。9割俳句集。1割エッセイといったイメージの構成。 俳句に関しては、不思議な感覚だった。詠まれている俳句が絶妙なのかも。ストーリーはないのに、その一句を読むといろんな物語が浮き上がってくる。そのほとんどか昭和の記憶...
自由律俳句集。ピースの又吉とせきしろという文筆家の人が書いている。9割俳句集。1割エッセイといったイメージの構成。 俳句に関しては、不思議な感覚だった。詠まれている俳句が絶妙なのかも。ストーリーはないのに、その一句を読むといろんな物語が浮き上がってくる。そのほとんどか昭和の記憶(笑)自分だけかな。なんだかとても懐かしい気分になる。「あるある」「あーわかるなー」と思わず口に出してしまいたくなる瞬間が多々あった。とても楽しい。 エッセイに関しては、特に又吉の作品が好きだ。声出して笑ってしまった。その徹底した自虐っぷりがいい。 ということで、10代ぐらいの人は、この本の面白みはあまりわからんかもしれない。ある程度生きてきて、いろんなことを一通り経験した年代向けなのかも。経験かないと俳句の意味することがわからないと思うから。まあ意味といっても、筆者の意図と合致しているかどうかは不明だが。そういう意味では、私が勝手に昭和の郷愁に浸ってるだけかも知らんが(笑)
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