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新天皇論 の商品レビュー

3.8

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

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2016/06/20

天皇論の続きとして読みました。個人的には女性天皇でも女系天皇でも天皇という存在が続くのであれば賛成です。ただこの新天皇論は本としてくどかった。

Posted byブクログ

2015/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は天皇の継続性について女系を認めるか、あくまでも男系でいくのかという論点が主である。一般的にいわゆる保守派は男系絶対主義だ。保守派が言う神武以来男系が続いてきたのか否かの問題点より、現実に女系を認めなければ天皇家が途絶えてしまう可能性が高いので、直系優先の女系が継ぐのが当たり前という著者。確かに天皇家が途絶えてしまうことを阻止するのが第一優先であろう。

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2014/06/02

本書は、皇位継承の問題点について著者の主張を論じています。諸問題をわかりやすく提起されているが、著者の個人的感情を作画にて表現し描写されているので絵の影響を受けやすく読者を洗脳に導くきらいがあるように感じました。  勿論、その点については、著者が危惧するところであると指摘している...

本書は、皇位継承の問題点について著者の主張を論じています。諸問題をわかりやすく提起されているが、著者の個人的感情を作画にて表現し描写されているので絵の影響を受けやすく読者を洗脳に導くきらいがあるように感じました。  勿論、その点については、著者が危惧するところであると指摘しているので、漫画を見ないで文字だけを目で追うことをお勧めする。それによって公正な考えができるのではないかと考える次第です、  著者小林よしのり氏は、作画に当たり相当勉強されているようであるが、皇室に対する知識の量だけでは、皇室の将来は守れない。それに合理主義で皇室典範の改正を善とするのは、些か無理があります。 もっと吟味すべきではないか、と考えさせられる場面がいくつかあるようだ。  もし、女性天皇が誕生した場合、祭祀王でありながら、女性であるために出来ない祭事については、論じていない。あくまで小林よしのり氏の主張であって、真理であるとは限らないということを付け加えるべきだろう。

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2013/08/17

タブーを恐れず己の信念を貫き通して主張するその姿勢は賞賛に値する。天皇をはじめとして、皇室の方々をこれほど正面から描いた作品は見たことがなかった。この本での主張は、ひたすら天皇はすばらしい人格者でもあり日本の国体そのものを体現する重要な存在であるということと、その系統を存続させる...

タブーを恐れず己の信念を貫き通して主張するその姿勢は賞賛に値する。天皇をはじめとして、皇室の方々をこれほど正面から描いた作品は見たことがなかった。この本での主張は、ひたすら天皇はすばらしい人格者でもあり日本の国体そのものを体現する重要な存在であるということと、その系統を存続させるためには女系天皇を公認するべきであると主張するものであった。主張そのものには僕も同意するし、不快感もなかった。 ただ、いかんせん「しつこい」「くどい」。 反対勢力への攻撃が半端ない。 まるで橋下さんのツイッターみたいだ。 それがちょっと不快。

Posted byブクログ

2013/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目13箇所。陛下のお言葉はたとえ形式的に見えても、言霊が宿っている、印象的だったのは、お言葉の最中、皇后陛下が天皇陛下の方に身体を向けて、拝聴しておられたことだ、天皇は一般家庭のように配偶者と同格ではない、やはり天皇はこの国でたった一人、まったく特別な公的存在なのである。橋本明なる者は「高い徳を養ってこそ天皇」と言う、皇太子に「徳」がないから、「廃太子」せよと言う、これは「徳のない君主は、天命によって交代させるべきである。皇帝の姓を易えるべきである」というシナの「易姓革命」の思想である。庶民の伊勢神宮参拝が盛んになり始めたのは戦国時代で、江戸時代には「お伊勢参り」は誰もが一生に一度はしたいあこがれとなり、全国人口が3000万の時代に毎年50万人、全人口の60人に1人が参宮した。江戸時代の「庶民」の大部分は百姓だった、何しろ当時の日本人の8割以上を占めていたのだ、江戸時代は従来思われていたほど激しい身分社会ではなく、武士が百姓や町人になったり、逆に百姓が武士に取り立てられたりすることはよくあった。「百姓」とは元々は「百(たくさん)の姓」であり、天皇から「姓」を与えられた公民の総称である、皇室に入るということは、国民ではなくなるということだ、正田や小和田のような「苗字」を失ってしまう。秋篠宮殿下より下の若い世代の皇族は、悠仁親王殿下以外には現在8人、全員、女性である、現在の典範では、女性皇族が皇族以外の男性と結婚すると、皇族の身分を離れ、民間人にならなければならない、このままでは悠仁親王が成人される頃には、若い皇族方は全て結婚して民間人になられ、次世代の皇族が悠仁親王殿下ただ一人になられてしまうわけだ! 「4世子孫」が皇位を継いだ例は一つもなく、あとは全て「3世」以内である、どんなに傍系に移しても、曾孫以上に離れたことは、「5世」の継体天皇1例しかない。古代の天皇は男系の血筋だけでなく、女系の血筋も尊重されていた、特にこれらの場合は、男系の血筋の不足を女系の血筋で「格上げ」することで、やっと皇位に就くことができた。明治天皇も、大正天皇も、側室の子である、その後に昭和天皇、今上天皇、皇太子殿下と3代も嫡男が続いたのは異例の幸運であり、逆に女子ばかり続くことだって当然起こる、現にその後は41年間、9人連続で女子しか誕生しなかった。男系継承に価値を置くのなら、天皇の系譜は孔子の家系図に完全に負ける、なぜなら日本の皇統には、8人10代も女帝が入っているからだ(孔子の家系図は、現在に至るまで完全な男系男子継承で貫かれている)。姓と苗字は違う……毛利輝元は「大江輝元」、前田利家は「菅原利家」、織田信長は「藤原信長」と名乗った(信長は後に「平」も名乗る)、同様に徳川家康は「源家康」である、もっと正式な場では、平安時代以降省略されることが多かった「カバネ」の「朝臣」も加えて、「源朝臣家康」となった。

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2013/03/11

日本人として知っておきたい内容です。 一人の著者の作品ですべてをわかろうとするのは危険ですが,日本人であればもっと知る必要があると思います。 ただ,多少予備知識がないとわかりにくい一冊です。

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2013/01/06

いくつかの疑問は残るものの、女帝、女系天皇という選択肢の妥当性を、少なくとも論点整理としては適切に述べていると思う。

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2012/10/21

「天皇論」に引き続き読みました。 「女系容認」は、結論ありきでまとめられていると感じました。 AKBに心酔している筆者だから、敬宮様プッシュが異様に感じます。 国民は悠仁さまより敬宮様のほうに心を奪われている?!! 何を根拠に?? 小林さんは、男系論者の「感情的な論調」を手厳...

「天皇論」に引き続き読みました。 「女系容認」は、結論ありきでまとめられていると感じました。 AKBに心酔している筆者だから、敬宮様プッシュが異様に感じます。 国民は悠仁さまより敬宮様のほうに心を奪われている?!! 何を根拠に?? 小林さんは、男系論者の「感情的な論調」を手厳しく批判している割に、このような根拠のないことを言うのが惜しいです。 「男系維持」論が破綻しているのではないと思います。 谷田川さんの「皇統は万世一系である」という本と対にして読んでいくとよいです。谷田川さんは、小林さんの「天皇論」への反論を冷静かつ論理的に綴っている。

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2012/06/21

今のところ普通です。 今まで耳にしてきた主張や、私が考えていた理論と大きく異なる点は見受けられません。 天皇論を読んでいないのに、「新」天皇論を読んでいます(笑) 最近天皇についての本を読んだので、更に天皇について知りたいと思い、読み始めました。 小学生の頃に同じ著者の『戦争論...

今のところ普通です。 今まで耳にしてきた主張や、私が考えていた理論と大きく異なる点は見受けられません。 天皇論を読んでいないのに、「新」天皇論を読んでいます(笑) 最近天皇についての本を読んだので、更に天皇について知りたいと思い、読み始めました。 小学生の頃に同じ著者の『戦争論』という本を読んだことがあったことも、手に取る要因のひとつになったと思います。戦争論の内容は覚えていないので、特に興味をそそられるものではなかったのだと思いますが、昆虫(G)のような著者の似顔絵の触覚だけは良く覚えています(笑) 漫画ですが、読むのにすごく時間がかかっています。 以前に友人に勧められて、「動物のお医者さん」という文庫本のような漫画を読んだことがあるのですが、あれと同じくらい、もしくはもっと時間がかかっていると思われます。 私は天皇制の有無により何が変わるのかよくわからないので、あってもなくてもいいのではないかと思っています。まだ勉強不足でしっかりした主張ができないというのが正しいのですが… この本の著者がなぜこんなにも天皇が好きなのか不思議です。 以前はそうでもなかった様で、以前の著書『天皇論』のために勉強してから好きになったそうです。 ですので、これを読み終わったら、『天皇論』も読んでみようかと思っています。 現在の天皇についての私見は、内外にに日本という国を(現実とは違い建前であったとしても)素晴らしいものだと説明するときに、絶対にスキャンダルを起こさず、国の面子などを保つために存在を維持しているものです。 なんだか薄っぺらい… 人(現在の天皇とソの関係者)に対してこれは失礼な言い方だと思いますが、今考えていることを、私の拙い文章力で表すのはこれが精一杯です。 天皇については、まだいろいろな意見を見聞きして考えてみようと思います。

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2011/12/28

天皇論、昭和天皇に続き本書を読んだ。ゴーマニズムシリーズは情報量が多く読むのが大変だが、日本人として、時間をかけてでも読むべき本である。小林よしのりの勉強量には脱帽だ。現在、女性皇族が結婚後でも皇族として残れるような案が取りざたされているが、本書を読めば実現しなければならない急務...

天皇論、昭和天皇に続き本書を読んだ。ゴーマニズムシリーズは情報量が多く読むのが大変だが、日本人として、時間をかけてでも読むべき本である。小林よしのりの勉強量には脱帽だ。現在、女性皇族が結婚後でも皇族として残れるような案が取りざたされているが、本書を読めば実現しなければならない急務であることがわかるだろう。

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