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新天皇論 の商品レビュー

3.8

24件のお客様レビュー

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2011/10/29

男系継承と女系(直系)継承の争いの話であった。 著者は女系(直系)の立場をとるようだが、 なかなか難しい問題であると思った。 この本を読む限り男系継承推進派の人々の論理は破たんしていると思った。 しかし、何分自分でじかにその主張とか文章を読んだわけではないので、なんとも言えないの...

男系継承と女系(直系)継承の争いの話であった。 著者は女系(直系)の立場をとるようだが、 なかなか難しい問題であると思った。 この本を読む限り男系継承推進派の人々の論理は破たんしていると思った。 しかし、何分自分でじかにその主張とか文章を読んだわけではないので、なんとも言えないのが現状である。。 なんにしても、陛下の御意志が一番重要であるわけだから、 発言できるように、皇室典範か憲法(どっちに縛られてるか未調査だが)改正しろよ。 そしたら、こんな論争生まれないし、陛下に御心労かけずに済むわけだから。

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2011/08/30

概ね正しいと思う。 日本の今迄の歴史、政治体制をえてもある天皇という 存在、過去の祖先を尊重する意味でも。 それを現代の価値観でくずそうとするのは子供の 発想な訳で。永続させる事が今生きるものの最低限の役目かな。

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2011/08/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

天皇直系である敬宮(愛子さま)が女系であれ男系直系であれば天皇を引き継ぐ皇室典範を今のうちに認めないと、たとえ悠仁親王殿下が男系として残るからと法整備をしないと、まず皇太子が天皇崩御の後に引き継がれた時に、今の皇室典範では皇太子がいなくなる。 また、女系の宮様全部が適齢期を迎え結婚され皇室離脱していけば、男系のみしか認めないという今の法律であれば悠仁親王のみが硬質に一人で残り、お相手の方が決まらなかったり、決まったとしても男の子が生まれなかったり,子どもが出来なかったりした時に皇室が絶えてしまうという現実がもう間近に迫っている。 過去の皇室を見れば8人10代の女系天皇が誕生しているし、中には母から娘へなど女系が当たり前に行われていた事実もはっきりしている。 皇室を無くすると言うことは国体を無くすると言うことであるという著者の国家を思う気持ちがよく理解出来た。 私も女系天皇は認めるべきだと感じた。

Posted byブクログ

2011/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

男系天皇、女系天皇の理解ができた。 天照大神は女性なのだから、女系天皇であっても私は構わないと思う。側室なしで男子を産まなくてはならないということが、今の世の一般常識から外れているし、体外受精してまで男子を産ませるなど、神の領域を侵すものでしかないと思う。 もうこれ以上先延ばしすることはよくないのではないだろうか。

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2011/07/28

同じ主張が繰り返されるので、正直飽きた。まあ週刊?で連載していたときは、毎回読者に前提知識を提示してから細部の主張にいくのでそれでもいいのだが、こういった形で一冊にまとまるともうその主張は聞き飽きたよっていうくらい毎回同じ主張が繰り返される。つまりこの問題に対して議論が停滞(進展...

同じ主張が繰り返されるので、正直飽きた。まあ週刊?で連載していたときは、毎回読者に前提知識を提示してから細部の主張にいくのでそれでもいいのだが、こういった形で一冊にまとまるともうその主張は聞き飽きたよっていうくらい毎回同じ主張が繰り返される。つまりこの問題に対して議論が停滞(進展がない)しているのか、もう議論は収束に向かっているのかどちらかということだ。

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2011/06/05

な、長かった。というか文字が多すぎ。 歴史部分の説明は面白興味深かったけど、後半はなんども同じことをしつこすぎかと(^-^;

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2011/04/11

何気なく本屋で手にとってこれは一読しておかなければならない、と思い購入。「天皇論」なるもの、真剣に勉強したこともなし。ただ、その第一歩としては、全体の議論を分けることができる。 初めから半分ぐらいは、なるほどそういうものかと小林氏の議論に賛同の意あり、その後、完読まで違和感が続...

何気なく本屋で手にとってこれは一読しておかなければならない、と思い購入。「天皇論」なるもの、真剣に勉強したこともなし。ただ、その第一歩としては、全体の議論を分けることができる。 初めから半分ぐらいは、なるほどそういうものかと小林氏の議論に賛同の意あり、その後、完読まで違和感が続く。 要約すれば、1点、なぜこの著書でいう古代における「女帝」に配偶者がいなかったのか?ということに尽きる。この点が明らかにならざる点、すっきりしない。しかし、皇統がどのように承継していくべきかという点、何度も反論されている側室ない直系男系男子のみで安泰であるという点は、同意できない。またY染色体など科学を持ち込むことは、議論そのものをおかしなものにしている。CPスノーが論じた2つの文化の大きな溝を超えられないし、科学のパラダイムで論じることのできない、いわゆる価値論の範疇にある。 追記:桜チャンネルの水島氏の愛子内親王殿下の次の皇統承継についての懸念 http://www.youtube.com/watch?v=ubpPMoafYbk&feature=related 読んだ直後の違和感は、やはり過去になった歴史を小林氏が描いていないことだ。

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2011/03/17

もう、いいかげんに、男系とか女系とかに固執した議論するのはヤメにしよう。と、考えさせられる本。 なんか、日本人らしくないよ、この一連の議論。 天皇陛下のご意思を尊重すべきだと思うよ。 伝統というならば、男系が望ましいと思うけど、それを実現するために、側室を認める?男尊女卑が伝統?...

もう、いいかげんに、男系とか女系とかに固執した議論するのはヤメにしよう。と、考えさせられる本。 なんか、日本人らしくないよ、この一連の議論。 天皇陛下のご意思を尊重すべきだと思うよ。 伝統というならば、男系が望ましいと思うけど、それを実現するために、側室を認める?男尊女卑が伝統?何代も前の顔も素性も分からない親族と称する人間に跡継ぎの男子がいないからって、自分の家を渡せる?人口受精か?トキかよ! もう少し、現代的かつ、血の通ったヒトらしい結論はあると思うな。 あと、個人的に吉田松陰の「士規七則」に興味あり。

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2011/02/14

いままで不勉強だったので、ただ漠然と「天皇は男系男子」で、悠仁さまがいらっしゃるからとうぶん安泰だ――と思っていたのだが、それが大きな間違いだと気づいた。 この漫画では、何度も繰り返し繰り返し、今の皇室典範を早急に改正し、女系天皇・女性天皇を公認することが国体護持につながる、と...

いままで不勉強だったので、ただ漠然と「天皇は男系男子」で、悠仁さまがいらっしゃるからとうぶん安泰だ――と思っていたのだが、それが大きな間違いだと気づいた。 この漫画では、何度も繰り返し繰り返し、今の皇室典範を早急に改正し、女系天皇・女性天皇を公認することが国体護持につながる、とさまざまな資料を挙げて事細かに説明している。漫画なのに文字が多く、読み終わるのに時間がかかった。 作者が繰り返し訴えている皇位継承問題は以下の3点。  1.皇籍取得してもいいという旧宮家子孫の男子は実在するのか?  2.旧宮家子孫の皇籍取得を国民が認めるのか?  3.側室なしで男系継承が続くのか? この三重困難を解決しなければ、いまのままの制度では皇統が途絶えかねないと。また、愛子さまと悠仁さまのどちらに帝王教育を授けるのかという問題から、あと数年のうちにはこの問題を解決しなければならないと。 賛否両論ある意見だろうが、まずはじっくりと、この本をきっかけに考えてみたいものである。

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2011/01/28

この本はヤバい。 ヤバいヤバい。 若者がよく使う「すごく良い!」という意味でヤバすぎる。 自分と相反する考えについて、理路整然たる弁明で説得され 終いにはそっくり考えを変えることは快感をも伴うということを知った。 そして重要なのは、この本は日本の国体を救うかもしれないということだ...

この本はヤバい。 ヤバいヤバい。 若者がよく使う「すごく良い!」という意味でヤバすぎる。 自分と相反する考えについて、理路整然たる弁明で説得され 終いにはそっくり考えを変えることは快感をも伴うということを知った。 そして重要なのは、この本は日本の国体を救うかもしれないということだ。 直接に国体を守るのはこの本を読んで国民が意識を変えることにかかっているが、 この本は国民多数の意識を劇的に変えるポテンシャルを持っている。 その意味で、この本は数十年後、国体護持の救世主だったと言われる可能性がある。 この本ほど多くの人に読まれる「意義」がある本もないだろう。 日本人であれば、保守・革新、感心の有無を問わず、熟読すべき書である。 本当にたくさんの人に読んでもらいたい。 とりあえずは全国の市民図書館に置くのは当然であろう。

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