こっちへお入り の商品レビュー
落語がこんなに奥深いとは! 何事もやってみるものですね 落語のCDを貸したことをきっかけに交際が始まり、結婚した友達がいます。その子もこんな感じだったのかな、と微笑ましい気持ちで読みました。 久々に笑点が観たくなったw
Posted by
初の落語小説 面白かった 自分では選ばない本で、一万円選書で出会いました 帯に「涙が止まらなくなりました」とありますが 私は涙は出ませんでした 『落語って、対立する人物っていうのが必ず出てくるから、やってるうちに反対側の見方が自然に身につくんだよ』 自分の見方だけじゃなく、...
初の落語小説 面白かった 自分では選ばない本で、一万円選書で出会いました 帯に「涙が止まらなくなりました」とありますが 私は涙は出ませんでした 『落語って、対立する人物っていうのが必ず出てくるから、やってるうちに反対側の見方が自然に身につくんだよ』 自分の見方だけじゃなく、相手側からの見方も考えなきゃいけないって事だね 本を読んでいるといろいろなことを教えられる 人から言われると素直に聞けないことも 本からなら受け入れられる これからもこんな本に出会いたいな
Posted by
一万円選書(2024.6) 興味があったら入ってみる。 どんなことも見方を変えれば笑い話になるのだ。
Posted by
素人落語に挑戦するOLの話。 落語を通して人生を学んでいく。 落語って、オチが割れているのに何が面白いんだと思ってたことがあるけど、柳家喬太郎の「まんじゅう怖い」を聞いたときは爆笑した。 なるほど、こういうことかと。
Posted by
ひょんなことから素人落語に参加してはどっぷりはまる。 どこかで書評を読んでからいつか読もうと何年かリマインダしといたのだけど、あまり世界に入り込めませんでした。ストーリーよりも落語うんちくが楽しく、ちょっとしっかり聞いてみたりしてみようかとも思ったりしたりしなかったりしました。
Posted by
素人落語に挑戦するアラサー女性の話。 趣味の範疇といえど人前で落語の実演はレベルが高いよぉ、と読みながら主人公たちにひたすら感心した。 人間の業を肯定するのが落語。自分の中の汚さに直面し、向き合い、呑み込む。腹に落ちるかどうかはともかく。 落語は地方住まいではなかなか接する機会が...
素人落語に挑戦するアラサー女性の話。 趣味の範疇といえど人前で落語の実演はレベルが高いよぉ、と読みながら主人公たちにひたすら感心した。 人間の業を肯定するのが落語。自分の中の汚さに直面し、向き合い、呑み込む。腹に落ちるかどうかはともかく。 落語は地方住まいではなかなか接する機会がありません。本でばかり知識を増やしているので、いつか寄席に行ってみたい。 北海道のいわた書店さんの「一万円選書」でご縁のあった本。
Posted by
落語が聴きたくなった。 が、職場のことや実家のことはもやもやしたままで、それをどうこうする話ではないのだろうが、落語の内容はほどほどにしてほしかった。
Posted by
落語って難しそうあんまり興味が湧かないなと思いつつ、紹介されたので読んでみた 作者さんはこの本から落語を通して、自分の幅が広がるわくわくを伝えてくれる。 大人になってあらゆる刺激に慣れていき、人生がマンネリ化していくからこそ、自分を解放する体験は貴重であり、積極的に自分で見つけ...
落語って難しそうあんまり興味が湧かないなと思いつつ、紹介されたので読んでみた 作者さんはこの本から落語を通して、自分の幅が広がるわくわくを伝えてくれる。 大人になってあらゆる刺激に慣れていき、人生がマンネリ化していくからこそ、自分を解放する体験は貴重であり、積極的に自分で見つけていく必要があると思った。その一つの提案が落語。 主人公今まで趣味を持たなかった普通のOLでだんだん落語にのめり込んでいくところが好き。どんな魅力があるんだろうと興味を掻き立ててくれる。 落語脳を持っていると、物事のあらゆる側面の面白い部分を見つける癖がつく、また、落語は対局の相手が現れるから逆の立場の意見も知ろうと思う気持ちが芽生えるらしい。知らないことばかりで読んでよかった本だった。
Posted by
落語が聴きたくなった。 馴染みのない落語と、共感できる日常の様々な問題が上手く混ざっていて惹き込まれた。
Posted by
33歳独身OLがひょんなことから素人落語クラブに入り、落語を通じて人間的成長を遂げるお話。ただし、落語を題材にした成長物語、という説明なら、佐藤多佳子「しゃべれどもしゃべれども」の方が適切だと思います。 「こっちへ~」の方はむしろ、人間の成長物語を使って、落語の良さを紹介した作...
33歳独身OLがひょんなことから素人落語クラブに入り、落語を通じて人間的成長を遂げるお話。ただし、落語を題材にした成長物語、という説明なら、佐藤多佳子「しゃべれどもしゃべれども」の方が適切だと思います。 「こっちへ~」の方はむしろ、人間の成長物語を使って、落語の良さを紹介した作品、と言っても良いと思えるほど、落語の面白さや奥深さ、今の時代に落語を聞くことの意味を感じられる作品です。 文中にも、落語のセリフの抜き書きがあったり、同じ作品で噺家さん毎の違いがあることに触れたり、作者はよっぽど落語が好きなんだなと思えます。そんな落語大好きな人が書く文章だから、落語の解説自体、読んでて楽しい。 僕もずっと落語には興味があって、クドカン脚本でV6岡田君が主演のドラマ「タイガー&ドラゴン」も大好きだったんですが、この小説を読んで、改めて落語面白いなと思いました。文中に出てくる名人たちの噺は、片っ端からyoutube見ました。 村上春樹「もし僕らの言葉がウィスキーであったなら」を読んでスコッチを飲みたくなるように、かつての少年たちが映画「燃えよ!ドラゴン」を見た後にヌンチャクを買ったように、この本を読んだらあなたは必ず、落語を聞くことになります。
Posted by