場のマネジメント実践技術 の商品レビュー
職場の「壁」を壊し、組織統合の「壁」を乗り越える https://str.toyokeizai.net/books/9784492521922/
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■伊丹先生は「場のマネジメント」 について20年以上にわたって 研究されています。 日本能率協会コンサルタント との共同研究で、実践してきた 手順が書かれています。 1年かけて職場の中に、本当の 意味での「場」を作る取り組み です。 ■期間の前半は個人に...
■伊丹先生は「場のマネジメント」 について20年以上にわたって 研究されています。 日本能率協会コンサルタント との共同研究で、実践してきた 手順が書かれています。 1年かけて職場の中に、本当の 意味での「場」を作る取り組み です。 ■期間の前半は個人に、後半はチ ームに焦点をあてていきます。 現実の問題を解決するために、 まずはお互いを知るということ を大事にしています。 ■場づくりをしていくための、詳 しい手順が参考になりました。 ポイントは一足飛びにやろうと せずに、段階的に継続してやっ ていくところにありそうです。 ■この本で私が共感したところは次のとおりです。 ・場の成立のためには、四つの場の 基本要素(アジェンダ、解釈コード、 情報のキャリー、連帯欲求) が必要になる。(p79) ・まず、他責で、通常の職場に おいては公な場所で話すことは タブーとされている不平・不満・ 不審を愚痴という形で感情のまま 曝け出させることだ。(p144) ・見える計画づくりの過程では、いま までの一人ひとりが積み重ねてきた 歴史的組織的な経緯を乗り越えて、 メンバーのシグナルの意味を解釈し、 理解し、了解していく。(p179) ・職場で働く人々が、振り返りから 心理的なエネルギーを得ることが できる場面は三つある。(p186) ・新しい組織を機能させ、「組織統合」 の統合シナジーを創出するためには、 「アジェンダへの信認」を少しでも 早い時点で高めてくことが非常に 重要なポイントである。(p262)
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場の重要性。誰しも職場で何となくは認識していることだと思うが、それを体系化し実践できるところまで整理されている。場の定義、つくりかた、動かしかた、一通り意識することで、特定のトピックのみを抽出して適用することもできそうなので、職場での意識も変わるのでは。
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秋からの講習の講師の著。事前学習として取り組む。 効率第一主義とマネージャーの短期的視点から、職場の活気が欠如してきている。横のつながりによる職場の活性化を説く。課題設定として、かなりドキリとさせられた。仕組みとしてのKI活動を推奨。例示が繰り返し挙げられている感も強く少し食傷ぎ...
秋からの講習の講師の著。事前学習として取り組む。 効率第一主義とマネージャーの短期的視点から、職場の活気が欠如してきている。横のつながりによる職場の活性化を説く。課題設定として、かなりドキリとさせられた。仕組みとしてのKI活動を推奨。例示が繰り返し挙げられている感も強く少し食傷ぎみ。
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理論の実践と結果が載っており、手法のレベルまで落とし込んで頭に入れられるのは大変よかった。しかしながら、理論そのものにはまだまだ足りない部分もあるので、今後のブラッシュアップに期待。自分としても実践をしているところ。
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