不合理な地球人 の商品レビュー
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内容は面白かったのだが、文章が固くて、読むのがしんどく感じた。 第7章の価格差別と自己選別の話が面白かった。 なんでキャッシュバックってやるんだろう?と思っていたのだが、そういうことだったのか、、、 最後まで読んでも、エピローグの問題には騙された。 AとBが合わせて2100円持ってて、AはBよりも2000円多く持っている。Bはいくら持っているか?なんて2000円だと思うのに、、、 最後まで読んでも、人間の脳は変わらず騙されやすい。
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ナッジの勉強がしたいと思い、その基礎となる行動経済学について読んでみようと思って借りた。 とっても読みやすくて、面白く読み進めることができた。自分だったらどれを選ぶかという例題が豊富にあることや、おなじみのボスのCMの宇宙人ジョーンズを巧みに活用するところなどが、学問の解説ながら...
ナッジの勉強がしたいと思い、その基礎となる行動経済学について読んでみようと思って借りた。 とっても読みやすくて、面白く読み進めることができた。自分だったらどれを選ぶかという例題が豊富にあることや、おなじみのボスのCMの宇宙人ジョーンズを巧みに活用するところなどが、学問の解説ながら入りやすくしているのだろう。 個人的に特に面白かったのは、「参照点依存性」と「損失回避性」(損失と利得が同じ規模の場合、利得よりも損失の方が2.25倍程度重く受け止める傾向)、くじ引きで「さらに」もらえる場合と、多くもらって、そこから引かれる場合で期待値は同じなのに選択が違ってくるのは興味深い。 それからレジ待ちのいらいらは網膜認証で個人識別して自動で引き落としされる仕組みになれば解決できる話、すでに実用化されていて時代は変わるなと思った。
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行動経済学の解説書。事例が多く分かりやすい。文章中に「龍馬伝」やらTDLやらが登場し、あれ?著者は海外の方なのに?と思ったら、関西学院大の講師をされてる方とのこと。
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行動経済学の入門書。人がどうして不合理な判断をしてしまうかを、保有効果、価値観数、現状維持バイアスなどの用語の説明を通じて解説している。普段何気なく意思決定した行動も、理論的に説明できることが新鮮。
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行動経済学の面白さにはまる。次々と出される問題を考えていくと、人間の思考パターンに見事に陥っている自分を発見する。なかなか冷静になれない、脳が間違った判断を下すなど、突きつけられていく事実に絶えず相槌をうつ。
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宇宙人ジョーンズとの掛け合いで進んでいく。 行動経済学について,難しい数式を使うことなく,わかりやすくかつ面白く解説してくれる書。
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かなりやさしめの行動経済学の本。理論的な話が知りたい人向けではない。 物語的に読めるので、とりあえずの興味がある人には読みやすいと思う。 これ系の本(入門書)を読んだことがある人は、同系統の内容を読むことになるのであんまりオススメしないかも?
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214ページのフレーミング効果 ①節電すると、年間3万5千円も節約できる(ポジティブ・フレーム) ②節電しないと、年間3万5千円も損をする(ネガティブ・フレーム) の印象の違いなど、具体的な例が多く記述されておりわかりやすかった。 上記のフレーミング効果や、問題57(280ページ)にあるような、売れないけど高額なおとり商品を作る、などは、今日から即使えそうなマーケティングテクニックもあり、参考になった。
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行動経済学の入門書として素晴らしい。著者が外国人で訳本かと思いきや、どうやら違うみたいで文章がとても平易で読みやすい。例も分かりやすいし、理論もまんべんなく網羅している。 また違う本で深めたくなる、行動経済学を勉強する上で第一歩になりました(^o^)
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訳書だと思ったら、日本の大学の教授っぽい。 事例もオモシロくてわかりやすく、 何よりも読み物としても読みやすかった
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