哲学の教科書 の商品レビュー
冒頭に付された簡潔な序文でドゥルーズは、傾向性や欲求を充足させるための二つの手段である本能と制度を、動物のように直接的に満たすか、あるいは社会のなかで間接的に満たすかという様態の差異によって区別し動物の範疇から抜け出しつつある人間は本能を離れ人為的な制度を考案するに至ったと結論づ...
冒頭に付された簡潔な序文でドゥルーズは、傾向性や欲求を充足させるための二つの手段である本能と制度を、動物のように直接的に満たすか、あるいは社会のなかで間接的に満たすかという様態の差異によって区別し動物の範疇から抜け出しつつある人間は本能を離れ人為的な制度を考案するに至ったと結論づけている。これに続くテクスト群では、ヒュームをはじめとしてベルクソン、カント、ライプニッツといった哲学史研究の題材のみならず、人類学、生物学、法学等のきわめて広範な分野から縦横無尽に引用がなされており、ドゥルーズの思想的背景を知るためのヒントがちりばめられている。(山下雄大)
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知的好奇心の固まりですね。体系的な現象を解析するには、こうしたことをしなければいけないんでしょうね。特に現代のような高度情報社会ではね。
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