ふたり道三(上) の商品レビュー
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文庫になったら読もうと思ってた。さっそく購入。 (どうやら、すでに新潮で文庫があったみたいだけど) おもしろい。 伝奇小説っていう分野ですなあ。 そんなにたくさん知っているわけじゃないけど、戦国武将を主人公にして、伝奇小説って、あまりないんじゃないかなあ。 フィクションを盛り込みにくいというか、あまりやりすぎると、あきらかに「作りもの」感が出ちゃうんだと思う、有名な人物だと。 まあ、それはそれで、そういうつもりで読めばおもしろいんだろうけど。 この小説のいいところは、本物っぽさ。 もちろん、これが「伝奇小説」であることは、読み始めてすぐにわかるんだけど、それでもどこまでが本当で、どこからが嘘なのかがとってもわかりにくい。 マイケル・クライトンを初めて読んだときのような。 全体としては嘘だって理性ではわかっているんだけど、読んでいる感覚としては、なんだか目の前に展開されるドラマが本当なんじゃないかと錯覚する。 とても楽しく読めたー。 あと、長いのがいい。 どんどん読んでも、なかなか終わらないのが、とってもうれしい。
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斎藤道三を扱った小説は、司馬さんの国盗り物語以来ですが、この本は、エンターテイメントとしての小説なので、歴史を詳しく知りたいという方には、不向きだと思います。 しかし、読むにつれて、人物のつながりが深くなっていき、また戦国の中での縁や血などについても、上手く描かれていて、楽しく読むことが出来ます。 続刊を読むのが楽しみです。
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