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RUN RUN RUN の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/07/06

真夜中にたまたま出会って、そのまま旅行へって……なんやそれって思ったけど、意外に面白かった! 誰でも大なり小なり悩みはあるもの。この3人はそれぞれ重い苦悩をかかえ、押しつぶされそうになりながら、何とか踏ん張って生きていたところに出会ってしまい現実逃避。いいなぁ~後先も考えず逃げ出...

真夜中にたまたま出会って、そのまま旅行へって……なんやそれって思ったけど、意外に面白かった! 誰でも大なり小なり悩みはあるもの。この3人はそれぞれ重い苦悩をかかえ、押しつぶされそうになりながら、何とか踏ん張って生きていたところに出会ってしまい現実逃避。いいなぁ~後先も考えず逃げ出してみたいなぁ~

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2015/10/18

人生には多くの覚悟が必要な時が来るけど、その覚悟を決める為のモラトリアムを偶然 3人は共に過ごした。そう考えるとこれほど、見事な青春小説はないと思う。

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2013/07/08

30歳目前、雑誌の編集をしているマリ子。24歳、キャバ嬢で人生崖っぷちなルナ。17歳、高校二年生のマコト。ある深夜の新宿、年齢も仕事も性格もバラバラな三人は偶然出逢い、お互いのことを何も知らないまま、温泉旅行へ出掛けることになった。それぞれが抱える事情とともに、新潟へと車を走らす...

30歳目前、雑誌の編集をしているマリ子。24歳、キャバ嬢で人生崖っぷちなルナ。17歳、高校二年生のマコト。ある深夜の新宿、年齢も仕事も性格もバラバラな三人は偶然出逢い、お互いのことを何も知らないまま、温泉旅行へ出掛けることになった。それぞれが抱える事情とともに、新潟へと車を走らす。勢いだけで始まった旅だったが……。

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2013/02/02

ジャケ買いしたはいいけど1年くらい積ん読だった本。もっと早く読んどけば良かった。ちょっと疲れて、頑張る力が欲しい人、オススメです。

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2012/08/16

新宿をさまよう17歳。 キャバクラを無断欠勤した24歳。 後頭部に空き缶をぶつけられた29歳。 みんな、 人生どん詰まりの崖っぷち。 そんな3人が偶然出会って、 時間と車が走り出す! 「ワタシのミステリートレインは  本当はどこへ行きたかったんだろう・・・・...

新宿をさまよう17歳。 キャバクラを無断欠勤した24歳。 後頭部に空き缶をぶつけられた29歳。 みんな、 人生どん詰まりの崖っぷち。 そんな3人が偶然出会って、 時間と車が走り出す! 「ワタシのミステリートレインは  本当はどこへ行きたかったんだろう・・・・・・。」 全く見知らぬ3人が 少しずつ自分の内側に抱えているものを こぼしていく姿は なんだか切なくて苦しくて、 共感してしまった。 「ダメダメなのだ。アホアホなのだ。  それが確認できただけでもまだマシだ。」 山下さんが描く女性は、 なんだかいい。 文章自体は読みやすくて、さっぱりしています。 たぶん逃げるのは、悪いことぢゃない。 傷を舐めあったっていい。 だけど、 それに浸かってしまうのではなくて その先が大事。 そーゆーことを、 女の子を軸にして描いてくれています。 私も、悩んでがんばってるよ。 それを知っているよ。 あなたはがんばってるよ。 「自分の存在がわからなくなって、  目眩がするほど淋しかった。  確かに、そうひとこと言ってほしかった。」

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2011/07/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

陸上部小説です。女3人でプチ逃避行だからRUN RUN RUNなのかな、と思ってたら、本気で3人とも陸上やり始めたからびっくりしました。 王道のロードムービー(ノベル?)ですが、 年齢も職業も人生経験も(あと陸上の種目も)違う3人の対比とやり取りが面白くて読み進めていくうちに、あれ?実はものすごく技巧的な小説なんじゃね?と思えてきました。 地味に巧い小説って印象です。

Posted byブクログ

2011/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3人の女性が新宿歌舞伎町で偶然出会い、そして 出会った瞬間から何故か3人で冬の新潟へと旅立つ事に。 17歳の訳あり女子高生、24歳の崖っぷちキャバ嬢、 29歳の未だ自分探し中の雑誌編集者という面識の なかった3人による、日常からエイっと一歩を踏み出した の逃避行。それぞれが抱える問題の大小はありながらも、 自分の中の殻やリミッターが非日常の旅によって序々に 外れていき、幼稚で儚い仮想の3姉妹という関係性を 持つ事で癒されていく。 女性版ロードノベルにして成長小説。 旅の終盤、クライマックスには3人の繋がりが 強固になっていくにつれ、その本音や背負った 柵を吐露する事で、意外な3人の接点が浮き上がってくる。 偶然ではなく、必然だった3人の出会い。そして更に 「走る」事でにただ逃げる事から、意思を持った脱出の シーンはあざといながらも、清々しくもキラキラとして 羨ましくもあります。読み終えてから、表紙の写真を 見ると...なかなかいい装丁だなーと思えてきますw。 旅ってやっぱりいいね。どっか...行きたいなー。

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2011/01/07

17歳の女子高生、24歳のキャバ嬢そして29歳の女編集者。偶然出会った3人が北へ逃避行。 帯には「どうしてこんなに女子の微妙な気持ちがわかるんだろう?」なんてあったが、自分には普通の人間、所謂凡人の微妙な気持ちにしか思えなかった。 現実には、小説のようなことにはならないのは分か...

17歳の女子高生、24歳のキャバ嬢そして29歳の女編集者。偶然出会った3人が北へ逃避行。 帯には「どうしてこんなに女子の微妙な気持ちがわかるんだろう?」なんてあったが、自分には普通の人間、所謂凡人の微妙な気持ちにしか思えなかった。 現実には、小説のようなことにはならないのは分かりきっているが、読了後清々しくもポジティブな気持ちになれる。 キオスクで偶々手に取ったこの一冊。こーいった出会い好き。

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